現金なもので、綱吉に優しくされてランボはたちまち気分を持ち直した。絵に描いたような単純さを、ランボはこれっぽっちも恥ずかしいなどと思わなかった。未来のドン・ボンゴレが手ずから世話を焼いてくれ、おねだりを快く聞き入れて甘やかしてくれるという恐れ多くももったいないこの待遇は、ランボにとって役得でただただ喜ばしいばかりだった。今ここに幼い自分がいたなら、抱きしめてキスをしてやってもいい。綱吉と二人きりで、何の気兼ねもなくその優しさを甘受できるなんて、いつもだったら考えられない。
 使うからには子供なりに理由があったとは思うが、何がきっかけで引き金を引いたのかいちいち覚えているはずもなく、時と場所を選ばない勝手気ままな呼び付けに翻弄されているというのが十年後のランボの正直な心境だ。五分間の限られた時間とはいえ、起こったことを端から忘れていける気楽な性質をもってしてもこの現状は決して楽しいものではない。大体が過去に呼び出される時は、幼い自分が何か揉めごとを起こしたり、面倒ごとに巻き込まれたり、いらぬ口を叩いて未来のボンゴレの腹心から拳骨を食らった直後だったり(当然目の前の相手はまだ頭に血が上ったままだ)、あるいはブロック塀すら打ち砕くほどの剛速球の的に危うくさせられそうになったり、はたまた極彩色の湯気を上げる手料理にもう少しでお花畑を渡り終えそうになったり、色々あるが、とにかくいずれろくな場面に遭遇しないのだ。
 普段のそれを思うと、今日の五分間は本当に夢のように幸せなひと時だ。けれどランボは、こうして呼ばれることをどこかで心待ちにしている自分を知っている。そして、たとえどんなにため息をつきたくなるような有り様が待ち受けていようとも、視界を覆った煙幕が晴れ、そこにかつて一つ屋根の下に暮らした、今は遠い人になってしまった懐かしい姿を認め、「お久しぶりです」と微笑みかける瞬間だけは、ランボはいつも必ず十年前の自分に感謝するのだった。
 桜の花びらが川面を飾って流れていく。流れに沿って浮きの左右に分かれて進む何枚かの花弁が、つつかれたように不自然に震えた。次の瞬間、ランボの手の中でひゅっとグリップがしなる。「あっ」と綱吉が声を上げ、背を叩く動きが止まる。絶妙のタイミングで、ランボは腕を捻り上げるようにして釣竿を引き寄せた。中空へと踊り出た魚が跳ね、遠く霞みがかった山々と満開の桜を背景に、水飛沫が虹色に輝いた。ランボは片手で造作もなく釣竿を操り、水に濡れた釣り糸をもう片方の指で摘まんで目の前に魚を掲げる。わずか数秒の勝負だった。
 今釣り上げたばかりの獲物を眺めて、ランボはしきりに瞬きした。一連の動作を黙って見守っていた綱吉が、詰めていた息を吐き出す。
「ふえ〜。ねえランボ、この後釣りが趣味にでもなった?」
「? いいえ、これが二回目です。一回目は…あー、今日ですね」
「そうなの?あれだけ行きたいってゴネてたくらいだから、てっきりこれで釣りの魅力に取り付かれたのかと思ったよ」
 明日連れて行ってやるぞと言うとランボは飛び上がって喜び、どこで覚えたのかティッシュを丸めていそいそと照る照る坊主を作った。奈々に頼んで軒下に吊るしてもらった不恰好なそれをランボはいつまでも見上げていて、気がついた時にはその場で居眠りを始めてしまっていた。だから昨夜は綱吉が寝床まで運んでやったのだ。
 そして今朝ランボの強烈なタックルで目を覚まし、起き抜け早々に綱吉は疲れた表情で堪忍袋の緒を繕った次第である。
「それにしても、釣り体験は一回目も二回目も今日ってことになるんですね」
「そういうことになるね。なんかややこしーなー」
 釣り上げられた魚が尾びれを振った。ひときわ素早く、ランボは魚に近づけていた顔を退ける。藻草の匂いが鼻先を掠めた。肩に掛けられたタオルがずり落ちる。ピチャンと水滴がディパックに飛び散って、撥水素材の生地の上でつるりと小さな水玉を作った。
 ランボの、こんな時ばかり優れた力を発揮する反射神経に笑って、綱吉は持参のクーラーバッグの蓋を開けた。
「いや、さっきのさ、なんかすげえサマになってたから。こう、釣り上げる時?」
 進言どおり、初心者らしく魚を針から外すのに四苦八苦しているランボを手伝って、綱吉は言葉を続ける。はにかんだような、こそばゆい声だった。
「ちょっと、カッコいいなあとか思ったよ」
 その言葉にランボがぱっと顔を上げると、先ほどの自分の動きを真似して片腕を振り上げてみせる綱吉と目が合った。照れくさそうに顔を伏せ、わざとらしくタオルを掛け直すランボは嬉しさと誇らしさに口元が緩むのを抑えられなかった。果報は寝て待てとはこの国の諺だったか。伊達に永い年月を言い伝えられてきたわけではない。先人の残した言葉にはやはりそれだけの真実が含まれているのだ。
 振り上げた腕をつくづくと見やって綱吉は苦笑する。自分でやっても、ちっとも格好良くならない。上着の生地の無駄な余り具合が、その中に包まれているものの貧弱な細さを表している。ランボの痩せぎすと言ってもいいくらいの身体には、自分と違って俊敏なバネが詰まっていることを綱吉は実感した。ランボの無意識がこのレクリエーションの本質を見抜いて、経験を飛び越えてあのフォームを身体に取らせた。六歳の時から十年分の経験を積んだ、気負いのない、シンプルな動作だった。
 不意に、うららかな春の陽だまりの中にあって、何の前触れもなく冬に逆戻りしたかのような寒気が綱吉の背筋を撫でていった。ひやりとした感覚とともに、急に自分の喉にも針が引っかかっているような息苦しさを覚え、綱吉はそそくさと針を外した魚をクーラーバッグに放した。それがランボの日常で、それによって身についたものなら自分は格好良くならなくてもいいのだ。
 水を張ったバッグの中で、魚はひれをばたつかせ窮屈そうに身を捩じらせている。鮒ではないし鯉でもないようだ。どっちにしろ川魚を調理するつもりなどないし、これ以上暴れて衰弱するのを見るのも気が引ける。本格的に弱らせる前に川に戻そうと立ち上がりかけて、綱吉はランボが魚をじっと見つめていることに気がついた。姿勢を戻した綱吉がその顔をそっと下から窺ってみると、心なしか眉間にしわが寄っているようである。
「ランボ、どうしたの?」
 囁きほどのボリュームの声に、ランボもひそひそと小声で返した。
「いえ、その…小さいなと思って」
「小さい?この魚が?」
「ええ…」
 呟き、ランボは首を捻った。妙に子供っぽいその仕草に、綱吉は眉間のしわは怒っているのではなく困惑しているのだと理解する。確かに、クーラーバッグでもがく魚はお世辞にも胸を張れる大きさではない。かといって一時の失笑を誘い、それが後々に笑い話につながるような小魚というわけでもない。綱吉の通う中学校の校歌の内容を身をもって表しているような、可もなく不可もない、面白みに欠ける大きさなのだ。
 ひそひそ声の応酬は続く。
「もう一匹くらい釣るんじゃないの?この後。ビギナーズラックでさ」
「そう、…ですかねえ?」
「じゃなきゃ、記憶違いか」
 ランボは、記憶が確かならば、と言った。だとしたら幼かったランボが、自分が釣り上げた魚がつまらない大きさだということを認めたくなくて、立派な獲物を捕まえたのだと思い込んで、年月が経つにつれ記憶が取り違えられた可能性は充分ありえる。綱吉はひそかに、案外この推測が真実なんじゃないかと思っていた。当然そんなことは顔には出さない。それくらいの腹芸なら綱吉にもこなせる。
「いや、なんか、そういう感じでもないんですよね。上手く言えないんですが」
 柔らかい猫っ毛をかき回して、ランボはますます首を捻った。なんと言っても十年前の出来事である。綱吉の言うように、どこかで記憶の糸がこんがらがって勘違いをしているのかもしれない。でも、思い違いだったと受け流してしまうのはどうにも釈然としなかった。ひとつだけ言えることは、この日自分は一匹しか釣り上げていないはずだということである。多分この記憶は間違いではない。考えれば考えるほど、しっくりこない、据わりの悪い気分が増していく。
 ミニサイズのクーラーバッグを挟んで膝をつき合わせている二人の間に、束の間奇妙な沈黙が流れる。川のせせらぎも木々の葉擦れの音も遠ざかり、一瞬の無音の後出し抜けに衝撃音が響き渡った。爆風に綱吉の髪が煽られる。周囲の木々から、けたたましい鳴き声を上げて小鳥が何羽も飛び去っていったが、激しい爆発音がもたらした耳鳴りのせいで綱吉には届かなかった。どこからともなく湧き出した煙は、やがて辺りを包んだ時と同じようにどこへともなく消え去り、そこにはふわふわの鳥の巣みたいな髪をした、頭でっかちな幼児が残された。
「お帰り、ランボ。…あっちのランボ、タオル持ってっちゃったよ」
 手を伸ばして髪を撫でてやり、赤みの残るおでこや腫れてしまっている頬を撫でてやると、ランボはぷいっと顔を背け怒ったように短い腕を振り回した。
「ツナ!ランボさんどこも痛いとこなんかないんだからね!だから、泣いてなんかないんだからね!」
 涙の乾いた痕が目立つ頬を膨らませて、ランボは顔一杯に不機嫌を表した。自我が芽生えてくる時期なのだろう、この頃ごくたまにこういう反応をする時がある。同性である綱吉に慰められるのは、弱みを晒すようで恥ずかしいと感じる時があるようだ。母親代わりの奈々には今でも頓着せず泣きつきに行くのだから、実に微妙な年頃である。
「あーはいはい分かったよ。ったく、これなら大人ランボのがよっぽど可愛かったよなあ」
 もうすっかり板についてしまった、疲労と諦めと、呆れた気持ちがない交ぜになったため息をついて、綱吉はよいこらしょと腰を上げた。クーラーバッグの取っ手を掴んで持ち上げる。
「ツナ、どこ行くの?それどうするの?」
 途端におろおろとランボは上擦った声を上げる。どんなにうわべは強がっていても、散々泣き喚いて意気地がふやけてしまった後だから、綱吉がそばにいないと心細いのだ。
 またぞろ泣き出しそうに目を潤ませるランボに、安心させるように綱吉は言った。
「そんな心配しなくてもすぐ戻るよ。魚を川に逃がしに行くだけだから」
「サカナ!?」とランボは素っ頓狂な声を上げた。しょぼついた瞳が瞬く間に、興奮と期待にきらきらと輝き始める。
「そん中、お魚いるの!?見せて!お魚見せて!」
 ランボは綱吉に飛びついてブルゾンの裾を引っ張った。一旦は不安にしぼんだ頬が見る見るうちに紅潮する。魚との勝負に取り組んでいた時も、さっきの癇癪一歩手前の膨れっ面も、そして俄かに元気を取り戻した今も、柔らかな頬が丸く日差しを反射する理由はすべて違うのに、その色だけは全部同じだ。力が漲り、生き生きと輝いて見える。
「こらランボ、そんなに引っ張ったら服が伸びちゃうってば。ちゃんと見せるから、手ェ離して」
 悪い行儀に一言釘を刺してから、綱吉は跪いてクーラーバッグをランボの前に差し出した。その縁に齧りつき待望の魚の姿を一目見るや、ランボは嬉しさの余り悲鳴のような歓声をあげた。
「ホントだ!ホントにお魚!ねえ、ツナが釣ったの?ねえ!」
 唾を飛ばす勢いで捲くし立て、ランボはバッグの縁を掴んだままぴょんぴょんと飛び跳ねる。それにつられて水も魚も景気良くジャブジャブと波打った。両手を塞いでいたことを後悔しながら、綱吉は子供の顔を覗き込んだ。
「俺が釣ったんじゃないよ。これはお前が釣ったんだ」
ランボのぴょんぴょんがピタリと止まった。双葉色の大きな瞳が綱吉を仰ぎ見る。
「これ、ランボさん釣ったの?」
 ランボの真っ直ぐな視線を受け止めて、綱吉はもう一度しっかりと言い切った。
「そうだよ、ランボが釣ったんだ」
 丸っきりの方便でもないが、さりとて本当のことでもない。思わず見蕩れてしまう身のこなしで、あたかも魚のほうから手繰り寄せられてきたかのような鮮やかな手際で、初めての獲物を釣り上げたのはあくまで十年後のランボだ。的確な表現ではないと思いつつこんな言い方をしたのは、帰っていったランボが残した疑問の答えを綱吉自身知りたかったからである。
 どんぐり眼の奥で一体何を考えているのか、綱吉の目をじっと見上げてランボはうんともすんとも言わなかった。しばらくして、今度はお前が釣ったのだと示された魚に視線を落とす。見つめたまま微動だにしないランボの様子は、大人ランボとそっくりだった。やっぱり、こんなのつまらないとがっかりして、拗ねているんじゃないか。もじゃもじゃ頭のてっぺんを見下ろして、もしかしなくても自分の立てた推測は的を射ていたに違いないと、いささか失礼な考えが綱吉の頭をよぎる。
 微風にふわふわと舞いながら淡色の花弁が落ちてくる。右へ左へ揺らぎながら、それがランボの頭にふわりと着陸する。ぶるり、とランボは武者震いをした。そしてやにわにクーラーバッグに手を突っ込み、目にも留まらぬ早業で一息に魚を掴み上げた。どこにそんなスキルを隠していたものか、水にぬめる鱗の扱いにくさも物ともせず、暴れる魚をがっちりと両脇から掴み高々と綱吉の目前に掲げてみせる。
「すごいぞ!ランボさん、こんな大きなお魚捕まえた!!」
 水の滴り落ちる魚を突き出し、今日一番の途方もない大声で意気揚々とランボは叫んだ。ただでさえキーの高い子供の声に間近で叫ばれて、綱吉は危うくその勢いに尻餅を着きそうになった。金切り声の主は得意満面に小さな胸を張っている。
「お、大きいかなその魚」
 不思議に思って問い掛ける。ランボの台詞は綱吉の予想とまったく正反対の答えだった。最高潮のテンションに気圧されて、どもってしまうのが我ながら情けない。
 鼻息も荒くランボはぶんぶんと首を縦に振った。魚が身を捩るたびに川底の匂いのする雫がポタポタと垂れて、真下のクーラーバッグに落ちては波紋を作る。ランボの頭に収まっていた花びらがひらりと落下して、波紋の波に浮かんで揺れた。
「すっごい大きいぞ!だってランボさんの顔くらいあるよ!ほら、こうするとツナの顔見えないもん!」
 またしても器用に手を動かし、ランボは素早く魚を横抱きに持ち替えた。自分の鼻先にぐっと押し付けてますます得意げに胸を反らす。そうやって見てみれば、確かにこの戦利品はランボの顔の横幅と同じくらいで、そんな風に目の前に掲げればちょうど目隠しをされたように視界が閉ざされてしまうだろう。しかし、そこまで顔に近づけていればどんなサイズの魚でも目隠し代わりになるし、第一比較対象物が子供のまだ成長途中の顔では、大して立派な大きさとも言えない事実に更なる磨きをかけただけのように綱吉には思えた。
「ほら、ね!」
 振り上げた腕を下ろして、ランボは掴んだ時の思い切りの良さとは打って変わって、大事そうにそっと魚をクーラーバッグに戻した。ぽっちゃりとした両手を牛柄のロンパースで拭いて、誇らしげに綱吉のコメントを待っている。今の証明にすっかり自分が納得して、感心しきっていると信じている顔を見て、閃くように綱吉は悟った。この魚は、ランボにとっては手放しで喜ぶに足る素晴らしい大物なのだ。父親と手をつないで初めてここを訪れた日、小鮒一匹釣り上げるのに自分は大騒ぎだった。川は広くて、橋は大きくて、桜の木々は高くそびえていて、自分は今よりもっと小さかった。
 綱吉は腕を伸ばす。自力で釣った頑張りを褒めて頭を撫でてくれた父親の、大きく温かかった手のひらとは比べ物にならない華奢な手でランボの頭に触れ、その髪を撫でた。さっきの不快感丸出しの反応など綺麗さっぱり忘れたらしく、ランボはニコニコと機嫌良くその感触を楽しんでいる。しゃんと背筋を伸ばした幼い身体の上に乗ったご満悦の顔は、普段の緩みがちな訳もなく自身満々なそれに戻りつつあった。勇ましくも微笑ましい温度差に、綱吉の口元も自然にほころぶ。
「そうだね。すごいぞランボ、さすがはボヴィーノの期待の星だ」
「当ったり前だよ!ランボさんは一流のヒットマンだもん!秘密だけど、ホントはリボーンにだってすぐ勝てちゃうんだよ。だけどそれじゃつまんないから、ランボさんわざと負けてあげてんだよ」
 連戦連敗の現実を都合良く脚色して、熱っぽく力を込めて言い募る。十年の時間を費やしてもいまだ事あれば一勝をもぎ取りたいと相手に挑み、そのたびに軽くいなされ、たやすくのされて、時には皮肉でとどめを刺される未来が待ち受けているとはまさか夢にも思っていないのだろう。でもだからこそ、どんなに手間がかかろうとも結局ランボは可愛らしいのだ。十年後も、今も。
 今は自分しか知らない秘密を胸にしまって、綱吉はランボの小さな背中の真ん中をパンと叩いた。
「いいぞ、ランボ。その意気だ」
 未来のランボが終生のライバルとの勝負に勝てる日が来るのかどうか、そんなことは綱吉にはどうでも良かった。ただいつかそんな日が来ても、それほどの強さを身につけたランボが、今日のような何でもない一日を忘れないでいる男であってほしいと思った。
 頭を撫でた手のひらを、大きかったと思い出してくれれば良いと思った。
 もう一度背中を景気良く叩き、鳥の巣頭をぐしゃりとかき回す。ランボは笑った。綱吉も笑った。そよ風が頬を撫で、どこかでうぐいすが囀り、日差しは僅かに傾いていっそう穏やかに降り注いだ。笑い合う二人の周りを桜の花びらが舞い落ちる。
「じゃあ今度はどっちが早く釣れるか競争だ、ランボ」
「うん!」
 真剣な表情を取り戻して、ランボは再び釣竿を構える。見つめる綱吉の微笑の残る眼差しは、いつしかあの日の父親の眼差しに一歩近づいていた。

* * * * * * * * * *

<玉城さんのコメント>

イーピンは、女の子組とお出かけです。
リボーンはビアンキとデートです。
山本は部活です。
獄寺はダイナマイトの仕入れです。多分。ストーキングはしてないはずです…。
作中の桜は『江戸彼岸』という品種を意識しました。山の気候に強いそうです。
で、十年後に戻ったランボの話です。

玉城拝



next→