2004 February
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0220 1120

警察は正義の味方なんかじゃない。だって民事不介入だから。

 とある事情により、早速バイトを辞めることになってしまいました。いや、正しくはクビになったと言うべきでしょうか。
 それはまぁ良いのですが。色々と、自分の中の信念というか正義?みたいなものに反するような仕事もちょくちょくありましたし、店長や他のバイトの人とも肌が合わないなぁと思ってたし(他に二人いるのですが、この人達とは肌が合うとはいかないまでも、仕事そのものはうまくやれるかなぁ、とか思ってましたが)。
 とは言え、その発端は自分にありまして、急いで取り寄せないといけない書類があったので、役所に行く必要が出てきたのです。それで、店に電話を入れて、「……という事情なので、朝、30分ほど遅れますが構いませんか?」ということを確認。「わかりました。伝えておきます」との返事を、店長の奥さん(店のオーナー)から頂いたので、安心して役所へ向かうことに。ところが役所が思っていた以上に混んでいたため30分では済みそうにない予感。あらためて店に電話して、奥さんに事情を説明。「わかりました、大丈夫です」との返事をもらった直後、今度は店長から入電。「お前、なに無責任なことやっとんじゃ! 店に一人しかおらんやないか」と。いや、店に一人かどうかなんて僕は知りませんが。役所は混んでて埒が明かないので、書類は諦めて店へ。
 僕が店に着いた直後、店長も店に出勤。そこから口論になったわけですよ。「僕には僕の事情があって、きちんと奥さんに確認をとった上での行動だ」と主張。店長は「この店を切り盛りしてるのは俺だ。なぜ俺に連絡しない」とのこと。いやこういう場合は、仕事場である店に連絡するのが普通だろ。んで、店に店長がいないのならば、店から店長に連絡する、ってのが手順じゃないの?なんて事を思いつつ、そこから話が色々と。無責任呼ばわりされたのが気に入らなかったので、自分がいかに責任をもって仕事にかかっているかをアピールしたつもりだったのですが、まるで意に介さない様子。あとは仕事上の問題点やら、その他もろもろに付いて話をしてると、「荷物まとめて帰ってください」とのこと。「判りました。では昨日までの給料は、後日頂きに来ますので」と言うと「払いません」。ヤバい予感がしたので「タイムカードを渡してください」と要求するも拒否。

 問題はですね。これまでの給料を一切払う気がない、という店側の態度なのです。まぁ働いていた期間そのものは短かったので、金額的には大した額ではありません(交通費含めても3万足らずかな)。しかし額の大小が問題ではなく、労働に対する賃金が払われないということがおかしいのですよ。
 しかし、入ったばかり&小さな個人商店、ということもあって、契約書類も交わしていなかったし(これが痛恨)、タイムカードに至っては店側で処分されてしまいました。店長の言い分は「君はいなかったことになりました」だそうで。

 これは民事事件だから警察は動かないだろうとは思ったけど、どうせ近くに警察署があるし、一応ってつもりで警察に行くと、相談係とやらに回されることに。で、警察が動くことではないから労働基準局に電話してみろとのこと。即電話。それは労働基準法違反なので、所轄の労働基準監督署に電話してみろとのこと。ジャパンお得意のパス戦法、別名たらい回しだー!

 んで労働基準監督署に電話。とりあえず、監督署が動くということを話に交えて、店に改めて電話してみろとのこと。
 言われたとおりに店に電話。労働基準監督署の事も含めて話をすると「払いません。タイムカードは捨てました。ゴミ焼却場でも探してください。そっちがそういう態度なら、思いっきり戦いましょう」とか言い出す始末。
 これは裁判沙汰になるかもしれないと思い、タイムカードが駄目でも、その他にも僕がそこで働いていたことを証明する証拠は、今ならまだある。それをなんとかして押さえられないかと改めて相談係とやらに。結論、令状がないと無理だし、令状は出ない、とのこと。しかも「いい大人がその程度の法律も知らないのか」とか「書面で契約を交わさなかったあんたが悪い」とか言われる始末。俺は法律の専門家じゃねぇ!証拠押さえるのに警察の手が借りられるのかどうかが判らないから電話したんだー!と号泣。
 仕方なく労働基準監督署……長いから以下監督署。そこにまた電話。直接出向くことに。

 監督署での結論は、とりあえず内容証明&配達証明で、催告書を送りつけろとのこと。店側にはもちろん賃金を支払う義務があるので、とりあえず請求してみろ。その上で定めた期限までに支払われないのであれば、改めて監督署に来るようにという話でした。店が賃金を払わないようであれば、少額訴訟なら安価で起こせるので、そういう手段も可能だとのこと。

 で、いろいろ落ち込んだまま明けて本日。
 色々と専門家に問い合わせてみたりした結果、少額訴訟といえども各種費用がかかるので、3万くらいを回収するのならそれくらいの費用はかかるんじゃないの?とのこと。ぎゃふん。しかし「ぎゃふん」は店側に言わせてやりたいので、さてどうしたものか。
 とりあえず内容証明から始めてみますかね。相手が労働基準法に違反しているのは確実だし、タイムカードは奪われたけど、ちゃんと勤めてた時間はメモってあるから、これで対抗できるし。ま、その他いろいろ手はあるし。

 何よりも、落ち込んでいるこの精神状態をなんとかせねば。


 ……と、こういう事は、現在の日記ではもう書かないことにするつもりだったんだけどなぁ。いずれ消すかもー。

0219 0820

今年の阪神タイガース。

 プロ野球関連のニュースですが、毎年この時期は、主に新戦力選手の情報があれこれと流れてますよね。
 今年の阪神だと、ムーアが抜けた後に入ってきたモレル選手と、外野全般と一部内野に加えて捕手まで出来るというキンケード選手。あとはドラフトの目玉だった鳥谷選手。
 鳥谷VS藤本の遊撃手争いも話題ですし、キンケードは果たしてどこを守るのか?なんて話題も気になります。また昨年は金本・赤星・桧山で盤石だった外野に、怪我から復帰した(?)浜中(さらにはキンケードも本職は外野手だそうで……)が加わり、どうなるんだろう?なんて問題も。
 今のところ、遊撃手は競争中だけど、やや藤本リード?で、キンケードは三塁手、外野手争いは浜中の復調次第では勃発するかどうかも怪しい、といったところでしょうか。うーむ、キンケードが三塁に入ると、片岡の出番が怪しくなるなぁ。好きな選手なんだけど……片岡。

 橋本的、開幕予想オーダー。
一番 今岡(二塁)
二番 赤星(中堅)
三番 金本(左翼)
四番 浜中(右翼)
五番 キンケード(三塁)
六番 桧山(一塁)
七番 矢野(捕手)
八番 藤本(遊撃)
九番 井川(投手)

 ただし、浜中が間に合わなかったら、
一番 今岡(二塁)
二番 赤星(中堅)
三番 キンケード(三塁)
四番 金本(左翼)
五番 桧山(右翼)
六番 アリアス(一塁)
七番 矢野(捕手)
八番 藤本(遊撃)
九番 井川(投手)

 といったオーダーでしょうか。アリアス、浜中、桧山、片岡、藤本、鳥谷……と言った面々の起用方法が、非常に難しそうです。まぁ、長いシーズンですから、控えの層が厚いにこしたことはないんですがね。
 個人的には、僕が大ファンであるところの赤星にはトップバッターとして、思いっきり走って貰いたいのですが、そうすると今岡の打順が難しくなりますね……。三番あたりかなぁ。藤本を二番に持ってきて、七番赤星、八番矢野、なんてのも面白いと思うのですが。うーん、でもやっぱり赤星には上位打線にいて欲しい気も。昔から、足の速い選手が大好きなのです。

 というわけで、なんとなく阪神の話をしてみました。

0213 2015

色々と。

 過去の日記をサーバから消したり、過去の日記では触れていたことを現在は触れていなかったりと、実は色々と思惑があって綴られているこの日記。皆様こんにちは。橋本です。
 なんか今年に入ってから、あんまり本を買っていません。お金がない、ってのも理由なんだけど、買い続けていた作品の新刊が出ていないというのが最たるものでしょうか。しかし、新しい作品に触れるということも大事なわけで。いま買い続けているシリーズとて、いつかは終わりが来るわけなのですから、新しいシリーズに手を出さないと言うことは停滞に繋がるわけですよ。それは望むところではないんですよね。

 今、「Fate/stay night」というゲームにのめり込んでいるのですが、作品ジャンルとして銘打たれているのは「伝奇活劇ビジュアルノベル」。「活劇」なのですよ。
 僕にとっては、もう永遠の命題の一つである「動きの描写」。これなくして「活劇」はあり得ないと思っていたのですが、この作品の表現媒体は「小説」ではなく「ゲーム」なのですよ。もちろん文章の力もあるけども、それ以上に画面と効果音の演出が、この作品を「活劇」たらしめる要因になっているように思います。
 僕の知る限りの話ですが……ノベル形式のゲームの祖が旧エニックスの「弟切草」だとすると、Leafの「雫」でそれまでのADVゲームとノベル形式のスタイルの融合形が提示されたのが第一進化。それから長らく定着していたこのスタイルが、「Fate」によって、ようやく第二進化を遂げたような感じがします。
 それは、これまでのノベル形式のゲームになかった「動き」の演出。それはアニメーションという手法ではなく、表情の多段変化(台詞に応じて表情が変わるのが基本形として、この作品では場面に応じて、「台詞1」→驚いた顔→少し目線を逸らした顔→「台詞2」と言ったような変化が用いられる)や、画面の拡大・スクロールといった手法によってなされています。それぞれは決して新技術というわけではなく、純粋にアイデアから生じたものでしょう。既成のスタイルを見直してみると、まだまだ改良の余地があった、ということでしょうか。
 いやはや、何かといい刺激になっておりますです。はい。

0212 1800

ううむ。

 よくよく考えたら、書いている小説を小出しにしないで、長編一発勝負!という書き方は初めてなんだよな。小出しにすることで小休止したり、感想貰ったりでガソリン補給したりするわけなんだけども、果たして長編一気にずばっと書くと、僕の場合はどうなるんだろう。ふーむ。
 今まで書けている部分をさらりと読んでみて、「うーん、まだちょっと緊張してるな、俺」なんて思ったり。小説という表現方法の文法が、ちょっとずれている感じもする。早めに手を入れないとマズいことになりそうだ。
 この「小説3」は、物語の語り部=主人公ではない。主人公とこの物語を共有することになった人物の視点で物語を紡ぐ。こういう構造にする必要性は、「読み手の作品に対する情報量と、読み手の視点となる人物との情報量が一致しなければならない」という制約から生まれたもので、主人公を取り巻く状況を、視点となる語り部が徐々に理解していくという構造から来たものである。その辺りは「外道狩人〜」と同じで、あれも事件に巻き込まれた人物の視点で物語が紡がれているものの、主人公はその人物ではなかった。
 とりあえず、エンジンの方は徐々に暖まってきた感じです。全開走行にはまだ早いけど。

0210 1730

「小説3」始動。

 一応は「外道狩人〜」の流れになるのかな。「小説3」の執筆にかかりました。物語の方向性としては「外道狩人〜」とは打って変わって、かなりライトな雰囲気でドタバタしております。ライトな部分とシリアスな部分との温度差が、悪い方向に働かないように気を遣わないと。
 明るい話ってのは、自分の心の奥底から絞り出すようにして書く作品じゃない代わりに、書いている本人のノリ具合が顕著に出る感じがします。あとは作者のセンスというか、才能的な部分が大いに問われるように思います。ギャグ作品というジャンルはその最たるものですが、コメディというのもやはり難しいですね。

 さて、世間がロードオブザリングの完結編に沸いている中、僕が注目している映画は「ゼブラーマン」だったりします。
 でもって、今ものすごく注目しているマンガが、やはり「ゼブラーマン」だったりします。スピリッツで山田玲司氏が連載してるやつ。この人の作家性で料理されるこの素材が、どういう所へ行き着くのか、短期連載だけに尚更気になります。映画はもっとポップな感じだと思うのですが、このマンガ版の独特の空気は、やはりこの人のマンガならではのものですねー。

0207 0930

アルバイト初日。

 ずっと立ちっぱなしだったり、なんか16時半までのはずが19時まで働いたりで、ものすごく疲れて、帰宅してもへばってました。
 食事して、「白い巨塔」「Gungrave」と溜めてたビデオをまとめて見た後は、そのままバタンキュー。起こされて風呂に入って、またバタンキュー。今日は12時からです。がんばろ。

0204 1555

エンジン再始動。

 色々な本を読んだり、追いつめられてみたり、新しいゲームに触れてみたり、過去を振り返ってみたり……。何はともあれ、ちょっとまだ慣らし運転が不十分だった2004年度型エンジンの調子が戻ってきた。まだしばらくは慣らし運転しつつ、エンジンとボディのバランスを、ドライバーである僕自身が掴めるように頑張ろう。大丈夫、旧モデルよりもポテンシャルは高いはずだ。
 とは言え、物書きだけでは今のところ喰うに困るのが事実。と言うわけでアルバイトに申し込みました。今頃かよ! いや、年明けから働くはずだったんですが、体調崩したりなんだかんだで……。ごめんなさい、鷹月さま。
 ファーストフード店(何かと最近話題だねぇ〜)と、金券ショップ(兼旅行代理店)。どちらも一長一短あるものの、まずはアポを取る。ファーストフード店はどうも没っぽい、金券ショップの方は即面接と言われたけども、何の準備もできてないので翌日の面接に。
 そこの店長様(というか、代表取締役)と色々と話を交え、僕が物書きを志していることも含めて話を詰め、これまでのキャリア?が認められたのかな?という形で、とりあえず採用。客商売なのに土日は出勤できないわ、しかも週に3〜4日だわ、っていう無茶な条件を呑んでいただいて感謝。働くからには、自分の持てる技術と知識を総動員して、全力で働いて参ります。ていうか、全力で働く中から、自分自身が得るものも大きいわけで。向上心向上心。
 面接の時にぶち上げた大口上。
「扱い的にはパートのおばちゃんで結構ッ! しかし仕事はそれ以上に真剣にやらせて頂きますッ!」

 採用は決まったものの難問が一つ。まともな服が無え!いや、あるにはあるけど……礼服以外、入らない……。
 面接(昨日)の帰りにカジュアル系のショップに行ってみるも、明らかにサイズが駄目。仕方ないので、相方が見つけて来てくれた、天神橋筋商店街にある「大きいサイズの専門店」に行ってきました。えー……やっぱ専門店だけあって、いい値段でした(涙) ちなみにウェストのサイズは(涙で自主規制) とりあえずズボンをいくらか購入し、別の店でワイシャツやら下着やら、色々と購入。
 早速、明日から仕事です。働くぞ〜。そして物書きもするぞ〜。

 企画1について、パーッと頭に閃くものがあったので、午前中はそれを取りまとめてました。前述の買い物はその後で出かけたわけです。現在、裾直し中。そろそろ受け取りに行かないと〜

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