前の日へ  目次に戻る  次の日へ 


◆北海道ツーリング

  2008年08月08〜16日実施

 

温泉巡って納沙布岬へ

08月11日(月)

 昨日は早く寝たから管理人は04:00に目を覚ます。05:30ぐらいだろうか、高槻のカブ90が出発する音が聞こえた。小樽までがんばれ。

 我々も準備を始め、06:20に屈斜路湖の露天風呂目指して出発した。屈斜路湖畔コタン湯到着(06:25)。
 男性の先客が2人、後に1人来る。男湯と女湯の境界代わりに大きな岩が真ん中にあるが、あまり仕切りになっているとも思えなかった。お湯はまずます適温だった。あがってバイクまで戻ってきた時に、外人カップルが温泉へ向かっていった。入るつもり?

 続いてコタン湯から数分の「池の湯」へ行こうと走ったが着いたところが「砂場」。倍ぐらい行き過ぎている。急いで引き返すが、もうすぐ「コタン湯」。戻りすぎた。「池の湯」はどこだ〜。「北見工業大学屈斜路研修所」の前にいた男性に聞いてみると、横のダートを行けという。「おー、あった」07:20、池の湯到着。
 他の入湯客無し。まったくの貸し切り状態。更衣室は男女別。あまり入る人もいないのか更衣室にクモの巣があって、外で脱衣した。湯温はぬるめ。何より藻が多く、あがる時に藻が体にひっついてきた。これは女性客は期待できないなぁ。でも開放的な雰囲気です。やっぱり女性は無理かなぁ。


宿泊者のバイク達
右からシルバーウイング、CB400、CB1300、
カブ90、セロー、CB1300、エストレア、FZ6

コタン湯入浴中

池の湯入浴中

 08:10、コンビニ・セイコーマート川湯(川上郡弟子屈町川湯温泉1-57)でパンを買って朝食。食後、硫黄山を右手に見ながら摩周湖第一展望台へ向かう。08:45、摩周湖第一展望台到着。さすがに霧の摩周湖だ。ほとんど見えなかった。

 管理人は次は知床へ行きたいと思っていた。距離的な問題、知床の渋滞予想、そういう事もあったが、それよりもう1つ露天風呂を回る方を選んでしまった。で、次の目的地は「養老牛温泉」だ。  ここも無料露天風呂の場所はわかりにくかった。温泉街まではすぐ行けるが、露天風呂からまつの湯の場所がわからない。温泉街からさらにダートを走っていった先に温泉を発見。10:20、からまつの湯到着。本日3つ目の露天風呂です。このあたりでは熊注意の看板をよく見かける。看板に書かれてある最新発見日付はだいたい7月下旬だった。
 ここは人気の湯のようで、先客もいるし、後からも続々やってくる。さて早速温泉入ったが熱い。周りを見ると横も囲みの中に温度調節コックがあり、それ回して温度調節した。川の水を引き込んでいるみたいです。湯は取ってもキレイで、「池の湯」の汚れも落ちました。

 11:30、開陽台到着。まず、幸せの鐘を鳴らして私に関わる人すべてに幸せがあることを願う(嘘っぽい)。展望台に登ると360°のパノラマが眼前に広がる。曇りがちなのが残念だ。眼下にはちらほらテントも見られる。この時間にテントがあるという事は、ここをベースにして今はどこかに行っているのかな?
 開陽台を出発しようとした時に、今回唯一のトラブル発生。M氏のバイクの左ハンドルの集中スイッチを止めていたボルトが2本とも抜け落ちていて、スイッチがハンドルから落ちそうになっている。ここに来るまで普通に走っていたのでどこで落ちたのだろうか。とりあえずビニルテープで巻いて補修する。


硫黄山を右手に見ながら摩周湖へ

霧の摩周湖。どこを撮ったかわからないですね

クマ出没注意


養老牛温泉からまつの湯

温度調節の説明看板

開陽台 幸せの鐘をつく管理人


開陽台の眺め。天気が良ければ・・・

なぜネジが抜けたのでしょうか?

JA標津の旗を付けて走る

 12:25、ホクレンで給油(標津農協ホクレン川北給油所)。そこで「JA標津 SAFETY HOKKAIDO」の旗をもらう。ツーリングマップルに「オリジナルフラッグあり」と書かれていたが、これですね。
 次の目的地は海に突き出した野付半島。その途中、「標津サーモンパーク」で昼食を食べる。管理人は普段は貝類をあまり食べない人ですが、今日は貝いっぱいのシーフードサーモンカツカレーを食べました。店長は贅沢に2000円以上するウニ丼を食べていた。

 両側に海が見える野付半島を走る。ここは行き止まりだから往復しなければならない。その距離約37km。半島の先端でトドワラ(トドワラとはトドマツの枯れ木群のことで、荒涼とした景観を作り出してます)まで歩くと片道30分。歩こうか迷ったが、時間が厳しくなるのでやめた。時間が無いと言う事が多すぎですね。こういった観光の時間も事前に計算しておくべきでした。GWの四国ほぼ1周ツーリングでで観光予定地をパスしながら走った教訓があまり生かされていませんねぇ。

 野付半島を往復し、根室半島に向かう。15:45、道の駅スワン44ねむろで休憩。快適な道、国道44号、道道35号を安全運転でかっ飛ばして、本土最東端・納沙布岬到着(16:40)。
 閉館間際の北方館で北方領土視察証明書と「返せ!北方領土」の旗をもらった。いたるところ、「返せ北方領土」だらけの街である。ある意味、ここは最前線なんだなぁと思う。ここからは本日の宿泊地「お母婆」を目指す。


店長の豪華「うに丼」

野付半島
両側が海の雰囲気は伝わるでしょうか?

ナラワラPAにて

 17:15、本日の宿泊場所「お母婆(根室市光洋町5丁目94番地)」到着。荷物を置いてまず近くの銭湯、「あけぼの湯」へ行く。地図で教えてもらって出発したが、店長があまりに自信満々で先頭を走るからついていったら行き過ぎた。おーい。銭湯は420円。今日から値上げらしい。
 銭湯から戻ってきて、18:53、夕食の乾杯。管理人はメインに根室の名物料理「エスカロップ」をオーダー。バターライスにトンカツが乗ってデミグラスソース(ドミグラスソース、どっちが正しい?)がかかっている。なかなかお口に合います。振り返ると店内ではストーブが炊かれていた。本日の日中は22℃〜18℃くらい。夜はたぶん15℃くらいには下がっている。北海道を走っていると道路で気温と路面温度が一緒に表示されている事に気づく。やっぱり冬の夜、道路の凍結に気づかず事故というのを防ぐためだろうか。

 さてここの消灯時間は23:10だけど、みんな早くに寝たようだ。お母婆は母体が居酒屋。だから食事は問題ないですね。部屋には布団はあるけど、既にセンベイになっているのかクッション性は良くなかった。風呂は無い。トイレは居酒屋営業中は良いが、夜間は横にある工事現場の簡易トイレを使う。男性でもイヤだから、女性にはちょっと勧められないかも。ところで宿泊料はタダです。食事を1500円以上する事が宿泊の条件です。
 そうそう、宿泊者に自転車で日本1周中の京都の大学生がいた。既に九州を制覇しており、後は北海道から帰るだけだそうだ(まだ何ヶ月ですね)。
 本日の走行は324.7km。


返せ北方領土 納沙布岬

  北方館でもらった旗と
  北方領土視察証明書

お母婆の外観


こちらがライダーハウス

根室名物エスカロップ

店内風景


 

前の日へ  目次に戻る  次の日へ