「京一、龍麻と喧嘩でもしたのか?」 遠慮なくずばりと切り込んでくる醍醐の問いは、ある程度予想していたものだった。 「…別に、喧嘩なんざしてねェよ」 「そうは見えないんだがな」 醍醐の言い分も尤もで、京一はあの日から一度も龍麻と言葉を交わしていない。それどころか近づきもしないのだから、普段を知っている回りの人間はさぞかし不審を抱いているのだろう。おまけに、京一は不機嫌のオーラをそこら辺り中に振りまいている。 不機嫌の看板を背負っているような京一に臆さず話しかけてくるのは度胸がいるが、流石に醍醐は遠慮などしない。京一の嫌そうな顔にも全く頓着せず、聞きたいことを言ってくる。 「お前はこの間からずっと不機嫌だし、龍麻の方は普通に見えて心ここにあらずといった風だし」 「………」 答えない京一に、それでも醍醐は言葉を重ねてくる。 「喧嘩に口を挟むつもりはないんだが、もうそろそろ、歩み寄っても良い頃じゃないか?」 あの夜から3日目、流石に最初は静観していた醍醐も我慢が出来なくなったらしい。 「だから、喧嘩じゃねェって…」 そう、喧嘩ではない。喧嘩とも言えないような言い争いの果てに、龍麻に背を向けた後味の悪さは、確実に今も尾を引いていた。 「別に…」 「龍麻は、お前のことを気にしているようだが?」 確かに、話しかけてこないし近づいてもこないが、龍麻からの視線には気が付いていた。ちらちらと、こちらを窺うような視線に気づきながらも、京一は視線を返せなかった。 顔を合わせづらい。それだけではなく、『関係ない』の一言が未だ頭をぐるぐると回っている所為で、龍麻と向き合えばまた言い争いになってしまいそうだったからだ。 「何の諍いがあったのかは知らないが、お前達二人がそうだと回りまで暗くなる。帰りにいつものところへ行くから、もう少し歩み寄ってみればどうだ?」 「………」 「龍麻は、行くと言ったぞ?」 「わーったよ…」 渋々ながらそう言うと、醍醐はいつもの馬鹿力で京一の肩を叩いた。 「まあ、喧嘩もあるだろうが、溜め込まずに行動してみればどうだ?案外殴り合ってみるのもすっきりするかもしれんぞ?拳は何よりも雄弁だからな。言葉ではわからなかったものが伝わる事もある」 「…お前じゃあるまいし」 小声で呟いたのだが、醍醐の耳には届いたらしい。 「はははっ、調子が出てきたじゃないか。その調子で龍麻にもちゃんと話してみるんだな」 背中を叩く仕草は乱暴そのものだが、掛けられた言葉はずっと優しいものだった。大きな図体をしているのに、醍醐は似合わないほど細やかな気遣いを見せる事がある。背を向けた醍醐に京一は今度は聞こえないように呟いた。 「話してわかりゃ苦労はしねェよ…」 正直、京一自身にも、自分が何故ここまで腹を立てているのかよくわからないのだ。 亜希子と仲良くしている龍麻の様子が気になって、別れた後も彼女を誉める龍麻に気持ちを掻き乱されて――― (本当に、何であんなに気分悪かったんだか…) ただ、『関係ない』と言われた瞬間の目の眩みそうな怒りは今でも京一の中にある。 しかし、あの不愉快さが復活するにしても、このまま避けている訳にもいかなかった。京一自身がそんな中途半端には耐えられない。今も、龍麻を捕まえて問いつめたい気持ちと、これ以上の諍いを避けたい気持ちは半々なのだ。醍醐の誘いは、丁度いい口実だった。もうちょっと、落ち着いて話をして…けれど。 (オレハ、アイツカラナニヲキキタインダ…?) その答えを、京一はまだ持ってはいなかった。
ラーメン屋へ向かう道すがら、上手い切欠を掴めずに、京一はだらだらと最後を歩いていた。目の前には、傍らの小蒔になにやら話しかけられて応じている龍麻が居る。醍醐だけではなく、葵や小蒔まで来たところをみると、心配していたのは醍醐だけではなかったらしい。小蒔が、何やらくすくすと笑いながら龍麻に話しかけている。 いつもなら、今の小蒔の位置は京一の定位置だ。たかだか2〜3日話をしていないだけなのに、それがひどく遠く感じる。その姿をぼんやりと眺めながら歩いていると、前を歩いていた葵がすっと近づいてきた。 「仲直りは、しないの?」 醍醐がストレートなのはいつものことだが、葵がここまではっきりとものを言うのは珍しい。答えあぐねて黙っていると、葵はちょっと目を伏せて小さく笑った。 「二人とも、落ち着かないって顔をしてるのに、ね」 「…喧嘩してる訳じゃねェよ」 結局、醍醐に言ったのと同じ台詞しか出てこない。 こういう時、相手が小蒔なら煙に巻いて誤魔化すのだが、葵の場合それが通用しない。優しげな笑顔で逃げを許さないのは、どこか龍麻にも通じるものがある。 「喧嘩じゃないのなら、何があったのかを話して?」 「…それは」 「私に話せないのなら、ちゃんと二人で話して。私、不機嫌な京一君も、元気のない龍麻もこれ以上見たくないわ」 そう言って、葵はにこりと笑った。 (逃げ、らんねェよなぁ…) 笑っていても、葵の目は真剣だ。本気で案じてくれているからこそ、気休めを言ってあしらえない。 「ああ…」 わかったよ、と言いかけた時だった。 「京一!」 勢い良く背中を叩かれて、京一は前につんのめった。 「おわっ、誰だっ!」 「やっほ。こないだはご馳走♪」 「あ、あき…?」 そこに居たのは、龍麻との諍いの原因とも言える亜希子だった。先日は私服姿だったが、今日は学校帰りらしく制服姿である。 「なんでお前、ここに居るんだ?」 「なんでって…家、近くだもん」 そう言えば、昔そんなことを聞いた気もする。亜希子は京一の傍らの葵を見ると目を丸くして京一を肘でつついた。 「なに?こんな美人の彼女が居るのに、まだナンパなんかしてんの?」 「そんなんじゃねェって」 気を使ってか、小声での亜希子の問いは、しかし葵にはしっかり聞こえていたらしい。 「私のことは気にしないで?」 にこりと笑う葵の笑顔をどうとったのか、亜希子はぶんぶんと手を振った。 「あ、えと、私、古馴染みではあるけど、コイツとはなんでもないからね。只の、トモダチ」 「だから、そんなんじゃねェよ」 「ふふふっ」 げんなりと言う京一と、笑みを崩さない葵に、亜希子は自分の誤解に気づいたらしい。気まずそうに視線を逸らした。 「やだ、そういうのははっきり言ってよ」 「俺はちゃんと言っただろーが」 「あんな小声じゃわかんないわよっ」 「お前なぁ…」 じろりと睨まれて、亜希子は渇いた笑い声を上げて話を逸らすように周囲に視線を走らせた。 「あはは…いいじゃない、まあ。それより、こないだの彼…龍麻君は今日は一緒じゃないの?」 その名前に、京一の肩がぴくりと揺れた。 「…アイツに、何か用なのか?」 心持ち低くなった声に気づいたのかどうか、亜希子は曖昧に言葉を濁す。 「ん〜ちょっとね。あ、居るじゃない。龍麻君!」 その声に、振り返った龍麻が、亜希子を認めて僅かに見開かれる。 喜びか、戸惑いか―――どちらとも判断のつかない表情。 胸に、再び膨らみ始めた黒いものに、京一は知らず拳を握りしめた。 「羽村さん?」 「んもう、あきだって言ってるのに!」 少し頬を膨らませ、亜希子は龍麻を軽く睨む。龍麻は苦笑して呼びなおした。 「ごめん、あきちゃん」 「う〜ん、ちょっと不満だけど、勘弁してあげる」 そう言って、亜希子は鞄の中から青い封筒を取りだした。 「これ、プレゼント」 「え?これ…」 驚いたような龍麻の耳元に、亜希子がすっと口を寄せた。 二言、三言囁くと、亜希子は何故か京一を振り返って笑った。そして、龍麻も。 あの時と同じ、柔らかく、嬉しそうな笑み。 それを見た瞬間、京一の中で何かが弾けた。 「え?ちょっと、京一?」 「お前、どこへ…」 気が付いた時には龍麻の手を掴んで歩き出していた。殆ど、走るような勢いの京一に、背後から醍醐や小蒔の訝しむ声が上がるが、それを聞いている余裕は京一にはなかった。
自分では意識していなかったのだが、気がつけば再び校門を潜っていた。大分疎らになった下校組の間を抜けて、体育館裏に着く頃には、周囲からは人気は消えていた。運動部の掛け声が響いているのが奇妙に遠い。 「京一…そろそろ、手、放さないか。別に…逃げようなんて思ってないし」 どこか遠慮がちな龍麻の言葉に、冷静に対処する余裕は今の京一には無かった。 「アイツと…会ったのか?」 「え?」 「あきの奴と、あれから会ったのかって聞いてんだよ!」 柔らかく笑って、内緒話をするほど親しくなったのか?
俺と…喧嘩してた間に。
その問いに、龍麻の顔が苦しげに歪んだ。一瞬の、何とも言えない切なげな表情に、胸を突かれる。
「京一には、関係ないだろう?」
次の瞬間、京一は龍麻の身体を思い切り傍らの壁に叩き付けていた。いきなりの衝撃に、龍麻が苦痛の声を上げる。 「誰が、関係ないんだよ?」 「…きょう、いち…」 八つ当たりだ。自分でも理解していた。けれど、込み上げる目の眩むような怒りは収まらなかった。 「誰の所為で、こんな…」 胸の悪くなるような思いをしてると思ってるんだ? 吐き出すように言い捨てて、京一は龍麻を見据えた。壁に押しつけた形になったのと、身長が殆ど変わらない為、苦痛に歪む龍麻の顔がすぐ近くにある。 整っているのは知っていた。けれど、ここまで間近で見たことは今までにも無くて、伏せられた長い睫毛や、すっと通った鼻筋が何故か得体の知れない衝動を誘う。そして苦しげな息を漏らす唇が目に入った時、京一はその衝動を堪えることを止めた。顔を近づけ、噛み付くようにして息を奪うと龍麻の目が驚きに見開かれるのが視界を掠める。 その、漆黒の瞳に映っているのが自分だけだという事実は、京一を酷く満ち足りた気分にさせた。 そして、触れた唇の意外な柔らかさと熱さ。もっと確かめたくて深く重ね合わせて舌を忍ばせた。龍麻の身体が、びくりと震える。 「……ッッ!」 次の瞬間。龍麻の拳が京一の頬を打った。 いつもの龍麻ならば軽く吹き飛ばされる所だが、軽くよろけただけで済んだのは拳に力がなかったせいだろう。 「……ってぇ」 それでも、頬を打たれれば痛い。鉄臭さが広がる唾液を吐き捨てて、京一は龍麻を睨む。 一瞬、確かに絡んだ視線は龍麻の方から外された。そして、漏れる小さな呟き。 そのまま、龍麻は殆ど走るような勢いで去っていった。 「……ッ」 激情が去った後の反動で、京一はずるずるとその場に座り込んだ。自然と、口をついて出る呟きは苦い。 「ああ、俺にだってわっかんねェよ…」
お前が、何を考えているのかわからない。
龍麻の残していった言葉が、酷く重たかった。 本当に自分でもわからない。 下げた視線の先を青いものが掠めて京一は顔を上げた。 龍麻の去った後の地面に残る、青い封筒。封を閉じてないそれは、落ちた弾みか、中身が半分はみ出している。 一瞬躊躇うが、結局京一はそれを拾い上げた。そして、思ってもいなかったその中身に目を丸くする。 (なんで、こんなもんが…) 「…京一君」 はっと顔を上げれば、そこには物言いたげな表情の葵が立っていた。 「美里…」 「龍麻と、さっきすれ違ったわ。私には、気づかなかったみたいだけど」 すべて見られていた訳ではないらしい。しかし、この状況では喧嘩をしたと受け止められても仕方ない。仲直りを進められた矢先にこれでは、葵が案じるのも無理はないのだが、葵の表情は案じるのともまた違う、逆に挑みかかるような光があった。 「話があるの。いいかしら?」 その言葉を、拒むことは出来そうになかった。
どこをどう歩いたのか。 はっきり覚えていないままに気がついたら家に帰り着いていた。いや、正しくは、歩いて帰ったのかどうかも定かではない。日も落ちて、真っ暗になった室内で呆然と座り込んでいる自分に気づいた時には、流石に情けなくなった。 しかし、掴まれた腕、指の痕の残る手首、それに熱すらもまだ残ってるように感じる、触れた唇―――どこもかしこも京一の感覚が残っていて、立ち上がることすらままならない。全身の力が抜け落ちたように座り込んで、龍麻は渇いた笑いを漏らした。 「情け、ねー…」 京一は本気で怒っていた。いつもは人を惹きつける鮮やかな笑顔の下に隠れていて、戦闘時位にしか曝さない真剣な表情。 それを間近で突き付けられた。 龍麻と亜希子が、自分の知らないところで会っているかも知れない。その可能性だけで本気の怒りを曝してみせる程、京一は亜希子に本気なのだ。 「はは…はははっ」 もう、笑うしかない。これ以上はないという形での完璧な、失恋。まさか、想う相手に嫉妬されることで失恋を確認する羽目になるとは思わなかった。 掴まれた手首が、今でもずきずきと痛みを訴えている。一瞬呼吸が止まるほど強く、壁に叩き付けられた背中にもまだ痛みは残っている。けれど、本当に痛いのはそこではない。 一番の痛みを訴える場所には触れることもできなくて、その分誤魔化せないそれは龍麻を捕らえて放さない。
何よりも、痛いのは。
強い感情を映した瞳がそのまま近づいてきた時に感じたのは、強い驚きだった。しかし、深く探るように京一の舌が滑り込んできた時、間違いなく心の一部が歓喜の声を上げた。 そして、そんな自分に気づいたときにようやく我に返った。 (あれは、反則だろう?) 怒りに任せて殴られた方がどれだけましだったか。腕や、背中と同じような身体の痛みなら、いつかは消えてしまうのに。心の方が、痛みはずっと後をひく。 そこまで考えて、龍麻は気づいた。
そういえば。 どうして京一はあんなことをしたのか。
ある可能性に気がついて、龍麻は拳を握りしめた。
見透かされて、いたのかもしれない。
どうすれば龍麻が一番ダメージを受けるのかを承知の上で、京一があんな手段を選んだのだとしたら。 あの一瞬に、浅ましく喜んだ自分を見抜かれていたのだとしたら。 胸が鷲掴かまれるようだった。 龍麻は目の前の机に力無く突っ伏した 「ひっでーよ、な…最低。そこまでするか?そりゃ効いたけど、さ…」 間違いなく、殴られるよりも何よりも、受けた衝撃は大きかったけれど。 ドウシテ、アンナサイテイナヤツガスキナンダロウ? そんな疑問が浮かぶ端から、それを否定する自分も居る。 違う。本当は知っている。京一はそんな嫌がらせをするような人間ではない。 いつも、気がつけば隣にいて、呼吸をするように容易く、龍麻の考えを読み取って笑っている。馬鹿ばかりやっているとしょっちゅう小蒔辺りには怒られているけれど、その事で救われている事もよくあって――――――そう考えてしまう自分に、龍麻は再び苦く笑った。 こんな状況でもやっぱり自分は京一の事が好きなのだ。その自覚が胸に詰まりそうだった。 けれど、出来ない。先へと足を踏み出すことも、この痛みばかりを訴える想いを振り切ることも。
そうなると。 今の自分に出来ることは一つしかない。
くっきりと指の形が残った手首にそっと指を這わせて、龍麻は大きく息を吐いた。まだ早い時間ながら、身体は鈍い疲労を訴えている。しかし今夜はどうにも眠れそうになかった。
次の朝の気分は予想通り最悪で、日差しがやたらと目に染みる。本当は休んでしまいたかったのだが、休むと一晩掛けて何とか片づけた気持ちが再び崩れそうで、龍麻は痛みを訴える頭を抱えたまま、学校の門を潜った。 「おはよっ、ひーちゃん!」 「ああ、おはよう、小蒔」 昇降口で行き会った小蒔は、龍麻の顔を見るなりぎょっと表情を引きつらせた。。 「…ちょっと、ひーちゃん?大丈夫?」 「え?何が?」 「何がって…酷い顔してるよ?」 小蒔の指摘も尤もで、なまじ整っているだけに、疲労が色濃く現れた顔は見るに辛いものがあった。ろくに寝ていない為に、目の下にはくっきりと隈も出来ている。 しかし、今の龍麻には自分の顔にまで注意を払う余裕が無いため、小蒔の驚きの理由がわからない。 「平気だよ、ちょっと寝不足なだけ」 そう言って微笑むと、小蒔は似合わない複雑そうな表情を浮かべて龍麻の顔を覗き込んだ。 「…昨日、あれから京一と何かあったの?」 問われて、龍麻は昨日、小蒔達を置き去りにしてしまった事を思い出した。 「ああ…昨日はごめん。折角誘ってくれたのに、悪かった」 その言葉に、小蒔の表情が更に歪む。 「ひーちゃん、ボク達の事はどうでもいいんだよ。ただ…酷い顔してるからさ。何かあったのかと思って」 「ああ、ちょっとね」 「え…?」 あっさりと肯定する龍麻に、小蒔が目を見張る。 「けど、大丈夫だよ。朝一でちゃんと仲直りするから、さ。まあ、こんな時間にあいつが来てたら、だけどね」 そう、今日はその為だけに出てきたのだから。 戯けて微笑んで見せた龍麻の表情に何を見たのか、小蒔は小さく息を吐いた。 「ったく、ひーちゃんってさ…」 「なに?」 小蒔は言いかけた言葉を飲み込むように、いつもの元気の良い笑みを浮かべた。 「朝一に、ちゃんと仲直りしてなかったら怒るよ。…って、けど京一がこんな時間に来てる訳ないから、放課後でも許したげるよ。それで、今度こそラーメン食べに行こうね!」
しかし、小蒔の予想に反して目当ての人間の姿は既に教室の中にあった。 いつものように木刀を肩に、醍醐と何か話している。 「おはよう」 声に、振り返った京一が僅かに目を見開く。ともすれば逃げそうになる視線を、龍麻はなんとか堪えて京一の顔を見つめた。 「京一、ちょっといいか?」 あまりにも直球なのは自覚していたが、小細工まで頭が回らないのが本音だった。断られた場合のことは考えてなかったのだが、京一は断らなかった。 「…ああ、俺もお前に話がある」 その答えに、龍麻は僅かに目を伏せた。 「…屋上に、行こうか」
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