翻弄される和美
生まれたままの素っ裸を大きく開股させられ腰まで吊り上げられた和美を目前にして彼らは平然と食事をしている。パンを食べ、ミルクを飲み食欲を満たした小悪魔たちは午後からの予定などを楽しく話しているのだ。
一哉は吸っていたタバコを揉み消すとにんまりとした笑みを浮かべ屈辱の姿態を組まされたまま放置されている和美の頭近くに腰を下ろした。
「先生の分まで食っちゃったぜ。いつものあれでいいだろう?」
一哉がベルトを外し始めたので和美は慌て気味に視線を逸らした。これから屈辱に塗れる我が身を容赦無く痛ぶり尽くそうとする一哉の行動に和美は全身総毛立つような悲しみを覚えていた。
「おい、こっち向けよ」
和美の髪の毛を引っ張って無理矢理それに口を触れさせようとする一哉を制したのはミチルだった。
「あら、裕美にさせなさいよ。奴隷の決まりを教え込む必要があるわ」
「えへへ、それもそうだな」
一哉は下半身を露出したままT シャツ一枚の裸体を縛り上げられ震えている裕美の髪の毛を引っ張って上を向かせた。
「お前にも朝食を与えてやる。さあ、しゃぶりな」
裕美は今にも泣き出しそうな顔で一哉を見上げたがすぐに視線を落すと目の前に突きつけられた醜悪な食べ物に口を付けた。拒否すれば何をされるか判らない恐怖で裕美はたどたどしい態度で一哉を愛撫するのだった。
「いい気持ちだぜ」
一哉が喜悦の声を上げ裕美を虐げているのを尻目に洋輔は着々と撮影の準備を進めていた。撮影用ライトが二箇所灯され、和美の白い肉体がくっきりと浮かび上がると洋輔はカメラを廻し始めた。
「さあ、先生。少しは楽しませて上げるね。辛い浣腸を受けるんだからサービスしてあげる」
ミチルが自分の性器に触れてきたことを感じた和美はけたたましい悲鳴を上げ、吊り上げられている腰をブルッと震わせた。
「な、何をするの?私を辱めるつもりなの?」
「そんな大袈裟なことじゃないわよ。楽しませて上げるのよ」
ミチルは指の動きを休ませず和美に向かって微笑んだ。
「お願い。あなたの手に掛かって恥を掻きたくないの。止めて頂戴」
女子生徒の手に掛かって官能を極めてしまうことは何も残されていない和美にとっても受け入れ難い事だった。和美は精一杯の哀願をしたつもりだったがミチルにはそんな思いは通じない。却ってミチルの心の暗い喜びの炎が燃え盛り始めた。
「裕司、気分が乗るように先生のおっぱいを揉んでやって」
裕司の手が縄に締め上げられた豊かな乳房に掛かると和美は諦めたように目を伏せた。何も感じてはいけないと心に言い聞かせて和美は屈辱の淵に沈んでゆく。
ミチルの指捌きで身体の疼きを感じた和美は激しく頭を打ち振りその情感を払おうとした。しかし、そんな仕草をしても和美の身体は熱気を冷めるどころか益々加速してゆく。
和美の胎内から引き抜いた指先に糸のように絡みつく体液を目にしてミチルはニンマリとした笑みを見せた。
「身体は正直じゃないか。もう、こんなになってる。私がしてるからって遠慮することなんかないよ」
ミチルの言葉に和美は情けなさが募り、頬を冷たいテーブルに押し当てるとシクシクと啜り上げ始めた。そんな和美の姿を目にしてミチルは一層、攻撃の手を強めてゆく。
「どうしたんだ。楽しませて貰っているのに泣く奴があるか」
裕美に朝食を食べさせた一哉が和美の頬を突付いて笑うと和美は気弱に瞳を開いて唇をワナワナ震わせた。
「お願い。浣腸するなら早くして、これ以上惨めな思いにしないで」
和美の女として叫びも小悪魔たちの嘲笑を買うことしか出来なかった。一哉は熱くなった耳朶を弄びながら和美に言い聞かせるように囁いた。
「先生は裕美の代わりに浣腸責めを受けてるんだぜ。もっとゆったりした気持ちでいてくれ。気分が乗るように口を吸ってやるよ」
あっと思う間もなく和美の口は一哉によって塞がれてしまった。和美は自棄になったように差し入れてきた一哉の舌を強く吸い上げ却って自分を追い詰めてゆく。
一哉の口付けから解放された和美は堰が切ったように情感に翻弄されてゆく姿をあからさまに露呈するようになった。頃は良しとミチルはバイブレーターを手に取ると和美の官能の芯に狙いを定めた。
「じゃあ、仕上げはこれで往かせて上げるよ。裕美に女の悦ぶ姿を見せてあげてね」
悪戯っぽい笑みを浮かべたミチルは備えを失い完全に崩壊している和美の花園にそれを突き立てた。
「うぐ」
一声、呻いた和美は心持腰を伸ばすようにしてそれを奥深く迎え入れた。
ミチルは自分の手にするバイブレーターに反応するように和美が甘い溜息を洩らし始めたことに有頂天になっている。美貌・教養・肉体全てにとって自分よりも優っている和美が自分の操る武器によって極限状態にまで追い詰められている。ミチルにとってこれ以上痛快な事は無かったのだ。
和美が半開きにした口の端から舌を覗かせ唇を湿らせ始めたのに気が付いたミチルはそれまで激しく抜き差ししていたバイブレーターから手を離してみた。バイブレーターは角のように和美の股間にそそり立ち抜け落ちない。幾層にも絡みついた和美の襞がそれを咥え込んで離さないのだ。
刺激を弱められた和美が悔しそうに眉を寄せたのを目にしたミチルは意地悪そうな目つきになって吊り上げられ小刻みな痙攣を見せる和美の汗に滑った太股を抓った。
「先生。往きたいの?それならはっきりと言って頂戴」
左右から一哉と裕司の乳房への攻撃を受けている和美は目を閉じたままこっくりと頷いた。そして、囁くようにこう言うのだった。
「往かせて、往かせてよ」
「あら駄目よ。もっと大きな声でこう言いなさい」
ミチルは悪戯心を発揮して和美に屈辱の言葉を吐くように強要する。火のように燃え盛ってしまった和美は到達したい一心で何の抵抗も無くその言葉を口にするのだった。
「私、御堂学園教師、橘和美は往かせて欲しいの。往かせて、お願い」
叫ぶようにそんな言葉を口にした和美に一同は爆笑した。しかし、、和美にはそんな事に屈辱を感じる余裕は無かった。とにかく往きたい。それだけに和美の全ては支配されていた。
「じゃあ、往かせてあげるわね。しっかり迎え撃つのよ」
ミチルは再び律動を伝えるバイブレーターを手に取ると激しくそれを揺り動かし始めた。
「よし、ラストスパートだ」
一哉も裕司に声を掛けると息苦しいほどに勃起している乳首を吸い上げながら乳房を激しく揉み上げる。
遂に和美は快楽源を突き破られ全身を激しく痙攣させ小悪魔たちの軍門に下った。しかし、和美の想像していたのとは別の波が再び和美を襲ってきた。
その瞬間、和美は自分の身体が地の底に引きずりこまれるような錯覚を感じて長い悲鳴を放つ。
煽られ巻き込まれ、感涙に咽び泣く和美の姿をじっくりと堪能したミチルがようやっと矛先を引き上げると和美の全身は力が抜け切ったようにぐったりとなり、夢の中を彷徨っているような満足な表情を浮かべて静止していた。
「よ、先生。完全に往ったんだろう」
乳房を揺さぶられた和美は官能の余韻を中断をされたことに眉を寄せたが薄く目を開くとこっくりと頷いた。それは彼らのなすがままに生きなければならない諦めとも取れる風情だった。
浣腸拷問
開股した二肢を吊り上げられるという言語を絶する姿態で淫情を極めた和美の後始末をミチルは念入りに行なっていた。和美には女子生徒にその部分を弄られと言う不快感は既に無かった。これから彼が行なうであろう浣腸に対しての恐れが和美の心に甦り、表情を硬くさせていたのである。
「随分、楽しんだみたいだね。手間が掛かったわ」
ミチルは和美の陰核を弾いてそんな事を言うと得意顔になってその汗に塗れた裸体を見下ろすのであった。
「いよいよ浣腸してやるぜ。辛いのかい?恥ずかしいのかい?何とか言ってみろよ。先生」
一哉は浣腸器に装填するボディーソープを水に溶かしながらそんな事を言って和美をからかっている。
頑なに唇を噛み締め彼らの挑発には無感動になりきろうと決めた和美ではあったがミチルの指先がその箇所に触れてくるとさすがに耐え切れず腰を弱々しく左右に振ってそれを避けようとする仕草を見せた。
「ふふふ、何を嫌がっているの?ここを柔らかくしておかないととても痛いんだよ」
ミチルは片頬をゆがめて更に執拗な痛ぶりを加えていた。
「あら、そんなに一辺に吸い上げては駄目よ」
ミチルは一哉が浣腸器に水溶液を目一杯吸い上げたのを目にして不満げな声を上げた。
「100CC位にして皆でゆっくりと注いでやりましょうよ。その方が先生だって楽しめるじゃないいの」
ミチルが和美の双臀を叩いて笑うと一哉もしたり顔で頷いて多くの水溶液を洗面器の中に戻した。
ミチルが排泄に使うバケツと脱脂綿と周囲に配置すると和美を浣腸責めに遭わす舞台は整った。
「一番手はミチルはがいいぜ。先生にご馳走してやんな」
一哉は含み笑いを浮かべると浣腸器をミチルに手渡した。
「あら、私、こんなものするの初めてなのよ。うまく行くかしら」
「お前、高校を卒業したら看護学校に行くかも知れないだろう。先生に実験台になってもらえ」
一哉にからかい半分に言われたミチルは真剣な表情になって濡れて震える標的を狙い始める。自分を見下していた和美に対する復讐の総仕上げだと思うとミチルの心は異様に高鳴ってくる。それは自分より美しい花を自らの手で汚水の中に叩き込み踏みにじってやるんだという快感めいたものをミチルに与えていた。
大きく息を吐いて開股された間からミチルが引きつった表情を覗うとそれまで目を閉ざしていた和美と視線が合った。
「吉永さん!お願い。馬鹿なことはしないで」
無駄とは知りつつ涙を溢しながら哀願する和美の姿は却って小悪魔たちの暗い悦びに火をつけることになる。
「何を言ってるんだ。先生。腹なのかに溜まっているものをすっきりさせて貰えるんだぜ。俺たちに感謝して欲しい位だぜ」
和美の緊縛された乳房を揺すって一哉はけたたましい笑い声を上げるとミチルも追い討ちを掛ける様に口を開いた。
「先生。排泄のことを心配してるんでしょう。臭いからと言って私たちは逃げたりしないわ。御堂学園の教師として堂々と排泄する姿をしっかりと見させて貰うわよ」
ミチルの妥協を許さない冷酷な言葉を聞いた和美は打ちのめされたように目を閉ざすとテーブルに頬を押し付けシクシク啜り上げ始める。和美が浣腸を受け入れると悟った一哉はミチルに向けて片目をつぶった。
「先生は覚悟を決めたようだぜ。優しく浣腸してやんな」
ミチルはこっくりと頷くと身動きの取れぬ和美の菊花に矛先を宛がった。
「嫌」
その瞬間、和美は小さく悲鳴を上げると吊り上げられた二肢をゆさゆさと揺さぶって消極的な拒否の姿勢を見せたが逃れられる術はなくその矛先をしっかりと咥え込んでしまっう。
「ふふふ、先生。悔しい?何とか言ったらどうなの?」
勝ち誇ったように宣告するミチルに和美は返す言葉も無い。弱々しく首を振った和美を目にしたミチルは心の奥底から込み上がって来る快感に打ち震えながらポンプを押した。
和美は溶液が送り込まれるのを感じると眉を寄せ、首を大きく仰け反らした。生徒たちに捕われ、陵辱の限りを尽くされた挙句に加えられる汚辱の責め。和美を怒りとも呪いとも付かぬ思いを飲み込むように噛み締めた口の中で唾を飲み込むのであった。
「終ったわよ。先生。どんな気持ちだったの?」
浣腸器を空にしたミチルが屈辱に耐えている和美の頭部に移動するとその歪んだ顔を覗き込んでおかしそうに笑うと和美は一瞬、目を開いて怒りの篭った視線を投げ掛けた。
「そんな、怖い顔をするもんじゃないわ。せっかくの美人が台無しよ」
ミチルにからかわれた和美は再び睫毛を伏せると屈辱に耐え始める。吊り上げられた両足を極限まで開かされ味合わされる浣腸責め。女として誇りをこれ以上傷つけられる責めは無いだろう。和美の目から堪えても堪えても涙の粒が溢れてくる。
そんな和美の顔が再び激しく左右に揺れた。裕司がポンプを押して屈辱の溶液を和美の腹部に送り込んだからだ。
「ふふふ、楽しいでしょう。先生。次は洋輔よ。全員が浣腸するまで洩らしちゃ駄目よ」
ミチルは屈辱に震える乳首を押したり抓んだりしながら和美を揶揄して酒に酔った様なトロンとした目付きで楽しんでいる。和美そんなミチルに呪いの言葉を言い返す気力も失われていた。ただ、この屈辱の時間が一刻も早く過ぎるのを心の中で念じている和美であった。
撮影を中断した洋輔が和美の巨大な羞恥の前に陣取った。震える双臀の中心に息衝く微妙な花びらを見るうちに洋輔もこの残酷なゲームに取り込まれてしまう。
「さあ、三本目をぶち込んだら小休止を取らせてやるぜ。洋輔ぶちかましてやんな」
浣腸責めの軍師よろしく一哉が声を掛けると物の怪に憑かれたような目をした洋輔は浣腸器を宛がった。和美の浣腸に消極的だった洋輔の姿勢はそこには見られない。身体の中から生じてきた快感に突き動かされるように洋輔はポンプを押した。