最後の戦い
アトリエを模様替えをしたバトルルームには熱気が漲っていた。昨夜の戦いの凄まじさを目にした男たちは今回も熱い戦いを期待して胸をときめかせていたのだ。
最初に登場したのは徹だった。昨夜、負けたといえ後、一歩まで真琴を追い詰めたことで徹は自信を持っていた。今日こそは美肉にありついて女日照りに終止符を打つのだとその目は異様にぎらついている。
「今日こそは絶対に勝つんだぞ」
岡野に声を掛けられると徹は手を振って応えると布団の上に胡坐を組み、目を閉じて精神統一を図り始めた。今日はハンディなしの戦いということで徹の足枷も外されている。
続いて真琴が松井に縄尻を取られて緊縛された全裸を前屈みにして現れた。こちらも徹の姿を目にすると闘志を露わにした。真希のためにも負けるためには行かないのだ。
真琴が縄を解かれ、徹の目の前に膝を折ると三枝が二人の間に割って入った。
「今日の戦いは時間無制限だ。どちらかが負けるまで続ける。ただし、五分おきに二分のインターバルを設ける。さて、勝ち負けなのだが真琴は徹から精液を搾り取れば勝だ。口だろうが手だろうがオマンコだろうが構わない。徹の勝利はこのピンポン玉を取り出したら勝だ。また、顔への手での攻撃は禁止だ。真琴の顔が腫れ上がったら興ざめだからな」
三枝は得意そうにルール説明を終えると真琴の方を向いた。
「足を開きな」
真琴が足を開くと三枝はピンポン玉を胎内に含ませ始める。真琴は不快な感触に耐えるように唇を噛み締めていた。時間制限がない上に胎内に異物を含めたままの戦い。真琴にとっては不利この上のない戦いである。しかし、真琴はそんなことに不満は見せなかった。とにかくこの男を完膚なきまでに叩きのめす。それしか考えていなかった。
戦いのインターバルに使われる大量の濡れタオルが運ばれると戦いの舞台は整った。真琴にとっては全てを賭けた最後の戦いが開始されようとしていた。
「よし、立て」
促された二人が立ち上がると三枝はホイッスルを吹いた。
「今日こそは勝って、手前の身体を戴いてやる」
「殺してやるわ。化け物!」
二人とも汚い言葉を吐いて間合いを計っている。真琴の狙い目はカウンターだった。徹が飛び込んできた際に蹴りを放ち、ダメージを与えるのだ。
徹はいきなりファイティングポーズを作るとフットワークを使いながら右に左にパンチを放ち、真琴を脅かす。
軽快な足捌きで自分に迫ってくる徹に対し、真琴は隙を見つけられず焦っていた。このままだと接近戦に持ち込まれ倒される。倒された体力の消耗が激しくなるのだ。
追い詰められてきた真琴は飛び込んできた徹の隙を突いて蹴りを放ち、その痩せた腰辺りに命中させた。
バランスを崩した徹の腹部をさらに蹴り上げた真琴は布団で作られたリング中央に戻った。徹はようやっと立ち上がったところだ。序盤は真琴のペースで戦いは続いてゆく。
徹は焦っては駄目だと自分に言い聞かせ、再び、真琴に迫ってゆく。徹は真琴の蹴りを封じるために狙いを左足に定めた。とにかく上に意識を集中させてる間に足を狙い打つのが作戦だった。
素早い身のこなしで真琴に接近した徹は真琴の左足のふくらはぎを蹴った。素人のショートレンジからの蹴りだからさしたるダメージも真琴は感じなかった。しかし、数回に渡って続く内に真琴は相手の作戦が読めてきた。
再び、接近してきた徹に対し、身体を回転させた真琴は正面から股間目掛けて右足を蹴り上げた。見事に急所を直撃した蹴りに徹は海老のように身体を折り曲げると脂汗を滴らせる。
更に追い討ちを掛けるように真琴はその右足の上に膝から体を落した。再び、悲鳴を上げた徹はギブアップ寸前まで追い込められた。
そこで三枝の笛が鳴った。五分が経過したのだ。松井と塩野に抱きかかえられてコーナーに下がった徹と比べ、真琴はしっかりとした足取りでコーナーに戻って来ると栗山に差し出された水を飲むのであった。
三枝のホイッスルで二ラウンド目が開始された。インターバル間に冷たいお絞りを使ってようやっと激痛から開放された徹は怒りを全身に漲らせていた。狙いはただ一つ、真琴の足を止め、寝技に持ち込むことだった。
猪のような勢いで突進してきた徹をかわした真琴ではあったが逃げざまに蹴りだした足が徹の足に弾かれ転倒してしまう。すぐさま起き上がろうとした真琴の右足首をを体勢を立て直した徹が倒れこむようにして掴んだ。
「あっ」
慌てた真琴は左足を使って徹を蹴り飛ばそうとするが徹は動じず、万力のような力で捻じ曲げる。
身体を回転させてその激痛から逃れようと必死にもがく真琴の左足を膝を使って押さえつけた徹は鬼のような形相で真琴の足首を捻じ曲げるのであった。
「折れちまうぞ。いいのか?」
更に力を込める徹の攻撃に防戦一方となった真琴は苦悶の表情を浮かべている。最早、これまでかと思われた瞬間、徹の膝が外れ真琴の蹴りが徹の股間を再び襲った。
もんどり打って倒れこんだ徹に打ち掛かる力は真琴には無かった。立ち上がっても足を引き摺るその姿には戦闘能力が失せていた。
(もう捨て身しかない)
悲壮な決意を固めた真琴は徹の接近に身構える。
脱兎の如く突進してきた徹の足目掛けて飛び込んだ真琴。不意を突かれた徹は倒れこみ、両者はもつれ合いながら転がった。
捨て身の真琴は横倒しとなった徹の首に後から太腿を巻きつけるとぐいぐいと締め上げる。突然の反撃に徹は一瞬、慌てたが気が付けば自分の攻撃目標が目の前にある。徹は首を締められながらも反転すると真琴の無毛の割れ目に手を伸ばす。
それが真琴の狙い目だった。かっちりと太腿の付け根に徹の首を挟みこんだ真琴は自分は異常な緊張を示している徹の屹立をしっかと握り締める。
「糞!」
真琴に馬乗りにされ、口に一物を含まれ刺激を受け続ける徹は吐き捨てるように言うと自分も真琴の内部に指を押し込み、何とかピンポン玉を抉り出そうとする。
見た目にはセックス中の男女がお互いを愛撫する愛欲図に見えるが戦う当人たちにとっては死に物狂いだった。
このまま戦っても敗戦は必至と見た真琴は時間に賭けたのだった。
しかし、首枷が外れた徹が身体を反転させ、真琴が下になると状況は不利になった。
膝を突き上げ、徹の侵略を防ぎつつ、しっかりと握り締めた狂ったように揺さぶる真琴ではあったが身体を完全に預けられ、身動きも取れぬ状態に追い詰められると徹の股の間から悲痛な表情を浮かべるしかなかった。
「やったぞ」
徹は抉り出したピンポン玉をかざし狂喜したように飛び跳ねるとすぐさま繋がろうと真琴の太腿に手を掛ける。
覚悟したたこととは言え野獣のような男に蹂躙される悔しさに真琴は狂ったような抵抗を見せ始める。
「押さえつけてやって下さい」
三枝の言葉で見物人たちは一斉に動き、真琴の両手、両足を押さえつける。
「あーっ」
遂に徹の楔を打ち込まれた真琴は悲痛な叫びを上げて泣き声を洩らし始める。それは自分の身が汚されるというよりも真希を守れなかった悲しさに胸が溢れたのだ。
女体の心地よさに忽ちにして興奮が高まり、欲望を真琴の震える腹の上に排出した徹はすぐさま二発目に取り掛かろうとした。
「おい、何するんだ」
松井に待ったを掛けられた徹はご馳走を取り上げられた子供のように不満げな顔をする。
「お前の役目はここまでだ。後はお客人たちがお楽しみになるんだ」
ガャチリと手錠を掛けられた徹は泣き出しそうな顔をしながら未だに怒りを含ませたままの男根を揺らして地下に引き立てられていった。
残された真琴は正に強姦されている有様だった。三人の男たちのみならず羽田や栗山までも参加して半ば気を失った状態の真琴をここれでもかと犯しまくるのであった。
「どうです?これで恨みを返した気分になったでしょう?」
全裸のままタバコを吸いながら一息入れている木曽に三枝が尋ねると木曽はニッコリと微笑んだ。
「満足ですよ。後は妹共々、そちにの好きなようにして下さい」
既に全身、男たちの欲望塗れにされている真琴を見て木曽は満足げに言うのだった。彼は留美との結婚もこの後、控えている。正にこの屋敷での生活を満喫している木曽であった。
留美排便
真琴への地獄の陵辱が終わると栗山は由里の事を思い出した。昨夜、排尿させてから随分と時間が経っている。おそらく我慢の限界が近づいているだろう。
栗山は急いで二階のプレイルームに駆け込んだ。案の定、由里は泣きそうな顔をして腰を揺らしていた。
「ごめん。忘れていた」
「ひ、酷いわ。朝から誰も来てくれないんだもん」
恵子も由里に会うのが辛いのか食事もさせて貰っていないようだ。しかし、由里にとって空腹より生理の欲求が先だった。栗山が足首を縛った縄を解くのをもどかしげに待っていた由里は便器が宛がわれるとすぐさま、発射し、激しい水音が辺りに響き渡った。
中腰になった由里はようやっと欲望の排出を許された安堵感に目を閉ざし、排尿を楽しむかのようにうっとりとした表情を浮かべている。栗山はそそんな姿の由里を目を細めて見つめるのであった。
「もう、いいね」
排尿を終え、念を押された由里は恥ずかしそうに頷いて見せた。
昨日までの刺々しい表情が消え、由里に隷属の心が生まれてきたことを栗山も感じていた。そんな由里に栗山も優しく接してしまうのは生来の癖であった。
「今、何か食べる物を持ってくる」
まだ、何か言いたそうな由里を残して栗山は便器を抱えてプレイルームを後にするのだった。
数分で栗山は戻ってきた。
「腹、減ってるだろう。食事を持ってきた」
栗山が持ってきたのはサンドイッチと牛乳の奴隷食だった。由里は再びそれを口にしなくてはならない惨めさに思わず涙が溢れそうになった。決して不味い物では無いのだが同じ味を毎日のように食べさせられていると見るのも嫌になったものだった。
「お腹、空いてるんだろう?」
栗山がそれを差し出すと由里は口を開いた。とにかく空腹なのは事実なのだ。
少し量が多いかと思われたサンドイッチだったが由里は牛乳と共にそれを全て食べ尽くした。
「じゃあ、また、後で顔を出すよ」
「待って」
栗山が部屋を出ようとすると由里が思い詰めたような声を出した。
「便器を使わして下さい」
恥ずかしそうに頬を染めて再び、便器の使用を口にした由里を見て栗山は訝しげな表情を浮かべた。
「さっきしたばかりじゃないか?」
「ち、違うの。大きいほうなの」
顔を背け、耳まで赤く染めて少女のように羞恥に打ち震える由里を見て栗山は一気に興奮が昂り、目を輝かせる。
「そうか、したいのか。俺も君のウンチを見たかったんだよ。どんな色をしてるか、匂いはきついか?楽しみだな」
栗山が興奮を抑えきれずそんなことを言うものだから由里は更に羞恥を感じる嵌めになってしまう。
「や、止めて。ふざけないでよ。こっっちは辛いのよ・・・」
涙を流して由里は抗議めいた言葉を吐くとシクシクとすすり泣いた。男に便意を訴え、それを目撃される辛さ、恥ずかしさ、由里にとっては耐えられぬ事だった。
「ここから太いものが出てくるんだね」
「な、何をするの?悪戯しないで」
背後に廻った栗山がこともあろうにその箇所に指を這わしたものだから由里は悲鳴じみた声を上げた。
遂に由里が号泣の声を上げ始めたのでふざけるのを止め、栗山は便器をその前に配置した。
「さあ、してご覧。見ていて上げる」
促された由里は泣くのを止めると泣き濡れた瞳を栗山に向けた。
「お願い。暫くの間、ここから出て行って」
体内から汚物が排泄する瞬間だけは見られたくないと由里は願ったのだ。しかし、それを見るのが目的が許す通りも無かった。
「僕の目の前でしないと君は暗闇部屋に行くんだよ。それでもいいのかい?」
あっさりと栗山に拒絶された由里は恨みの篭った視線を向けた。しかし、しないわけには行かなかった。暗闇部屋に閉じ込められることなど由里にとって想像もしたくないことだったのだ。
啜り上げながら由里が便器の上に跨ると栗山は床に寝そべり、懐中電灯まで取り出してその様子の一部始終を目撃しようとする。
由里はこの男には何を言っても無駄だと思ったのか唇を噛み締めると瞼を閉ざした。
「うふふ、出てきたよ」
その瞬間を目にした栗山が上ずった声で訴えると由里は極限羞恥に頬をブルブルと震わせながら排便を続けてゆく。それは由里にとってとてつも長く感じたことだろう。早く終わってくれと由里は心の中で念じていた。
「うわー、また、出てきたよ。随分、溜まってたんだね」
栗山の狂気めいた声を聞きながら、由里はようやっと地獄の瞬間を終えることが出来た。
「終わったんだね」
由里が頷くと栗山はティッシュを使って後始末に取り掛かる。由里は頬を染めてその意地悪い掃除に身を任せている。
「さあ、終わりだ」
栗山に尻を叩かれた由里はその場に尻餅を付くと再び、泣き声を上げ始める。そんな由里を見ていた栗山は欲情が込み上がってくると緊張を高めた一物を取り出すと由里の唇に迫った。
「ウンチをさせて上げたんだ。お礼ぐらいしておくれよ」
突き付けられた凶器を悲しそうな目で見ていた由里はおずおずと口を開くとそれを奥深く含むのであった。