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2004/12/12の 『目』
川崎フロンターレ vs 鹿島アントラーズ
in 県立カシマサッカースタジアム
天皇杯も5回戦。
各地で波乱が相次ぎ、ベスト16だと言うのにJ1同士の対戦はたったの1試合。
今回も各地で下克上の嵐が巻き起こるのか楽しみな限り♪
さて、そんな第5回戦、我等がフロンターレの対戦相手は鹿島。
誰もが知るところであるJ1のビックネームのうちのひとつである上に(スターティングメンバーのラインナップを見ても明らかに名前負け・・・)、実は、過去の対戦でまだ一度も勝ったことのない相手だそーで、とにかく不利な感が否めない対戦となった。
しかし、勝敗を決めるのはチームの人気でもなければ、選手の有名度でもない。
そして、フロンターレを率いるはアントラーズのすべてを知る(?)関塚監督。
今日こそ何か起こる予感。
J1の古豪を倒して、来期へ向けてのさらなる自信を!
とにかく上を目指して、勝利あるのみ!!
鹿島の地に上陸!
しかし、天気はあいにくの雨模様。
ホント、今シーズンは雨ばかりでしたな・・・。
J1の古豪相手の天皇杯は、笠松での昇格決定戦を上回る15台のバスが出撃!
壮観だ・・・。
何か鹿島サポーターが紛れ込んでるなんてウワサもありましたけど・・・。
ウワサの真相や如何に。
しかし、開門前の入場列のこのギッシリ感は紛れもないホンモノ!
さぁ、今日こそ鹿島を倒すぞ!
応援は試合開始前から暴走の兆し。
選手登場とともにエンドレス気味の「鉄のハート」で、体力消耗・・・。
でも、その甲斐あってか、試合も大盛り上がり。
前半6分。いきなり鹿島の出鼻をくじく!
ゴール右斜め前でパスを受けた我那覇が冷静に相手DFの股を抜く技ありのシュートで先制!!
終始鹿島に押され気味の試合の中、フロンターレが時折切れ味の良いカウンターを見せるという展開。
そんな中、ハーフライン付近のスローインから始まった素早い展開から2点目をゲット!
これまた技あり! ベティのループシュート!!
その後、焦りが出たか、シュートをはずしまくる鹿島だったが、さすがは試合巧者?
選手交代がピタリと当たり、ラスト15分で2点を返され、同点とされてしまう。
久々に聞く「延長戦」という響き・・・。
そーいえば、2000年のJ1時代には延長に入れば負けないなんて伝説がありましたな。
まぁ、カップ戦なんで、引き分けはないんだけども。
Vゴールによる劇的な勝利に期待!!
しかし、無情にもボールはフロンターレゴールに突き刺さる。
鹿島にJ1チームの底力を見せ付けられたと言うところだろうか・・・。
惜しいシーンはあったんだけどねぇ・・・。
何はともあれ、見ごたえある試合をありがとう!
大分には大勝したものの、市原に0-5と大敗し、J1との力の格差を思い知らされた昨年。
しかし、今年は神戸に3-2で勝利、そして鹿島に2-3の惜敗・・・。
2戦続けて競り合いとなったJ1との対戦。
鹿島には惜しくも負けてしまったが、この2戦はとても貴重な経験になったと思う。
来シーズンへ向けて確かな実感を得られた天皇杯。
あとはこの実感を確信へと変えるのみ。
今シーズンの戦いはこれで終わりだが、来年、J1という大舞台に備えてしっかりと準備を行って貰いたい。
でもまぁ、とりあえずは、休息の時間だね。
来季に向けて、しっかりと英気を養っておいて欲しいものだ。
J1昇格にJ2優勝、さらに勝ち点100に総得点100まで。
とにかく最高の、充実した1年間をありがとう!
今年も1年間ご苦労様でした!!
いざ、J1へ。
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