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第49〜51回
 
第51回 第50回 第49回
 
    第51回【栗林の巻】('08/8/23〜9/30)
 
    初折表六句
      1発句   栗林下刈りをして秋を待つ
      2脇句       実りの前にいがぐり落ちる

      3第三   寝待ち月軒をころがる物の音
      4四句       天井駆くるねずみの家族

      5五句   リスを見て自然がよいとよその人
      6折端       谷口農園 蚊に悩まされ

    初折裏十二句
      7折立   外灯にコウモリ群れて飛び交いし
      8二句       声なき声もて君に囁く

      9三句   福田さん国思う心実らず
      10四句       夜盗の如き面々跋扈

      11五句   弥陀仏の紫雲の中に現るる
      12六句       待望久し夢でなければ

      13七句   寒月や合格通知を照らし出す
      14八句       冬景色写真の合否結果は

      15九句   寝て待てと言ふはた易く寝てをれぬ
      16十句       今朝の温さに蕾ふくらむ

      17十一句  桃の花今年も咲いてひな祭り
      18折端       ランドセル背負って記念撮影

    名残表十二句
      19折立   春の海島の旧家の渡り初め
      20二句       しまなみ海道バス乗り継いで

      21三句   ゼネストやバスから私鉄又バスへ
      22四句       台風上陸会社に行けず

      23五句   山登り三日三晩の小屋籠り
      24六句       仏法僧の影を待ち居る

      25七句   山鳩の声九州出張中
      26八句       恋人の声早く帰ってこ

      27九句   春の夜や豊かなものを掌に
      28十句       プヨプヨとして僅かに温し

      29十一句  後期近し豆腐肴に月見かな
      30折端       ピーナツ使い自慢の料理

    名残裏六句
      31折立   さんま焼くほかは入らぬ厨かな
      32二句       コンビニおでん買う老夫婦

      33三句   銀行も弁当焼酎下着まで
      34四句       あると思えば気楽な人生

      35五句   親と金なくとも楽し花見かな
      36挙句       吉野の山に佐保姫を追ふ

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃


如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃

如水
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南圃
鵜雪


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如水

鵜雪
南圃

如水
いくら

南圃
鵜雪

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如水

鵜雪
南圃


如水
いくら

南圃
鵜雪

如水
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   1 【秋近し】秋も直ぐそこ。栗の実の収穫のために、下刈りをして時期を待つ。
     栗の実は落ちて直ぐに拾わないと、虫にやられてしまう。
     何時も虫との勝負は五分五分。
 
   2 【落果】今年は、実っていない青いがぐりが多数落ちている。
     酷暑のせいか、干天のせいか。
 
   3 彼岸を過ぎると庭に虫、空に星が戻ってきた。季節の移り変わりは確かで早い。
 
   4 最初、木の実と思いきや・・・。
     鼠のいない暮らしは有難いが、失ったものはないだろうか。
 
   5 【モノの見方】旅人と住人では、えてして見方が全く違うことがある。
     住人にとっては迷惑至極のリスも、旅人にとっては「ああ可愛いい」となる。
 
   6 【薮蚊】我が家を訪れる客人からは、誰もが緑の多さと静けさに感動し、楽天地と
     褒めていただく。晩秋から冬、春の時季はその通りかも知れないが、5月頃から
     11月の初め頃までの約半年は蚊に悩まされる期間で楽天地どころの騒ぎでは
     ない。蚊に悩まされることのない時期に同人諸兄のご来訪をお待ちしています。
 
   7 烏賊のみならず秋刀魚も灯かりでおびき寄せるとか。漁師の悩みに同情する。
 
   8 【蝙蝠】
     くろ髪の千すじの髪のみだれ髪かつおもひみだれおもひみだるる・・与謝野晶子
     蝙蝠のようにあの人の耳が聡かったならと嘆く日々。
 
   9 【退陣表明】声なき声に応えたい、、、と必死に頑張った福田さんの突然の
     退陣表明に、国民は唖然とするばかり。自民対民主、政治はどの方向に向かう
     のだろう。主権者は国民。
 
     (鵜雪)今の政治は憂慮に堪えない。両院協議会が全く機能しないのでは何事を
     決めるのにも時間がかかりすぎるし、決めることも出来ないことがある。
     これは福田さんでなくても感ずるところだ。
 
     参議院が本当に必要か、衆議院と同じことをやっているならば、
     ない方が国のためになる。
 
   10 【夜盗の如き】名宰相といわれた方々の中には、さすがと思わせる肖像画を残し
      ているが、議会を見るに夜盗の如きご面相の方々の多いこと、現実の政治とは
      そういうものか。人間ある年を過ぎたら、自分の顔に責任を持てとある人は言っ
      たが。
 
   11 【末法の世】闇に跋扈する霞ヶ関の鼠を退治して、国を興すのは誰なのだろうか。
 
   12 救世主、神か仏かキリストか。夢でもよいから極楽に暮らしたいものだ。
 
   13 【合格通知】最近は受験の時期が早まって、「桜咲く」だけではなく、
      「梅ほころぶ」も合格通知になっている。
 
   14 【県美展応募】今年の県美展にはえびの高原の冬景色のスナップ「千両役者」で
      応募。この歳になっても審査結果発表の日には胸がときめく。
 
   15 ご心中お察しいたしつつ、朗報を期待しています。
      皆さん、シントー卒業生の作品展へのご応募をお待ちしています(笑)。
 
   16 【短くて】国会が賑やかになった。総選挙か、前期も後期もこのときばかりは
      「さん」付けで大切にされる。
 
   17 【ひな祭り】我が家のかなり大きな花桃(実はならない)は、何故だか3月3日の
      桃の節句に合わせて開花する。一昔前なら時を知る樹になったかも知れない。
 
   18 【ランドセル】ランドセルというものは、0万円と結構高いんですね。
      あっちの孫に買ってやってこっちの孫にはなしではいけないので、
      桃の花の季節は、お金の要る季節でもある。
 
   19 【佃大橋】オリンピックに合わせ39年8月に完成した。これにより島は大いに便利
      になったが江戸以来320年続いた渡し舟の風情はなくなった。
 
   20 往路は尾道から大三島まで高速バスで直行。復路は各所を観光しながら路線
      バスを交えての本数の少ないバスに苦労したことがあった。
      四つの橋のうち、多々羅大橋と生口橋は徒歩で渡った。
 
   21 【ゼネスト】国鉄はよくストライキをした。JRに変わっても、乗せてやる体質が
      変わってないことを、最近改めて知る機会があった。
 
   22 【台風上陸】台風の上陸で交通機関全面ストップ。好きな(?)会社にも行けず
      ホット一休み。バスや電車の有難さを再認識する。
 
   23 嘗て、行雲さんらと立山に登ったとき三日三晩の雨。仕方なく雨の中を下山する。
      沢は増水のため、あと一日遅れていたら渡れなかったかも。
      辛うじて夏休み明けに出社することができた。
 
   24 【霊鳥】声の仏法僧が木の葉木菟であるというのは聞いていたが姿の仏法僧が
      いるのは知らなかった。いずれも山篭りをしての観察の成果とか。
 
   25 【山鳩】鳥の鳴き声は実に面白い。帰南して友人が教えてくれた山鳩の鳴き声。
      「九州出張中」。よく聞くと本当にそのようの聞こえる。皆さん、九州にお出での
      際に是非ご確認下さい。
 
   26 【帰ってこいよ】追分山の向こうから聞こえてくる。
 
   27 【陶酔】♪. カアチャン やけによ〜 そわそわするね〜
 
   28 あのときは嬉しかったな〜。搗き立ての大きな餅を貰って。
      (いくら)絶妙のフォークボール。
      (如水)コメント、恐縮です(笑)。
 
   29 【豆腐】高齢者は自分で健康に気をつけよう。変な気持ちを起こすのは控えよう。
 
   30 【落花生豆腐】この時季は落花生の収穫時期。我が家の自慢料理の一つが落花
      生豆腐。大豆ではなく落花生を使い、ニガリではなく葛粉を使う。わさび醤油で
      食すると絶品(?)。もしかして鵜雪さんが見えた時に出したかも知れない。
 
      (鵜雪)覚えてますよ。普通の豆腐のプヨプヨと違ってトロッとした感触で、
      絶妙の舌触りでしたね。
 
   31 さんまを焼くのも料理に入るのだろうか。
      実川さんは包丁を十本持っておられるとか。
 
   32 【手抜きでないわエコなのよ】子離れをして歳を重ねると食はますます細くなり、
      1食分を2回3回とたべ重ねることが多くなる。特におでんなどという代物はつい
      あれもこれもと量が増えるもの。そして残る。
      ならば、コンビニで欲しい物だけを買うほうが安上がりの手間要らず、
      ついでに見渡すと量も品数も老世帯にピタリの物がある。
 
   33 【コンビニエンス!!】無いものは何だろう。
 
   34 【あると思えば】今の日本人はこんな気持ちで生きているのかも。
      コンビニ文化全盛です。
 
   35 長屋の花見も、ある物があればもっと楽しいだろう。
 
   36 春の女神にほれ込んでしまった男。花は吉野、姫の御殿。
      花の精とどんな暮らしをしているのだろうか。
 
第51回 第50回 第49回
 
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    第50回【ヨーデルの巻】('08/7/3〜8/22)
 
    初折表六句
      1発句   ヨーデルの響く青空山開く
      2脇句       明日のイベントフラの練習

      3第三   腰痛も癒へて早朝ジョギングへ
      4四句       思い出深し甲山かな

      5五句   古の三笠の山の月に同じか
      6折端       防人見張る野に鹿の声

    初折裏十二句
      7折立   ジェット音見上げれば唯いわし雲
      8二句       油断のならぬ麦畑かな

      9三句   畑は田へ焦がれ待ち居る君の文
      10四句       休耕田は荒れるに任せ

      11五句   村おこし何を植えれば良いのやら 
      12六句       総ての緑地球を守れ

      13七句   葉を落とし透かして見える冬の月
      14八句       食費を減らし着膨れて耐ゆ

      15九句   一皮一皮と剥きここにいる
      16十句       境地を悟り国宝となる

      17十一句  白梅のほの香りくる庵かな
      18折端       鶯の声長閑に響く

    名残表十二句
      19折立   草萌ゆる野辺に流るゝ「花」の歌
      20二句    額田王(ぬかだのおおきみ)アルトで詠う

      21三句   あーあーあヤニナッチャッタ牧伸二
      22四句       誕生祝ふワイキキの浜

      23五句   丁度合うあの夏の浜第一子
      24六句       大きく育ち潮干狩りする

      25七句   めぐり合うことのうれしき貝合わせ
      26八句       真砂の浜を歩いた二人

      27九句   愛よりも乗ってはみたき玉の輿
      28十句       ボンドガールも思いは同じ

      29十一句  浜美枝と二人で見上げる秋の月
      30折端       鈴振る虫の声の清けし

    名残裏六句
      31折立   牛飼いのホルン広がりいわし雲
      32二句       眠れぬ夜のオーディオプレヤー

      33三句   あれやこれやりたきことのあまたありける
      34四句       孫たち去りて夏も終わりぬ

      35五句   一族で合格祝ふ花見かな
      36挙句       ポトマック河畔任地はジャパン

いくら
南圃

如水
鵜雪

南圃
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鵜雪
如水

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南圃

如水
鵜雪

南圃
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鵜雪
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鵜雪

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鵜雪
如水

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南圃

如水
鵜雪

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鵜雪
如水

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南圃

如水
鵜雪 
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   1 【山の歌】7月1日は山開きと海開き。当日は梅雨の晴れ間の気持ちの良い青空
     を拝めた。
 
     山開きには♪.アルプス一万尺・・が似合うが、
     この成蹊大学山岳部歌も忘れがたい。
     1) 薪割り 飯炊き 小屋掃除
         みんなで みんなで やったっけ
       雪解け水が冷たくて
         苦労したことあったっけ
       今では遠く みんな去り
         友をしのんで 仰ぐ空
 
   2 【海開き】日南海岸の海水浴場のほとんどが明日海開き。
     カミサンはそのイベントでフラダンスをご披露の予定。
     フラクラブのおばさん達の練習にも熱が入っている。
 
   3 フラダンスを楽しんでおられると、腰痛知らずでしょうね。
 
   4 【熱気】あの当時の熱気を再びといっても難しいだろう。早朝の甲山は思いで深い。
 
   5 【ウォーキング】奈良時代の人たちも三笠山をウォーキングしたに違いない。
 
   6 夜の見張りはつらいもの、哀しげな鹿の声を聞くと故郷の父母を思い出す。
 
   7 【国守る】国防というものは、平和な時代には中々見えてこない。
 
   8 ♪誰かさんと誰かさんが麦畑〜。上から見えるのには気づかなかった。
 
   9 【出稼ぎ】麦畑は水田に変わってしまったのにあの人からの手紙はまだ来ない。
     必ず書くと言ったのに。もしかすると・・。
 
   10 【食料自給】場当たり的と言われた減反政策、輪をかける後継者不足。
      皆さん農村に住みましょう!!
 
   11 ヒマワリ? コスモス? それともチューリップ? みんな二番煎じだな〜。
 
   12 【緑の週間】ビルの屋上も、企業も。悩む前に緑を植えよう。
 
   13 【落葉樹】照葉樹林も美しいが、落葉樹林の冬の景色も美しい。
 
   14 【麦も食えない】木は葉を落とし人は食費と暖房費を削る。
 
   15 【たけのこ生活】着膨れたものは一皮一皮と剥がされたけれども、
      よく生き延びたものだ。
 
   16 脱皮を重ねてこその人間国宝。親の七光りだけではなれない筈だ。
 
   17 いつまでも枯れず、いつまでも執着心を持ち続けるのが人間国宝、とも聞くが・・。
 
   18 【鶯】鶯は縄張りを持っているので、何時も同じ所で同じ鶯の声が聞けるのが
      楽しい。
 
   19 野辺に寝転んでいると、何処からか女性コーラスの声。この歌を聞くと愈々春だ。
 
   20 【万葉歌】ソプラノでは似合わない、低音だったと思う。
 
   21 【ヤニナッチャッタ節】フランク永井や水原弘は低音の魅力、
      牧伸二は低脳の魅力、、、
 
   22 【夫婦愛和し】よい写真を撮るには良いライティングがが必須とか。
      労をねぎらいウクレレで伴奏をすると喜ばれるのでは。
 
   23 【十月十日】密度濃く、動きがいいときがやはり良い。
 
   24 今ではもう年長さん。パパとママは潮干狩りも想い出の浜へ・・・。
 
   25 【ぽっと頬染め】一緒に潮干狩りをしたのも昔のこと。あれがあの潮丸。
 
   26 【桜貝】浜で拾った小さな桜貝。何かの弾みで割れてしまった。
      拾わなければ良かったと、、、、
 
   27 ♪熱海の海岸散歩する 貫一お宮の二人連れ・・・。
 
   28 【昔も今も】現代でも、女性は欲深い生き物。
 
   29 【007は二度死ぬ】謎のロケット基地が今も日本の何処かにあるらしい、、、
 
   30 月面探査が進み月へのロマンも薄らいできた。
      最近は「かぐや」が送ってくる水と雲の星「地球」に詩情が湧く。
 
   31 【アルプスの風景】一度こういった風景を見たいものと思っています。
 
   32 ラジカセの針?が飛ぶので、オーディオプレヤーを買ってきた。大きな消しゴム
      くらいで24グラム。容量は1ギガだが、CDが20枚程入り重宝している。
      頭の中でオーケストラが広がり、技術の進歩に驚くばかりである。
 
   33 寿命という不思議なゴール。
      さていつまで持ち時間があるのやらと思うと眠れなくなる。
 
   34 【孫帰省】孫たちが帰ってきたら、あれもしよう、これもしよう、あそこにもいこう、、
      と楽しみにしていたが、10日位の帰省は直ぐに終わってしまい、老夫婦二人だ
      けの気の抜けたような静かな日々に戻ってしまう。
 
   35 冬休みは入試のために孫たちと会えなかった。今日の再会は格別に嬉しい。
 
   36 【外交官試験】晴れて花の故里、日本へ行くことになりました。
 
第51回 第50回 第49回
 
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    第49回【新緑やの巻】('08/5/23〜7/2)
 
    初折表六句
      1発句   新緑や四方八方新緑や
      2脇句       筒鳥鳴けど姿の見えず

      3第三   遠雷や水遣る人は手を休め
      4四句       ゴルフ場にはサイレンの鳴る

      5五句   野分来る高波寄せて月鈍し
      6折端       稲穂倒れず胸撫でおろす

    初折裏十二句
      7折立   棚田には縁を彩る彼岸花
      8二句       港を見れば船の出てゆく

      9三句   捨てちゃえと歌う女の声の途切れて
      10四句       誰を残すや分別難し

      11五句   物わかり良い一郎は気味悪し
      12六句       作り笑いで腹は黒々

      13七句   暗き世を明るくせむと月冴ゆる
      14八句       銀波の先に宝船見ゆ

      15九句   温暖化珊瑚の海も白くなり
      16十句       浦島太郎の帰る場所なし

      17十一句  夢追ひて果てに眺むる花薺(なずな)
      18折端       彼の世で想ふ醍醐の花見

    名残表十二句
      19折立   菜の花の先に大島団子食う
      20二句       桃源郷は福島にあり

      21三句   念願の地に来たりなば夢覚めぬ
      22四句       持って逃げ出す六文の銭

      23五句   浅草は隅田の花火ともんじゃやき
      24六句       初孫祝いみこしを担ぐ

      25七句   まだ男身振り華やぐいなせ振り
      26八句       見え隠れして秋波を送る

      27九句   乙女らの太ももまぶし優先席
      28十句       エスカレーター昇りに注意

      29十一句  月出でて釣瓶落しに日は沈む
      30折端       河内音頭に踊り始まる

    名残裏六句
      31折立   秋祭り中村美津子でヤッコラセ
      32二句      村の鎮守でドンピャララドンピャララ

      33三句   きずな濃き人の情けと酒に酔ふ
      34四句       村人こぞりて帰郷を祝ふ

      35五句   帰りなんいざ菜の花の峠越え
      36挙句       蝶蝶の群黄色に染まり    

如水
いくら

鵜雪
南圃

いくら
如水


南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃

如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水


鵜雪
南圃

如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃

如水
いくら


南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃 
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   1 先日、吹田の万博公園へ行ってきた。
     広い公園にひとは僅か。勿体無いくらいの新緑だった。
 
   2 鳴き声は親しいが姿は見たことがない。
 
   3 【遠雷】この地ではあまり聞かれないが、遠くで鳴るゴロゴロは、
     何とはない期待を持たせてくれる。
 
   4 【夏のゴルフ】4週間ばかり留守にしました。庭も畑も目を覆うばかりの草。
     又よろしくお願いします。
     夏のゴルフは山岳コースよりも海浜コースの方が雷の心配が少なくて良い。
   5 風接近、港に警戒のサイレンが鳴る。4号で電車を止めるほどの風がきた。
     今年は本土直撃の台風が増えるのだろうか。
 
   6 天災は避けられないが、人智で被害を最小限に予防したいものである。
 
   7 日本棚田100選の一つに入っている日南市の坂元棚田の秋は、
     棚田の周りに咲く彼岸花と、黄金の稲穂とのコントラストが素晴らしい。
 
   8 【出船】悲しい別れ、行く先は安南か、ジャカルタか。
 
   9 酒と煙草と男と女、港の恋はいつも悲しい。
 
   10 最近のゴミの分別は理解し難い。
      当地ではプラスチックは資源ゴミとして分別していたが、実際は埋立てていた。
      今般、その埋立ての場所がなくなったので、燃やすゴミに分別している。
      ただし、ペットボトルは資源ゴミとして分別している。
 
   11 【物わかり良い人】一郎とはある政党の代表のこと。
 
   12 国民の声を尊重と言うが、人気取りに終始。何が信念なのか。
 
   13 一隅を照らすのもよし。世界を照らすのは更によし。人物はおらぬか。
 
   14 月の明かりは銀の波、福と笑いを乗せた宝舟の灯が波間にちらつく。
 
   15 【温暖化】七福神の乗った宝船には金銀、珊瑚が満載であった。
      今、珊瑚礁の白化が地球温暖化の影響ではないかと騒がれている。
 
   16 【竜宮城】地球が荒廃しない様に、文明の転機に来ているようだ。
 
   17 【人生色々】金の切れ目が縁の切れ目とも言うが貧乏の家に人の集まるとも言う。
 
   18 難波のことも夢のまた夢。初め「沢庵詰めて花見にゆかむ」コメントに反応(笑)。
 
   19 【醍醐味】こういう時の団子は、醍醐味だろう。
 
   20 【三春町】今年の春は菜の花と桜のダブル春景色を満喫し、楽しい写真が撮れ
      たと喜んでいたが、4月に訪れた福島県三春町のれんぎょう、桃、桜のトリプル
      春景色は夢の世界のようであった。将に桃源郷。
 
   21 ん十年前に行雲さんと登った白馬の満天の星の素晴らしさが忘れられない。
      今では石垣島にでも出掛けなければ見られないかも・・・。
 
   22 【しっかりおしよ】探し続けた桃源郷をやっと見つけた。あの川を渡れば目出度く
      あそこの住人になれると思ったら、遠くかすかに聞こえる女房の声。
 
   23 【江戸っ子だってね】隅田川の花火を観て、帰りに浅草の「六文銭」で
      「浅草もんじゃやき」を食べるのが江戸っ子らしい。
 
   24 【生まれは神田】本物の江戸っ子誕生、生まれは神田明神前
 
   25 【祭り笛】孫が出来たからったってまごまごなんぞしちゃーいられねよ、と爺元気。
 
   26 気づいてくれるかしら・・・、あのひとったら昔から鈍感なのだから。
 
   27 【ショートスカート】最近の女子高生の制服は、やたらにスカートが短い。
      優先席を譲られた老人は目のやりどころなし。
      私はまだ、幸いにして譲られたことがない。
 
   28 【盗み撮り】夏は涼しいだろうが、冬は寒いだろうね。
 
   29 階段は下りる方が危ないですね。月は昇るし日は沈む。
 
   30 河内音頭、別名口説音頭と言うそうだ。
      そう聞けばあのリズムと文句は彼女を口説くにはもってこいと納得する。
 
   31 河内音頭と言えば中村美津子か天童よしみ。昔は鉄砲光三郎。
 
   32 【村の鎮守】今日は村の鎮守のお祭り日、お父さんはおみこし担ぎ、おじいさん
      は担がれる。お母さんはご飯を炊き、おばあさんはぬかみそをつける。
      私と弟妹8人は、ピイヒャララピイヒャララ。
 
   33 【帰ろかな】硝子の街のガラスの付き合いにも厭きた。
      どんくさくてもまったりとした「どぶろく」がやはり身に合っていそうだと思い出す。
 
   34 無沙汰に打ち過ぎてしまったが、こんなに歓んで迎えてくれるとは。
      親父やお袋も随分と世話になったことだろう。故郷は俺を忘れていなかった。
      今度は恩返しの番だが、果たしてどれだけのことが出来るだろうか。
     
   35 【花の峠】功なり名とげ、ふるさとへの路は又格別。
 
   36 【春の写真】今年の春は、我が家の畑に種を蒔いて咲かせた、
      菜の花を主題に写真を楽しんだ。
 
第51回 第50回 第49回
 
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