平成11年10月24日

深谷常夜灯

宿を9時半に出発する。トロン温泉とか有ってとてものんびり出来た。これから高崎までか、ちょっと気合いを入れないと遅くなってしまいそうだ。しかし、今日は天気がよくって気持ちいいな〜〜 つい、のんびりしてしまいそうだな(笑) ちょっと歩くと深谷の常夜灯(写真)が有る。立派なものだな、残ってて嬉しくなる。

島護産蚕神社

深谷宿を出ると国道歩きになる。今はバイパスが有るので車はそんなに多くないのだが・・ やはり国道は精神的に歩きにくい。 しばらくして国道から分岐、10時50分 島護産蚕神社に着く、ちょっと休憩しよう。境内には大きな照葉樹(写真)が有り、ぼ〜〜っと眺めてみる。私は大きな木が大好きだ。どこが好きということはないのだが・・ 見ていると落ち着くのである。で、「長生きしてね」とポンポンたたいて出発。まだ先(高崎まで)は長いな〜

豊見坂、百庚申

島護産蚕神社を過ぎると、直ぐに 豊見坂というちょっとした坂が有り、その脇には庚申様がずら〜〜〜り 百庚申というらしい。庚申様、江戸時代に大流行した民間信仰みたいだが・・ 私は良くはわからない。でも各地に有って、昔からの道を歩けば必ず目にすると言ってもいいくらい多い。しかし、これだけいっぱい並んでいるのは珍しい。さすが百庚申、はっきり数えてないけど100は無かったような・・(写真ではわかりにくいですね)。 合掌、道中安全で有りますように。

小山川、滝岡橋

百庚申を過ぎてバイパスを渡り、小山川を滝岡橋(写真)で渡る。この橋は場所は移動してるけど昔から有ったみたい。周りは水田で開けている。天気が良くてホント気持ちいい。

中山道、風景

小山川を過ぎて田園地帯が広がる。電線が無ければ、ホント昔の中山道を歩いている気分だ。遠くには、上州の山々(妙義山とかかな〜?)が霞んで見える。車もあまり通らず、のんびりと「くじら12号」を歌いながら(なぜ?って・・ だってこの歌 旅人に似合うでしょ!?)歩いていました(笑)。  この先の八幡神社で一休み、無形文化財の神楽が奉納される神社みたい、いつまでも残っているといいな。 もうちょっと行けば 本庄宿だ。

神流川橋

本庄宿は、中山道沿いには江戸の面影は無かったな〜 本庄の 金鑚神社を過ぎた所の歩道に中山道の各宿場町(日本場〜草津まで)のプレートがはめて有りました。これから行く所なんだな〜 とちょっと感慨・・。 14時、本庄を過ぎて上里町に入る。15時、武蔵国最後の一里塚(一里塚跡)過ぎ、神流川(写真、神流川橋)を渡っていよいよ上野国にへ。

新町石仏1

神流川を過ぎて、新町宿に入る。
新町宿はあまり江戸の面影がないかな、ちょと残念。 新町のはずれで、なんか感じのいい石仏に会う。 ちょっと写真撮らしてくださいね。とパチリ。

新町石仏2

新町宿を過ぎて、烏川の土手を歩く。昔から烏川と呼ばれているらしいが、別に柳瀬川という本名が有ったらしい・・ でも今は本名も烏川みたいだ。橋の名前は柳瀬橋なので橋にだけこの名は残っているみたい(ややこしいな〜)。川の流れは見えないのだけど土手を歩くのは気持ちいい。もう渡し船は無いですね(笑) 犬の散歩のおじさん、おばさんに声をかけられて激励される。山々が夕日をバックに綺麗だ。 柳瀬橋を渡って、倉賀野宿へ。 国道との合流地点・・ なんか見覚えがあるな〜 って思っていたら、軽井沢に良く車で行っていた頃(貧乏人は高速を使わなかったの)に良く給油したガソリンスタンドの所だった・・ あはは、なんか思い出すな〜〜〜 えっ、ちょっとした恋のお話をです・・・。  17時40分、倉賀野宿に入る。例幣使街道との追分を過ぎると本陣跡がある。今はなんとスーパーに変わっている(笑)でもちゃんと本陣跡と標示してありました。町を歩いていると、連子格子の家が結構残っていて雰囲気がよかったですね。さすがに旅籠はなかったけど・・ 今度は明るい内に来たいな。  19時、高崎宿に入る。旧中山道、ちょっとわかりにくいですね。軽く迷ってしまいました。中心地を出て、また烏川に出て、君が代橋で渡る。もう真っ暗だ、でも空には雲ひとつなく星が綺麗、お月様も可愛いです。さぁ、もうすぐ友人宅だ。久々の再会なのでワクワクする。友も家から歩いてこちらに向かっているらしい。で、久々の再会!お互いに直ぐわかったみたいだ。あまり変わっていないって事かな〜? 早速、家におじゃまして奥様の手料理をごちそうしてもらった。美味しい。ありがとう。昔話に花が咲いて盛り上がる。楽しく、ゆっくり休めそう。おやすみなさい。
深谷〜高崎、58836歩♪

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