石畳の「西行坂」を過ぎると「槙ヶ根一里塚」が残っている。昔は松が植わっていた様だ。
さらに進むと、道標(右写真)が出てくる。「右 西京大阪・左 伊勢名古屋 道」と書いてあり追分だったようだ。この辺りは茶屋も有ったらしいのだが、今はその面影はない。
しかし、林間の道は気持ちいい。鳥の鳴き声も聴けて心が洗われる様だ。
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今度は「首なし地蔵」なるものの登場だ。凄味の有る名前だな。話しによると、二人連れが中山道を旅して地蔵の前で昼寝をし目が覚めると一人の首が無く、もう一人が「仲間が襲われて居るのに黙ってみていたとは何事だ」と地蔵の首を落としてしまったのだそうです(そんな襲われているのに寝ているあなたも・・ と思いますが)。八つ当たりで首が無くなってしまったお地蔵さんが可哀想。後に何人かの人達が頭をつけようとしたらしいが、つかないらしいです(抗議の意思表明か?)。合掌。
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