平成11年10月23日

いや〜 良く眠れた。でも不思議なもので・・ 夜中に人の気配とかわかるものですね。夜中の2時位に人が来て私が寝てるのを見つけビックリしてました。でも、そんな時間にお寺に来る人にもビックリですけど。寒くは無く、ちょっと寝袋では暑かったかな。さて、身支度を整えて宝持寺を出発。ありがとう。 8時20分、吹上町の吹上神社を通る。ちょっと参拝して行こう。地元の人とお話して、また激励される・・。そんな好きでやってるだけなのに・・ 申し訳ない気持ちになってくる。神社を過ぎてJR高崎線、私の地図では旧中山道の所は渡れないようなのだが・・ ちゃんと「これで渡って下さい」と言わんばかりに陸橋が出来ている。旧中山道を途切れさせない「粋な配慮」なのか、はたまた「たまたま」なのか・・ どっちにしろありがたい。 さて、もうそろそろ熊谷堤(荒川)だ。今日は晴れて暑くなりそうだなと思っていたら、この辺りから風が出てきた。

熊谷堤1 熊谷堤2

熊谷堤3 熊谷堤4


権八地蔵堂熊谷堤に出ると、一気に視界が開けた(写真)。道沿いにコスモスが咲いていて綺麗、風が強くてちょっと肌寒いかな。その分、空気もいくらか澄んでいて『富士山』が見えた。やはり日本人なのか『富士山』が見えると心が躍る(笑)。でも、写真に写る程はハッキリ見えなかったみたい・・ 残念。熊谷堤の途中に一里塚が有ったらしいのだか、今となってはさっぱりわからない。熊谷堤をちょっと行くと権八地蔵堂(写真)が有り、その前の小さな児童公園で休憩していく。

植木の一里塚

熊谷に入る。なんか久し振りに沢山の人をみたような・・ お金も無くなってきたので、銀行でお金をおろす。旧道は、熊谷市道路元標がある所から斜めに入るのだが、今はデパートがあり通れない。ここに熊谷寺があるのだが、これを「ゆうこく寺」読むとは知らなかった。商店街を進み国道に出て、今度は国道から西側に斜めに入ると『植木の一里塚』が残っている。樹齢300年位の欅である。住宅に挟まれるように残っているのが面白い。嬉しい、いつまでもお元気で。ちょっと心配だけど・・。

見返りの松

国道を離れ旧道を歩いて深谷の街に近づく頃また国道と交差する、そこに有るのが『見返りの松』(写真)である。樹齢は300年位らしい。しかし、あまり樹勢を感じられなかった・・ 松は空気の汚れに弱いし、いつまで生きているか心配だな。15時40分、その前に高校が有りその門前から写真を撮ってみた。女子高生の視線が痛い・・ やはり私は怪しいのかも。でも、ここのとこ開きなおれる様になってきたかな(笑)。

深谷宿

常夜灯を過ぎて深谷宿に入る(写真は深谷宿の古そうな家)。今日は宿に泊まるか、野宿するか迷っていたが・・ 地元の人に聞くと安くてまぁまぁの宿が有ると聞いたので、疲れている事もあり宿に泊まることにした。名は「きんとう」、トロン温泉もありご飯をたらふく食べてゆっくり休めた。放浪画家の山下清氏も泊まった事があるとか・・ 。明日は高崎の友人に泊めてもらう事なり電話してみる、久し振りの再会なので楽しみだ。
鴻巣〜深谷、45464歩♪

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