平成11年11月5日

妻籠1
妻籠宿(高札場付近)

下嵯峨屋さんを9時頃に出発!
今日も天気が良いな〜。馬籠に向かう前に妻籠見物でもして行こう(夜では、あまり見えなかったので・・ でも夜の町も良いですよ)。朝は人が少なくのんびりできたのだが、10時を過ぎる頃には観光客がどっさり訪れて来て・・ すっかり意気消沈(自分も観光だろに)。バックパックを背負った私は浮いていて、オバサン達の質問攻めにあってしまった。

妻籠2
妻籠宿の朝(下嵯峨屋付近)

妻籠郵便配達

妻籠宿の郵便配達。
係りの人が、昔の出立ちで配達しています。
妻籠郵便局も色々な切手等売っていて面白いですよ。

妻籠を後に
妻籠宿を後にする

大妻籠

妻籠と馬籠の間にある大妻籠へ。
古い町並みが残り、いい感じです。
個人的には、妻籠より大妻籠の方が味があって好きです。

男滝 女滝

大妻籠、一里塚を過ぎて進むと、「男滝・女滝」が有る。滝の近く、あの独特の潤い有る空気がたまらなく美味しい。滝の音を聴きながら中山道は進む。 

一石栃茶屋馬籠峠手前に有る「一石とち茶屋」。当日は雨戸が閉まっていて中を伺い知ることは出来ない。今は空き屋になっているのか? 農作業の倉庫になっているのか? とても味のある建物で何時までも残って居て欲しいものである。

馬籠峠
ようやく来ました、馬籠峠

馬籠峠近く
峠の下にちょっと休める所がありました。
展望も良い。本来は何をする所なんだろう?

馬籠宿馬籠峠を過ぎると下り坂になり、町を見下ろしながら歩いて行く。良い天気と相まって、気分は爽快である。

馬籠宿に来た。
ふーん、なるほど昔ながらの町並である(何となくこの石畳は嘘っぽい気もするが・・)。
しかし当日は、もの凄い数の観光客で、こんなに多いのには閉口してしまう。なるほど、後で知ったのだが「馬籠銀座」と云われるのはわかる気がする。写真をもっと撮りたかったのだが、この一枚(宿場入って直ぐの辺り)で終わってしまった。

あと、歩いていて不思議に思ったのが「どうして馬籠は信濃なんだろう?」である。歩いてみると、美濃の様な気がするのだが。

馬籠を過ぎて落合を望む
馬籠宿を過ぎて、まだまだ下って行く。眼下には落合の町並みが見える。

落合の石畳

落合宿の手前にある「落合の石畳」。ここは峠ではないと思うのだが「十曲峠」と云うらしい。なるほど、クネクネとした坂道である。石畳は、風格が有り歴史を感じさせてくれる。手入れもされている様だ。

落合川を渡ると中央自動車道を見る、そう言えば岡谷で見て以来だ。

落合の本陣落合宿に入る。
入り口には常夜灯が有り、昔の面影が残る。
ちょっと歩くと、本陣(写真)は今も健在で有った。中を見る事は出来ないが、外から見る建物はとても風格がある。この立派な門は、加賀藩からの贈られものらしい。

落合の松

本陣からさらに進むと一本の松の木が道路に向かって生えていた。普通、この様な場合は伐採してしまうのだろうが、残っているのは嬉しい限りだ。ただ、車が当たった跡があり痛々しかった(注意を促すカバーは付けているのだが・・)。

坂の途中から馬籠を望む落合を過ぎ、中津川に向かう坂の途中から馬籠方面を望む。

もう少しで中津川宿だ。「尾州白木改番所跡」付近で犬の散歩途中のオジサンに声をかけられる。ちょっとお酒が入っている様だ・・ 「うちの井戸水は美味しいので、ちょっと飲んで行け!」と言う。うん、確かに美味しい水だ。すると「俺、旅人好きなんだよ 今晩泊まって行け!」と言い、なにやら奥様と交渉している様子。なんか、あまりにも早い展開に半信半疑なのだが(奥様にも悪いし・・)人は良さそうなので泊めてもらう事にした。早速、お仕事? と言う事でオジサンと犬の散歩に行くことにした。犬は二匹で「コロ・チャコ」ちゃんで有る。可愛いものだ。聞くと、どうやらオジサンは学校の先生らしい。面白い先生だ!。帰ると今度は酒宴? アレレ、今日は回りが早いな〜 と思っていたら朝から何も食って居なかった事に気づく。忘れてた。しかし、こんなに良くして貰っても良いのかな〜? と思うと、先生は「こっちも色々な話を聞かせて貰うのだから良いんだ」と言うのである。この精神は見習いたいものだ。その夜は先生、奥様、お子さん二人と先生のお友達も遊びに来て、楽しくも大変な夜になってしまいました。奥様の料理がとても美味しいかったです(奥様、とても素敵なセンスを持って居られ最高でした)。お風呂も戴いてしまい、ゆっくり休めそうです。おやすみなさい。ありがとうございます。

馬籠峠を過ぎてひと休み
馬籠峠を過ぎてひと休み、展望が最高!
妻籠〜中津川、歩数不明♪
(妻籠〜大湫まで63976歩)

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