◆平成21年 キャンプツーリング
2009年05月02日〜04日実施
境港・生野銀山キャンプツーリング
100年に一度の未曾有(みぞうゆ?)の不況に対し、高速道路にどれだけ乗っても1000円という景気刺激策が始まった。しかし、どうやらメンバーにはETC搭載車両は無いようで、それならいっそのことオール一般道ツーリングをやろうと言うことになった。ま、どうせ高速道路は渋滞に次ぐ渋滞で、まともに走れんだろうし。
景気刺激策といえば、ばらまきと賛否のあった『定額給付金』。管理人は頂いたお金を消費拡大のため、ツーリングバック購入に使わせて頂きました。
 今回の訪問予定地(クリックで拡大) |
 定額給付金で買ったバッグ |
05月02日(土)
一応、5時30分集合、6時出発と言うことにしておいたが、管理人が5時45分に集合場所のバイクショップRP武蔵に行くと、店長のバイクしかなかった。しかし、6時ぐらいまでには皆集まる。本日の参加は6台。CB1300×2台、CBR929、FZ6×2台、CB400。今回は2泊3日のオールキャンプ。天気予報では2日目、3日目が少し怪しいが、テント泊なので何とか雨は降らないで欲しいと管理人は切に願った。
集合場所の前の道路は国道1号。ツーリングでこの時間帯に集まることも度々あるが、今日は雰囲気が異様である。早朝なのに車が異常に多いのだ。それもトラックが多い。高速道路1000円によって引き起こされる渋滞を嫌い、トラックが国道に迂回している模様だ。
さて、出発は6時12分。トラックに囲まれながら走ります。中央環状線と中国自動車道が併走する吹田IC付近は中国道の様子がよく見えるが、「ほれ見たことか」と言いたくなるほど混んでいる。こちらの方が速く走っている。中国道の情報板は宝塚まで70分。西宮北と吉川分岐は時間表示無し。
国道176号→兵庫県道7号、9時10分に道の駅あおがきで1回目の休憩。とりあえず3時間走りました。高速だったらどこまで行けたかな?
 出発前 |
 右が高速、混んでます 所要時間情報には宝塚まで70分と表示 ここから距離は20km位なのに |
 道の駅あおがきで 手作りこんにゃくを食べるFZ6(赤) |
国道9号を通り、11時10分に鳥取県へ突入。いいペースだ。道路上の気温表示は25℃。11時48分に「道の駅 神話の里 白うさぎ」に到着。ここでお昼ご飯。
本日の予定はキャンプ地の境港まで行くだけだったが、時間に余裕がありそうなので明日の訪問予定の「中国庭園 燕趙園」へ行くことにする。燕趙園と言えば以前のツーリングでで残念な事になっていたが、今回は良かったですね。
燕趙園到着は13時25分。ここは東郷湖畔に位置し、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された中国庭園であり・・・。後は各自で調べて下さい。
入園するとちょうど中国雑技公演の開催時間。壷を頭でクルクル回すおにーさん、吹き矢で風船を割るおにーさん、一輪車に乗って器を頭に載せていくおねーさん(管理人の表現力不足ですね)の演技に拍手。一輪車のおねーさんは1回失敗しましたが、おじさんはそんなこと気にしませんよ。公演の後、燕龍隊による龍踊りをみて、園内を散策するなど1時間滞在した。
今日のキャンプではお馴染みの焼肉なので、米子のホームセンターナフコで炭を購入する。というか、出発時に炭を積み忘れたらしい。17時20分、本日のキャンプ地境港公共マリーナキャンプ場到着。
テント・タープを設営したら無事到着の一杯・・・ではなく温泉です。隣接する夢みなと公園には「みなと温泉館」がある。温泉は一番遠いところで距離にして1km弱。もう一度バイクに乗って温泉、そして、でっかくて安いスーパーPLANT−5境港店で晩飯と朝飯の買い出しをしてテントに戻る。
20時30分にようやく乾杯した。本日の走行は322kmでした。
 境港公共マリーナ キャンプ場到着 |
 テント・タープを設営 |
 みなと温泉館 |
 かんぱーい |
 焼肉です |
05月03日(日祝)
管理人の朝は早い(このフレーズは過去も使ってますねぇ)。4時に目覚めた後、結局寝られず。6時にCB1300君が起きてきたから、そのまま一緒に早い朝食を取ることになった。その後メンバーも一人ひとりと起きてきて、各自勝手に食事を取っていた。
ここ境港公共マリーナキャンプ場は最近まで無料で、今は1区画(約8×6m)1000円徴収している。我々は2区画借りた。料金安くて、地面も芝生で、風呂もスーパーも近くにあるから便利だけど、隣接する国道431号の交通量が夜でも多いから、気にする人にはキツイでしょう。また、ゴミ持ち帰りとなっていたけど(我々は持って帰った)、ホントにゴミ捨て場は無かったのでしょうか?
とにもかくにも、天気は曇りながら、今すぐ雨が降る感じでも無し。1日こうであることを願おう。
 キャンプ場の横はヨットハーバーです |
 こんな感じのキャンプ場です |
 白亜の美保関灯台 |
テントを畳んでキャンプ場を後にしたのが9時13分。最初の目的地は地蔵崎にある美保関灯台。鳥取県境港市から高さ40mの境水道大橋を渡って島根県松江市へ。海沿いを走り10時前に到着。
美保関灯台は、フランス人設計の灯台で明治31年(1898年)に建てられ、平成10年には「世界の歴史的灯台百選」にも選定されている。また、灯台までの道には伊勢二見浦の夫婦岩を連想する、男女岩(めおといわ)があった。
 男女岩(めおといわ) |
 境水道大橋に向かって走る |
 境水道大橋を渡り、再び境港市へ |
次の目的地は、境港市の「水木しげるロード」。管理人がここに来るのは、2006年、2007年に続いて3回目。ゴールデンウィークに来るとホント観光客でいっぱいです。今日は歩行者天国になってました。今回はそんなに滞在時間が取れないから、駅まで行って(今日は鬼太郎電車が止まって無かった)、土産を買って、1時間観光して11時40分出発。
 こなきじじいと砂かけ婆 |
 駅前の水木先生 |
 観光客でいっぱいです |
本日の観光はこれだけ。これから急ぎ本日の宿泊地である生野銀山のそば、魚ヶ滝荘キャンプ場に移動せねばならぬ。米子ICで無料の山陰道に乗り名和まで行ってそこから国道9号。その後、もう一回無料の山陰道に乗って、14時にようやくお昼ご飯を「手打ちうどん ちよ志」で食べる。ここはセルフ方式で、讃岐でうどんを食べている感じでした。そのうえ安いのも嬉しいです。ちょっとお薦めしておきましょう。
鳥取砂丘に近づくと、国道は世界砂像フェスティバルの影響で大渋滞となっていた。それで鳥取駅方面に迂回し、その先どう走ったのかわからないが(ナビ付きの先頭に付いていくだけ)、国道29号を南下していた。
15時20分、道の駅はっとうで15分休憩。国道29号の新戸倉トンネルあたりはえらく寒く大変でした。この後ちょっとした出来事が。県道48号に左折した後、細い山へと右折する先頭車。こういう裏道はよく使うので何とも思っていなかったが、そのうちに写真のような道に。県道521号、これは林道です。こんな道が5km続くという。安全のため国道まで引き返しました。この時、時間は16時20分。急がねば日が暮れる。
で、次は国道429号から行くと思ったのですが、やはりまた、狭い山道を通って、生野に到着。ガソリンを入れ、次は食材の購入だ。下調べではキャンプ場までの道ぞいに何店かあることになっていた。しかし、走ってみると何か怪しい。結局駅のそばまで戻ったら、トヨダ生野店を発見。このエリアではけっこう店舗があるようです。
無事食材を手に入れて、魚ヶ滝荘キャンプ場到着は18時55分だった。このキャンプ場に来るのは10年ぶりぐらいだ。過去にホンダのイベントなどで何度か来ている思い出深いところだ(レポートあり)。
さて、もう遅い時間なのですぐテント・タープを準備し、お風呂は諦めて(数キロ先に黒川温泉がある)食事となった。なお、今気づいたのだが、向かいの宿泊施設のお風呂に入ることが出来たようだ。
本日の走行は273kmでした。
 これで380円です。うどんは中サイズ |
 この道はもう大変です |
 大変な目に遭いましたが、とにかく乾杯 |
05月04日(月祝)
管理人の朝は早い(また使った)。今日も4時に目が覚めた。頑張ってみたが結局6時に起きた。そしてまた、CB1300君が起きてきたので6時過ぎから朝食を取る。天気は降りそうな降らないような曇り空。
今日の予定は生野銀山へ行くこと。すぐそばです。10時に到着し坑道に入る。内部はなかなか距離もあり、見て回るのに35分ほどかかりました。内部は13℃なので、夏に来たら涼しいでしょうね。
坑道内部を見た後は、坑道外コースを少しだけみて、資料館を見て2時間近く楽しんで11時40分に出発した。
 生野銀山 坑道入口 |
 坑道内部はなかなかワイルド |
 喜助どんで乾杯 |
あとは帰るだけです。国道429号→427号→県道7号。そうそう、県道で前から来た車がパッシング。ネズミ取りをやってました。危ない危ない。
12時20分、来た時にも入った「道の駅あおがき」で昼食にしようとしたが超満員で諦める。結局食事は国道9号の亀岡まで帰ってきてガストで食べました。
帰ってきたのは15時55分。早く帰って来れました。雨にも遭わなかったし、いい旅だったのではないでしょうか。
本日の走行は143km。3日間トータルで738km。管理人のCB400の燃費は24.03km/L。費用はお土産を除くと11968円と実にリーズナブルな旅でした。
その後いつも通り「喜助どん」に集合し、17時より打ち上げとなった。
【今回かかった費用明細】
合計金額 11,968円
〈明細〉
飲食費 | 5,740円 |
ガソリン 30.92L | 3,465円 |
キャンプ代 | 1,233円 |
入場料等 | 1,800円 |
※レポートも後半になるとめんどくさくていい加減になってます。お許しください。
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