平成11年10月25日

藤塚の一里塚9時頃、友人宅を出発! ありがとう。 昨日の夜、これから持っていっても使いそうにない物を家に送り返すため整理をした。スニーカーや、寝袋のインナー、水筒など等・・ 通りのお店で宅急便で送り返した。1.5キロ位軽くなったかな、嬉しい。友人宅の最寄り駅はJR群馬八幡駅で、近くにはダルマで有名な達磨寺がある。そして、中山道には一里塚が残っている(群馬県内唯一の現存する一里塚らしい)。ひとつだけだけど嬉しい。昨日は夜であまり見えなかったので、ちょっと戻る事になるのだが写真を撮ってみる。いつまでも元気で。

一里塚から国道を通り、分岐して板鼻宿へ。 板鼻宿の次はすぐに安中宿だ。写真は、国道から分岐して安中宿に向かう所。歩道橋から撮ったのだが、天気がとても良くこれから向かう山々がよく見える。

安中杉並木碑 安中宿のはずれから杉並木が有ったはず。ところが・・・
杉並木が天然記念物であることを知らせる石碑はあるのだが
肝心の杉並木は何処にもない(写真)
あれれ、もしかして全部枯れちゃったか。
この辺りは、そんな感じがする。
後ほど現存する並木に出会うのだが・・ 実に寂しい。
安中杉並木跡
もしかして、この花壇の様な物は・・・
杉が生えていた跡かな?
(写真、右端に見えるのが石碑です)

杉並木

で、安中宿を出て国道を渡り旧道を歩くと現存する杉並木に出会える。
だが、やっぱり寂しい・・。 なんか樹勢も衰えているような・・。
大丈夫なのかと心配になってくる。

中山道、風景

安中から松井田の間の中山道。
車はあまり来なくて、のんびりと歩けた。古い家も残っていていい感じ。
写真を撮ってみる。 途中の日枝神社でひと休み、「ここ泊まるのいいな」と思っちゃったりする。貧乏人だな〜〜(笑)


妙義道常夜灯

松井田宿に入る手前に有る常夜灯。
旧中山道が国道に合流するところにある。昔はここから妙義山の方に行く道があったみたいだが・・ 今はその面影はない。
ちよっと歩くと、年輩夫婦の二人ずれに出会う。聞いてみると新幹線を使い、宿に泊まり、家に帰りながら(愛知県にお住まいと言っていたような・・)中山道を歩いているとの事。もう、東海道も歩き、中山道も往復してるらしい。いや〜 凄いの一言である。おまけに夫婦でやっている所がにくい・・ 羨ましい。お互いに気をつけてましょうと激励しあう。

中山道から妙義山を望む

松井田宿を過ぎて、
一里塚跡の辺りから妙義山を望む。
もう暗くなってきたな〜〜 今日は何処に泊まろう。

第十中山道踏切

信越本線、第十中山道踏切。
旧中山道にかかる踏切は、ちゃんと名前に中山道と書いてるのが多く、「中山道を歩いているんだ」と実感させてくれる。

横川から、ほんのり山々

もう、辺りは暗くなってきたな〜 今晩は何処に泊まろうか・・ と思いつつも前に進む。
横川に行けば何とかなるだろう。 五料茶屋本陣は遅くて見られなかった。またじっくり見に来たいな。 もう夜泣き地蔵は暗くてよく見えないが、茶釜石はたたいてみる。なんか高い音だけど、そんなに良い音でもないような・・。 もうそろそろ横川、その手前の踏切を渡っての旧道が工事中で車が入れない様になっている。これは良い、道路を独り占めである。疲れて来たのでちょこっと休憩だ。周りの山々がうっすら見える(写真)。山々も星も綺麗だな〜 と道路の真ん中で横になる。なにを考えるでもなく「ぼ〜〜〜」としていたら寒くなってきた。近くの食堂でご飯を食べて、お店の人に聞いてみた。「この辺に野宿にいいとこないですか?」帰ってきた答えが観光地の鉄道文化村。行ってみると「へぇ〜 面白そう」と思い、今度は観光しに来たくなりました。で、鉄道文化村のちょっとした軒を借りて寝る事に。この辺は山間だけあってさすがに寒い・・ でも、寝袋の中は10分もすればホカホカで天国の様でした。大好き!寝袋ちゃん(笑)。
高崎〜横川、42480歩♪

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