混合ワクチンは愛犬の保険です!
犬ワクチンには、予防出来る病気の数により「5種」「7種」「9種」など、いくつかのタイプがありますが、出来れば一度に多くの予防が可能な9種混合ワクチン接種が望ましいでしょう。
(注射の時期についてはこちら。)
9種ワクチンの内訳 |
主な症状 |
犬ジステンパー |
高熱・鼻水・目やに・下痢・嘔吐・高死亡率 |
犬伝染性肝炎 |
高熱・下痢・目の白濁・無症状突然死 |
犬アデノウィルス2型感染症 |
発熱・咳・鼻水・二次感染による重症化 |
犬パラインフルエンザ |
発熱・咳・鼻水・二次感染による重症化 |
犬パルボウィルス感染症 |
発熱・嘔吐・血便・伝染力が強く高死亡率 |
犬コロナウィルス感染症 |
嘔吐・下痢・二次感染による重症化 |
犬レプトスピラ感染症(3型)* |
腎炎・肝炎・黄疸・嘔吐・下痢・重症化・急死型 |
*「コペンハーゲニー型」「カニコーラ型」「ヘブドマディス型」の3型を予防出来ます。レプトスピラ感染症は人にもうつる危険性があります。
猫にも混合ワクチンを!
猫のワクチンには、「3種」「4種」「7種」があります。
猫の伝染病の中でも、猫白血病ウィルス感染症(FeLV)や猫免疫不全ウィルス感染症(FIV)(猫エイズ)は感染率が高く、感染して発症まで数年かかることが多い上に、有効な治療手段もありません。そのためにも、FeLVを含んだ4種または7種混合ワクチンを受けましょう。また、近年FIVワクチンも開発されましたので、検討の価値があります。
(接種時期についてはこちら。)
4種ワクチンの内訳 |
主な症状 |
猫白血病ウィルス感染症(FeLV) |
免疫低下・白血病・リンパ肉腫・白血球減少 |
猫ウィルス性気管支炎 |
発熱・激しい咳やくしゃみ・混合感染で重症化 |
猫カリシウィルス感染症 |
風邪様症状・混合感染による重症化 |
猫白血球減少症 |
高熱・嘔吐・下痢・子猫は高死亡率 |
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