日本のスペイン旅行記


  参考文献&あとがき
 
 
 参考文献
 
 地球の歩き方編集室 (2010)『地球の歩き方 マドリッド&日帰りで行く世界 2011』 ダイヤモンド社
『「ヘタリア Axis Powers」旅の会話ブック スペイン編 太陽の国に来たって〜!』(2011) 幻冬舎
 モーリス・バレス(1996)『グレコ−トレドの秘密』 筑摩書房
 薮野 健(2006)『プラド美術館名画に隠れた謎を解く!』 中央公論新社
 エウヘーニオ・ドールス(1973)『プラド美術館の三時間』 美術出版社
 徳永 恂(2005)『インド・ユダヤ人の光と闇―ザビエルと異端審問・離散とカースト』 新曜社
 ラス・カサス(1976)『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 岩波書店
 紅山 雪夫(2009)『添乗員ヒミツの参考書魅惑のスペイン』 新潮社
 中丸 明(2001)『スペインひるね暮らし』 文芸春秋
 川成 洋(2008)『現代スペイン読本』 丸善
 渡辺 京二(2005)『逝きし世の面影』 平凡社
 OECD(2009)「VICTIMISATION RATES」OECD Factbook 2009: Economic, Environmental and Social Statistics, PP.268-269
 
 在スペイン日本国大使館 http://www.es.emb-japan.go.jp/japones
「最近のスペイン情勢と日・スペイン関係(2011年5月)」
 スペイン大使館経済商務部 http://www.spainbusiness.jp
「食品産業分野別情報:オリーブオイル(2009年2月)」
 

関西弁指導:座谷さま(Thanx!)
 

 

 WEB版あとがきです。
 なんだかシリーズと化している旅話ですが、今回はスペインでした。
 メリ話だの香君話だのでもいいかなぁと思ったのですが、ちょうど親分の会話本も出たし折角なのでスペインさんちのお話で、と。(会話本はとっても役立ち本でした。スペインに行く前に欲しかった……)
 そんなわけでいつものごとく、実体験をちょろっといれつつ、大幅フィクションで見てきたようなことを書いている話になっております。遊びに行った時は長年現地在住の日本人の方にガイドをお願いしたのですが、トレドの門に刻まれた紋が、貴族との結婚の時の名残でハプス紋なんだとか、ハイヤーは元々ウィーンとトレドで交代で会議をする時に、馬車を持たない貴族んちの役人とかのために貸し馬車ができて、その時の業者の名前から来たのだとか、調べても裏がとれないマニアックすぎる話をする方で、どこまで本当なのか疑問の部分も多かったので、あまり話に使えなかったのが残念。
 でもどこを見ても楽しい何を食べても美味しい国で、きっと日本さんもわくわくしながら観光しただろうなと思います。あまり勉強せずにやる気なく行って後悔ので、ぜひまた行って楽しみたい国です。
 経済がいまいちで、観光に力を入れるんやで! な親分んちですが、ジブラルタルの影響もあるのか、観光に訪れる国の第一位はイギリスさんだそうで。
 メリとかオーストラリアさんの定番海外旅行はイギリスさんちのようですが(ロンドンでよく見かけた…)、イギリスさんの定番はスペインさんちやポルトガルさんのご様子。メリなんかが、イギに歴史を感じるのと同じ感覚で、イギは親分ちやポルトガルさんちに歴史や憧れを感じるのかなぁと豪華なイベリア半島の遺物を見て思ったりしました。公式にはともかく、非公式にはイギは親分ちによく遊びに行っているのかもしれません。ご本家のドイツ&イギ&親分の乾杯絵のように、三人で仲良く酒を飲んで、兄ちゃんをびびらせてる図とか想像すると楽しいです。
 あ、そういえばトマト関係の話があまり書けなかったのですが、あっちではあまりトマト! な感じがなかった気が。玉葱とニンニクの消費が世界一で、郊外はオリーブでというイメージが強かったせいかも。チビ日本と一緒にトマト丸かじりする親分も楽しかったかもしれません。
 あと、出すつもりのプロイセンがページの関係上さくっと抹殺されたり、ロマーノとちび日本のカステラ作りが書けなかったのも残念。書籍版では歴史とか捏造親分とか色々書いたのですが、まぁその辺りはああ、うん……で流していただければ大変ありがたいです。必殺仕事人なオランダさんと、後始末のハロウィン関係の小話が書いていてとても楽しかったので、もしよろしければそちらを楽しんでいただければと思います。と宣伝宣伝。
 ともあれ、少しでも楽しんでいただけたなら大変嬉しいです。

 
 



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