「スローフード」について   
      .                                                               Coonie(クーニーさん画)
1、イタリアでの貴重な経験

<客を待たせて、店の人が>
スローフードといえば、イタリアである。2002年秋に妻と下の息子の家族でイタリアを旅行した。そこで貴重な経験をした。
フィレンチェのレストランの情報は、伊崎 裕之シェフに教わった、安くて美味しいお店である。
 伊崎シェフの「混みますよ!」の一言に30分前に着くと、既に20人ぐらい並んでいた。しかし、開店前の7時には、もう100人ぐらい行列していて、私達は「早く来て良かったね」と家族で話していた。(写真参照)
ところが、「開店前のお店の中では、地元の人のグループが先に食事をしていた」と思ったら、これがお店の料理人や給仕の人たちで、待たせている客を見ながら、悠々と飲んだり、食べたりしている・・・・これには驚いた。(日本ではあり得ないですよね!)

<30分ごとにワインが配られ>
さて、いざ開店になったら、お店の人が「リザベーション!」と行列に向かって言うではないか。
「えっ!!予約が要るの!」と思っているうちに、どんどん予約の内容が書いた紙(?)を持った客をいれって行く。その数70人ぐらいか?
 結局、予約客がどんどん入り、せっかく早く並んだにもかかわらず、店はいっぱいになってしまった。全くまいったな〜!(◎-◎;)
店の中ではこちらの気も知らずみんなゆったりと食事をしている。40分ぐらいした時、店員が外に並んでいる人たちにも、山盛りのチーズとワイングラスを配るではないか。そうこなくては!と思いながらご馳走になる。
しかし中に入った人達は、日本の蕎麦屋みたいに10分でつるつると食べ出てくるわけでは無い。また30分程度して、外の人が待ちくたびれたころ、山盛りのチーズとワイン。こちらも、店の中に負けずにむしゃむしゃ、ゴクゴク! 
そして、1時間30分並んで、こちらもイライラしだした時、今度はチーズではなく「サラミ」とワイン。憎いね!!O(^-^)O結局、2時間並んで8時半にお店の中に入れたときは、もうかなり飲んで、食べていた。


<それ以上は覚えられない>
中では「生ハム」をスライサーで、どんどん下ろしている。まるで豚肉みたいに(当たり前か?)・・・写真参照
早速、「えーと生ハムに」「ステーキ」に「サラダ」・・・・と注文し始めたら、給仕が言うに「それ以上注文されたら、頭がいっぱいで、パンクする」という。  (*^_^*)  マッタク!!
忙しい中でも、給仕の人たち(男性)は実に陽気で冗談が多い。

ところが料理が来て、給仕の「覚えられない」と言う言葉に納得した。一品づつの量がものすごく多いので、時間をかけてゆっくり食べてから、次を注文しろということらしい。日本人は、みんな焦って、いっぱい注文するから、給仕が注文をセーブしたようだ。結局、その通りで、大きな骨付きステーキは、食べきれずに断念、給仕の方が正しかった。 (^O^)

<10時に店を出たら、まだ行列が>
デザートを平らげて、ようやく満足して10時に店を出たら、まだ行列が外に30人ほど並んでいるではないか? いったいこの人たちは、何時にお店に入って、食べて飲んで、出てくるのは何時になるのだろうか? 
夜中の12時はたっぷり廻ることは確実である。まさにスローフードの実体験であった。


フィレンチェの恋人達のドウォモとヴェッキオ橋(クリック拡大)

レストランテの長い行列 (10時すぎても並んでいました)

天井から生ハムがいっぱい下がっている!

生ハムが、無造作にどんどんスライスされて・・・・

2、有機農法と骨太親父  

<有機農法の一番の壁>
宮城県で有機農法でおいしいお米を作っている「黒沢 重雄さん」、息子さんの「黒沢伸嘉さん」、および妹さんなどご家族が、仙台の食通の佐藤敏悦さんのご紹介で、有機農法の苦労と喜びのお話を聞いた。また、有機農法で育てたお米を会場で「おむすび」にして試食させていただいた。
 黒沢さんは、お話を「有機農法を始めて、一番大変だったのは、何だと思いますか」そんな語り口で黒沢さんは話を始めた。
しかし、その答えこれには驚いた。一番苦労したのが、予想した「害虫」や「有機肥料の作り方」などではなく、どっぷりと「農薬商売に漬った農協」との論争だったという。 

講演する黒沢さん

ご家族がボランティアで有機農法の米の「おにぎり」を握る

有機米を作る黒沢さん(真ん中)と日本初の有機認定日本酒の
秋田・由利本荘の齋彌酒造会社・社長(後段右)


手作り「手前味噌」つくり

 この味噌つくりは、「藤原にゃん子さん」とその味噌師匠「佐々木みどりさん」および友人が、特別に選んだ「大豆、麹、塩」を材料として、有機味噌を作ったものです。

一晩水につけた特別な有機大豆

特別な麹と特選塩

麹と塩を混ぜる

豆を擂る

擂った豆を一度団子にする

団子を容器の中に叩きつけて空気を抜く

塩を上に再度振り撒いて1年待つ

自家製「梅干」つくりに挑戦 2年目

今年も「梅干」つくりに挑戦しました。実はおじいちゃんが「誰も梅を取りに来ない・・・」と言って梅ノ木の枝を大幅に切ってしまったので、
トホホ・・・小粒の梅を買い、大半がこの梅です。


自家製「アジの開き」つくりに挑戦 

久里浜で、2時間で小アジを47匹釣りました。私は釣った魚は全て自分で料理して食べることにしているのです。
しかし、てんぷらにして、刺身にしても、大過ぎるので、開きにすることにしました。
お世話になった久里浜のボート船宿は、「秀丸」 090−4138−4410 美人で気持ちの良い対応のママです。


2時間で47匹は釣りすぎだ! 料理に困った!

開きに漬ける、お酒と北海道熊石の深層水の自然塩

お塩と酒の分量は適当、いや適切に!

2時間ほど漬けましたが、お塩を濃いめにした方が、
美味しいみたいです。(量は?? 適切に・・・)

しっぽに銀紙を巻いているのは、洗濯物に匂いが移ると叱られないために

できあがり、酒のつまみに美味しいです!

自家製「だらだら枕」つくり (フードではありませんが・・・)

お休みの日に、テレビの前で、こんな巨大枕に寝転がっているのは、天国ですよ。中味は、枕の材料(当たり前??)です。
ちょっと「日曜裁縫」でできますよ。3mの生地なら、横の円の直径は60cmで、できます。ミシンで3時間の作業です。


完成!フローリングの床に畳が2枚!

 円の部分だけは、チャコを使って・・・。

まるく切り抜く、ここだけは丁寧に

ミシンで円周に沿って縫うのは難しかった!

 1mのチャックを付ければ、出来上がり。

 北海道の根釧原野の開拓牧場の仕事を、大学生のころ(昭和43年と45年)に手伝いました。

  北海道の道東・根釧原野の中標津と別海で1カ月づつ、大学の2年生と4年生の時に2回働いた。
  当時のトラクターはドイツ製でした。自分は力が無くて、皆さんにお世話になりました。


  
 牧草のサイロの中の作業、草と牛の糞の匂いには、慣れました。
 右上の小学校2年生の男の子が車を運転して仕事を手伝っていました。立派な戦力です。 (^^♪
 




< 私が勝手に選んだスローフードのお店 >                                  .
水  伊崎 裕之シェフの店 (あら・くっちーな・でる・そーれ)         (  代々木or千駄ヶ谷 )
水  仙台・和風創作料理「すけぞう」山菜料理 「華(はな)」    ( 仙 台 )

                                                            

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