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近況。
どっしりと腰を据えて書き物を始める前の、ちょっとした指ならしに日記を書いてみる。
先日書いたテキストの仕事が終わったのが20日。で、有り難くも次の仕事を頂きまして、今はそちらの準備期間中。すでにある程度の量が書き上がっているものへの途中参加なので、すでに出来ている物語の雰囲気やキャラクタを壊さないようにと、つい慎重に。
「まずは気楽に書いてみて〜、おかしい部分はこっちで直すから」
なんて言われているのですが、根本的に間違っていたら直しようがないわけで……なんて思うと、怖い怖い。
その物語が持つ、ベクトルAとベクトルBとが干渉し合って、すごくニュートラルというか……。ただ、作品になんのベクトルも存在しないという意味でのニュートラルとは違い、ときにはAが、ときにはBが、強めに出たりするんですね。そういうさじ加減が、サブで書く人間には難しいのですよ。
さて、そんな仕事にかかりながらも、先日の賞の結果発表を待つだけというのも問題なので、落選していたときに備えて、次の応募用作品に着手しなくちゃ……とか思ってたり。現在のところ、書きかけで一時凍結してある作品の続きを書く予定。
応募した賞とは別の賞なのですが、同じ時期に〆切があった賞の一時通過作品のリストが発表されてて、応募総数が2600作以上の中から250作だけが残る……というあたりから、入選への門の狭さをしみじみ痛感。
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あ、あの……。
えーと、この日記にしたらばからリンク貼られてるっぽいんですが、どういった板・スレから貼られてるんでしょうか……。
ものすごく気になるのですが……。実際に飛んできた方、どうか教えて頂ければ幸いです。
あんまりにも続くようだと、日記の閉鎖もあり得ますので。良しにせよ悪しきにせよ、どういった理由でこんな日記へリンクを貼っているのかが知りたいのです。
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28歳のわたくし。
さっき仮眠から目覚めて、今回の書き物仕事のラストスパート。
が、なんか息詰まってきたのでこっちに逃げたー!(おい)
いや、逃げたというか、気分転換ですよ。
慣れない形態での書き物(題材、プロットなどがあらかじめ設定。全体の一部分のみ。他パートとの文体・用語・くせの統一。指定があるところと無いところとのギャップ……などなど)ということもあり、一気にぐわっと書けたり、全然書けなかったりと、自分のペース管理がまるでできない状況。とは言え、〆切が迫っているので、もうとにかく書くしかない。
唯一の救いなのは、どうしても書けない部分が出てきたときに「たーすーけーてー」とお願いできる相手(仕事をくれた張本人)が居ることですね。あと、この人と、書き物についてあれこれ話ができること。書き物は基本的には一人でやるものですが、それについて突っ込んだ部分まで話せる相手がいるというのは、とてもありがたいです。でも歩合制なので、泣きつくと泣きついた分だけ収入は減るのですが。
そういや四月に応募した小説の結果発表が、一ヶ月遅れることになってギャフン。
次の小説のライティングやら、その次のプロット練りとか、することは山積み。あと、今後の収入源の確保とか。しばらくは今のような、書き物の手伝いをさせて貰えれば幸いなのですが……。
とりあえず今の仕事が片づいたら、まだ会えていないRと会いたいです。んで、ここのところ絶っていた酒を飲むのじゃよー!
もう少し待ってね>R
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27歳最後の日。
ありがたいことに、書き物の方でちょっとした(……って書いたら失礼ですね)お仕事をいただきまして、それの原稿に追われる日々です。
んで昨日、調子よく原稿を書いていたのですが、その流れがちょっとしたハプニングでブツリと遮られてしまいました。
足元から遠ざかってしまった流れに、再び乗ることができず、一気にクールダウン。まぁ夕方だったので、ちょっと早めの切り上げってことにして、深夜に気を取り直して挑むか……と思っていたら、今度は相方と喧嘩。
何があったのかは具体的には書きません。ただ、いくら夫婦でも踏み込んで欲しくないプライベートな領域というのはある、僕はそう思っています。そこはメンタル面において、非常にデリケートな領域だったりすると思うのです。例えば、個人的な日記とか、携帯のメールとかね。そういった部分を土足で踏みにじられた……そんな気分にさせられる出来事があったのです。
喧嘩なんて戦争と同じで、互いを叩きつぶし合うだけです。
事後のフォローなんて、あったもんじゃありません。相方がどんな気分なのか考える余裕は僕にはなく、僕は僕で精神状態はどん底に落ちていくだけです。「ごめん」で終戦しても、復興には時間がかかるものなのです。
自分なりに整えていた、メンタル面のコンディションは完全に崩壊し、気分はものすごく陰鬱なものへと変わりました。テンションは上がらず、いざテキストを書こうとしても、その前に書いた部分を読んで、自分がどういう流れを計算していたのかも判らなくなっているのです。これでは、その次に続く文章が思い浮かびません。
仕事、としてその原稿を書いています。
なのに書けない、というのは自分にとって、苦痛であり、屈辱であり……。そしてクライアントに対して、非常に申し訳なくあり、情けなくあり、背信行為に等しい。
しかしいくら自責の念に駆られたところで、問題の原稿は全然進まないのです。これでは、仕事をする人間として失格としか思えません。
だからこんな日記を書いている場合ではないのです。気分を変えようと外に出ようとしたら雨。たとえ降っていなかったとしても、どこにも行くところなんてないのですが。
どこにも行き場なんてありません。いくら精神状態がボロボロだろうが、やり場のない怒りを抱え込んでいようが、悩み・苦しみ・劣等感・負い目……そういったものを抱え込んでいようが、そういうことを問題にしてる暇もなければ、それを理由にしくじる訳にもいかないのです。この仕事を仕上げないことには、死ぬわけにもいかない。
こんな日記を書いている場合ではない。
でもこれを書いてサイトに載せることで、自分をもっと追いつめるしか、僕には手段が思いつきません。
背水の陣……じゃないですね。背後にあるのは火ですから。立ち止まっていては燃え死ぬだけです。
這いずってでも前に進むしかない。モニタの前で、一人で泣いてる場合じゃない。泣きながらでも書くしかない。書け、俺。ぐだぐだ言わずに書け。