この大聖堂の原型は、マーシア王エセルレッドが、現在の大聖堂のある地に、聖ペテロ・聖パウロ教会を建立したもの。 それに彼の妻でアルフレッド大王の娘でもあったエスルフリーダが、聖ワーバラの聖遺物を祀り聖ワーバラ教会としたものです(ややこしい)。
Chesterは清教徒革命の際に王党派についたためにクロムウェルの議会派軍によって多くの建物が破壊され、この大聖堂もその犠牲となってしまいました。
さらに柔らかい赤い砂岩で作られているために創建当時の彫刻の類は20世紀初頭に修復された箇所を除き、ほとんど原形をとどめていません。
19世紀からの過剰な改修により歴史的評価があまり高くないようですが、 テューダー調の街並みにその赤い建物が綺麗に溶け込んでいて荘厳な感じを受けました。
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