電車に乗って、吊り広告を見ていると、
なつかしい大学の宣伝が載っていた。
関西の私立大学では、就職率1番だという。
私立の工業大学では、有名な方であるが、
国立である東京工業大学と比較すると、かなり劣る大学である。
私も、専門の違う職種を、よくもこれだけ、歩いてきたものだと思う。
工業の仕事を一生続ける人にとっては、いい大学だろう。
今の仕事に合う、大学をなぜ、選ばなかったのか、
選べなかったんです。
自分が、何をやりたいのか、
どんな仕事、どんな職種を選べば、よかったのか、
さっぱり、分かりませんでした。
だから、大学も、今となっては、まったく役に立たない大学・学部・学科を選んでしまった。
しかし、だからと言って、
タイムマシンがあったとしても、
今の自分が、過去の自分にアドバイスできるかと言えば、
それは、できない。
アドバイスしたとしても意味がない。
就職率がいい大学を出たとしても、
自分の意志で選ばなければ意味がない。
かといって、自分がどんな運命をたどるのか、分からない中、
どうやって、進学大学を選び、どうやって、就職先を選ぶのか、
そのころは、占いをしてもらうという発想はなかった。
そもそも、占いは、あんまり、信じていなかった
そもそも、人の意見を聞くのが、あまり好きでなかった・・・嫌いだった。
それでも、
占いを学んだ今となっては、
もちろん、ちゃんとした占い師を選ぶ必要はあるが、
それなりの、鑑定をしてもらった方が良かった、
そう、思う。