司法制度改革審議会は、来る3月18日に、初めての公聴会を大阪で開きます。
しかし、公聴会に参加するには事前申し込み制で傍聴券が必要ですが、定員の3倍もの申し込みがあり、関心のある多くの方が傍聴できない結果になっています。
そこで、公聴会の開催の同じ日・同じ会場で、より多くの人に公聴会の内容を知ってもらうため公聴会の報告会と、そこでの質疑等のやりとりや審議会の現状分析を行い、市民の視点から審議会をチェックする催しを企画しました。
また、公聴会での市民の意見発表には、100名近くもの応募の中から、たった6名しか発表することができません。
そこでより多くの方に、現状の裁判制度についての問題提起や司法改革に関する提言をしていただくために、「市民が創る司法改革公聴会」と名付けました。
戦後最大の司法制度の大転換である、司法制度改革審議会に幅広い層の関心を高め、もって市民本位の司法制度への改革が実現できるよう、ぜひ多くの方にご参加いただけますようお願い申し上げます。
※主催団体の一つである「司法改革大阪各界懇談会」は、大阪弁護士会と司法関係の市民グループ、労働組合、消費者団体、経営者団体など、幅広い市民団体が連携して、司法改革について論議・提言していくために、昨年3月に発足したネットワーク組織です。