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第46〜48回
 
第48回 第47回 第46回
 
    第48回【里山やの巻】('08/4/16〜5/23)
 
    初折表六句
      1発句   里山や萌黄匂いの武者姿
      2脇句       若葉鮮やか朝日に光る

      3第三   もこもことブロッコリーの如新芽萌ゆ
      4四句       夢追ふ七十路急かず慌てず

      5五句   昼間よりみちびりちびりと月を待つ
      6折端       赤城の山も今宵限りぞ

    初折裏十二句
      7折立   降り急ぐ木の実に何ぞ訳けあるや
      8二句       早く触れたき君がみむねに

      9三句   初デート巨乳まぶしく恥ずかしく
      10四句       蚤の夫婦に孫十二人

      11五句   森繁の歌思い出すテレビあり
      12六句       三等重役知床へ行く

      13七句   昆布干す浜に夕月波静か
      14八句       沖に出でゆく烏賊釣りの船

      15九句   游漁船そこのけそこのけフェリーが通る
      16十句       島津が撞いた開国の鐘

      17十一句  落花舞ふ上野の桜なに知るや
      18折端       春に逆らうテントの多さよ

    名残表十二句
      19折立   扇風機回る茶畑春の霜
      20二句       車窓に見ゆる富士の頂

      21三句   臨戦の夜行列車で一人酒
      22四句       呉に筑波に学徒兵行く

      23五句   弾つくるあかぎれ深き女学生
      24六句       今十人の孫に囲まれ

      25七句   グランマと呼ぶ子に教わる英会話
      26八句       早く覚へる I need you

      27九句   沢渉る君のリュックは僕が持つ
      28十句       益荒男ぶりに心を揺らす

      29十一句  かぐや姫武者に守られ月目指す
      30折端       種子島には芒の大波

    名残裏六句
      31折立   草千里牛呼びよせて牧閉ざす
      32二句       馬刺し残りてしばしの安堵

      33三句   猫逃げず鶏鳴かず犬吠えず
      34四句       秘境の里や人おだやかに

      35五句   落人の村に菜の花咲き誇り
      36挙句       田を打つ女ワルツを歌う

鵜雪
如水

南圃
いくら

如水
鵜雪


いくら
如水

鵜雪
いくら

如水
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
いくら

如水
鵜雪


いくら
如水

鵜雪
いくら

如水
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
いくら

如水
鵜雪


いくら
如水

鵜雪
いくら

如水
鵜雪
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   1 【山笑ふ】4月の三浦半島の山々、一雨ごとに衣替えしていく姿は、
     実にみずみずしいですね。
 
   2 世の中すべからず、こうありたいものですね。
     どこからかペールギュントの曲が聴こえてきそうである。
 
   3 【照葉樹林の若葉】照葉樹林全体がブロッコリー状態になる。
     樹の種類により若葉の色が異なるので実に美しい。山全体が大笑い!!
 
   4 六十路でつかみ七十路でもこもこと形になってきた夢。
     せかず慌てず手の内に入れるのが昔と違うところ。
 
   5 最近悪い癖がついている。天気がよいと家に居るのは勿体無いと、近くの公園の
     桜を愛でながらベンチで喉を鳴らすのである。染井吉野は葉桜に姿を変えたが、
     八重桜はまだまだ盛りである。
 
   6 【忠治】まん丸月夜に、忠治は赤城を去りました。
 
   7 萌える若葉の下に昨秋の団栗が沢山干からびている。
     天地の恵に預かれなかったのだろう。
 
   8 恋は死の本能。朽ちるものは新たな命を求めるのである。
 
   9 【巨乳】どきどきして、触るどころではない、見るのも怖い。
 
     (如水)大胆な上句。思わず迷惑投稿かと削除するところでした(笑)。
     小生の下句は女性から男性への思いだったのですが・・・。
 
   10 【藷の蔓まで食ったっけ】胸に乳呑み児背にむずかる子。
      6畳一間の鶏小屋のような暮らしが家族の大切な思い出。
 
   11 その昔「七人の孫」なるテレビ番組があった。
      ♪どこかで微笑む人もありょ   どこかで泣いてる人もありょ
          あの屋根の下   あの窓の部屋・・・
 
   12 【旅情】当社の三等重役も、今頃知床で旅情に浸っていることだろう。
 
   13 都会に出て行った息子も知床の自然が忘れられずに帰ってきた。
      いい嫁御がきてくれれば言う事はない。
 
   14 仕事を終えたひとが晩酌をやる頃、沖では漁火が煌めいていることであろう。
 
   15 【船の一号線】東京湾の入り口は釣り船、通い舟、貨物船とまさに舟のラッシュ。
      だがぶつかる気配はないので、夜とはいえ、先日の護衛艦と漁船の衝突事故は、
      余程の何かがあったとしか思えない。
 
   16 【生麦事件】時は文久2年(1862)8月21日、
      島津のお殿様の行列の前をエゲレス人が馬に乗ったまま通ろうとした。パパン!
      「無礼者!」と家来が切り殺したのが騒動の始まり。・・・
 
   17 西郷さんや彰義隊の哀れに対し、慶喜さんの何と幸せなことか。
      寛永寺の鐘を西郷さんは、どんな気持ちで聴いているのであろうか。
 
   18 【テント村】毎年咲く花は、ブルーシートの数で景気を推し量っているかもしれない。
      尤も、最近は立派な小屋も出来ているようだが。
 
   19 【春にさからふ】スリランカにハリケーン、北海道に雪が降るなどなにやら気候も
      落ち着かない。新茶の摘み取りが始まるこの時期の遅霜もまた厄介なもの。
 
   20 新幹線も浜松を過ぎると、やがて茶畑と共に富士山が見えてくる。
      富士山がよく見えた日は、一日中気分がよかったものだ。
 
   21 【夜行で出張】明日の会議を前に、夜の列車は月桂冠を飲みながら、
      書類に目を通る企業戦士が沢山乗っていました。今は見られなくなりました。
 
   22 【万感胸に】「このたびの戦争」については「レイテ戦記」を通勤の間に読んだ
      だけ。重かった。通勤という細切れの時間でなければ読切れなかったと今でも
      思っている。
 
   23 死ぬのはいやだと云う出征兵士に、私なら喜んで死ぬと云って後悔している女性が
      意外と多いようである。女性の方が純真なのだろうか、それとも単純なのだろう
      か。
 
   24 【母は強し】女は強し、母は強し。男もがんばろうではないか!
 
   25 戦後60年、わが友人にもハーフの孫を持つ者が数人いる。
 
   26 外国語を早く覚えるには、その国の恋人をつくるのが良いと聞いたことがあるが、
      その恋人をつくる方がもっと難しいと思う。
 
   27 【共助】You need me.
 
   28 街では無骨な男も大自然の中では頼りがいのあるパートナーにみえるもの。
 
   29 かぐや姫の嫁ぐ相手は誰であろうか。
 
   30 【発射場】発射場から、芒の大群に見守られながら、月へと向いました。
 
   31 阿蘇のブランド牛もオージービーフに押され採算が悪化し廃業が進んでいる
      ようだ。廃業の牧場は自然に帰り雑木林となる。あの美しい草千里の景観も
      損なわれ始めていると聞く。
 
   32 やがて馬も駆逐されるのだろうか。
 
   33 【生き物】最近、人間は動物世界での付き合い方を、間違っていないか?
 
   34 今、最ものどやかに暮らしているのはアマゾンの流浪の民だろう。
      衣食足りれば貯えず。昼寝をするのが極上の暮らしとか。
 
   35 今や秘境もバスツアーで観光地と化してしまった。
      茅葺で有名な京都・美山では、マイカーは1日20台に制限している。
 
   36 【田打ち】落人も時代が経てば、洗練される。
 
第48回 第47回 第46回
 
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    第47回【初鳴きの巻】('08/2/22〜4/15)
 
    初折表六句
      1発句   初鳴きの鶯の声未だ幼稚
      2脇句       萌えるスダジイ谷は華やぐ

      3第三   初蝶の光のなかを舞い来る
      4四句       パレードに降る紙吹雪かな

      5五句   さらさらと風に鳴る山月出でぬ
      6折端       落ちた紅葉をカサカサと踏む

    初折裏十二句
      7折立   鳴く鹿の駆くる奥山霧流れ
      8二句       きみと思へば嶺のまつかぜ

      9三句   鈴の音を夜のしじまにリンと聞き
      10四句       安堵の隊長涙の住民

      11五句   艦長と次官はねぼけ大臣とぼける
      12六句       水漬く屍の山口多聞

      13七句   月影を宿す流れに蛍飛ぶ
      14八句       粋な兄さんウチワ片手に

      15九句   石畳タオルを肩に下駄の音
      16十句       破れ帽子で寮歌高唱

      17十一句  憧れて夢を託せどサクラチル
      18折端       悲しむなかれ下草萌える

    名残表十二句
      19折立   長堤や寝転びて聞く雲雀かな
      20二句       弁当ひろげ井戸端会議

      21三句   どか弁を作ってくれた母の声
      22四句       浪商香川今は何処へ

      23五句   北風の玄界灘に立ち向かむ
      24六句       二日がかりでしとむる鮪

      25七句   寿司食いねー今が旬だよ初鰹
      26八句       徳利片手に世話焼き部長

      27九句   ほろ酔いの眸うるませ猪口を出す
      28十句       手を震わせて酒のこぼるゝ

      29十一句  名月を肴に夫婦水入らず
      30折端       今年は何処へ紅葉訪ねて

    名残裏六句
      31折立   カメラ提げめぐる野山の天高く
      32二句       病知らずに歳を寿ぐ

      33三句   世の中は後期高齢花盛り
      34四句       実になるときは末期高齢

      35五句    芸に生く人間国宝花くるみ
      36挙句       葵祭に新たな衣装

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃


如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃

如水
いくら

南圃
鵜雪  


いくら
如水

鵜雪
南圃

如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水

鵜雪
南圃


如水
いくら

南圃
鵜雪

いくら
如水 
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   1 【鶯】先日友人の稲の種蒔きの手伝いに行った。
     今年初めて聞いた鶯の声はどうしても「ホーホケキョ」と聞こえるものではなく、
     皆で大笑いをしたが春の始まりを感じるひと時であった。
 
   2 【萌える春】西表の二月の谷は、はやスダジイの緑がまぶしい。
     鶯も遅れじと、歌の練習を始めたのでしょう。
 
   3 亜熱帯の島西表。
     巨木の木漏れ日の中に舞う蝶も本土では見かけない蝶なのだろう。
 
   4 光の中を、鼓笛隊を先頭に優勝を祝うパレードがやって来る。
 
   5 【秋の山】冬の山は木枯らしでざわざわ、春の山は新緑でしっとり濡れる。
     夏の山は、万物を包み込む静けさがある。
     秋の山は、乾燥し始めた葉が、風に軽やかな音を立てる。
 
   6 【落葉】川面に映る紅葉を求めて渓谷を歩く楽しみは格別。
     滑り易いのでご用心!!
 
   7 落葉がカサカサと鳴ると冬も真近い。鹿の鳴声は何故か哀しい。
     どこかで聞いた感じ(笑)。
 
   8 【♪.あなたは来ない】貴方の駆け来る熱い息遣いかと思って目を開ければ
     嶺の松風。
 
   9 【鶴富姫】那須の大八と鶴富姫の逢引の合図、鈴の音を聞き違えることはなかっ
      た。
 
   10 【砦】西部開拓時代、戦国或いは古代日本、
      中国大陸辺境の村、こういう光景は繰り返された。
 
   11 【防衛省大賞】「あの海域に漁船がいるとは」「メモはとらなかった」
      「国土交通大臣への連絡より省内事情を優先した」
      どれが大賞に値するだろうか
 
   12 人生色々、総理もいろいろ。艦長もまた色々。
      帝国海軍に艦と命を供にした司令官と艦長あり。
      靖国神社で山口多聞の写真を見て、元山口由美会長とそっくりなのに驚いた。
 
   13 【蛍】あちこちで蛍復活のニュースが出るこのごろ、
      嘗ては夕涼みの散歩の道すがら、蛍がよく飛んでいた。
 
   14 【浴衣】昔は浴衣を着て縁台に腰掛け、ウチワ片手にパタパタと蛍を眺めていた
      お兄さんがいたような気がする。
 
   15 城崎には外湯めぐりがある。
      格式の高い宿の客は浴衣で分かり、肩で風を切っている。
 
   16 肩で風を切るところまでは一緒だが、
      こちらは「襤褸は纏えど心の錦」と見得を切る。
 
   17 【受験戦争】青春時代の夢は懐かしい。受験戦争に敗れ、
      受け取った電報は「サクラチル」。今は懐かしき思い出。
 
   18 【草萌】試験は落ちたかもしれないが、基礎はちゃんと付いてきているのです。
 
   19 涙して堤に寝転べば下萌えは芳しく空の雲雀は屈託なく歌っている。
 
   20 隣りでは小母さん達がピーチクパーチク。その賑やかなこと、賑やかなこと。
 
      あら、おまえさんしゃれてるね〜。大根がかまぼこに見えるよ。
      そんな事はないよ、お前さんの沢庵も焦げ目をつけてまるで玉子焼みてえだ
      よ〜。長屋の花見はたのしいもの。・・草雀代・いくら
 
      以心伝心。上方番組ご視聴の趣き、感謝々々。
      山に「愛宕」あり、海に「あたご」、涙々。
      深見さんは、愛宕山へ月詣りに行かれていましたが、最近は疎遠との由です。
      ・・如水
 
   21 【母の夢】井戸端会議から、懐かしい母の声が聞こえてくる。彼岸に見た夢だっ
      た。
 
   22 浪商の牛島、ドカベン香川のコンビが甲子園を沸かせたのは可也昔の話。
      今将に春の選抜、熱戦を繰り広げている。
 
   23 現在は福岡市博多区中洲で居酒屋を経営する傍ら、福岡県粕屋町で野球学校
      を開校しているそうな。世間の風は厳しいか・・・。
 
   24 大間の鮪は一本釣りで有名。大物をしとめれば一冬の仕事はその日で終り。
      このギャンブルが漁師を虜にするという。
 
   25 【初鰹】初鰹は寿司のネタとしてピカ一。黒鮪のオオトロと甲乙つけ難い。
      宮崎の初鰹は一本釣りで日本一。
 
   26 【仲人】セクハラと訴えられてしまうかもしれないが、
      男と女の出会いのために頑張ってほしい。少子化日本のために!
 
   27 【ハイミス】部長はやもめで私のタイプ。手練手管を胸に秘め。
 
   28 胸がドキドキし、尋常ではおられない。
 
   29 【温泉宿】こういうこともあって良し。
 
   30 【紅葉狩り】今年の秋は是非とも京都の紅葉を見てみたいものだ。
      何時も、何処へ行くのも二人連れの田舎暮らしの老夫婦。
 
   31 念願が叶いますように。素敵な作品を期待しています。
 
   32 「目は見えず、耳は聞こえず物噛めず・・」という老人賛歌は昔のこと
      今の年寄りは皆さんお元気だ。
 
   33 【高齢化社会】小生今年で71歳。歳を取ったなどと言っていると、
      世の先輩方に笑われそうだ。それにしても後期高齢者と言う言葉には、
      いささか抵抗を感じる。
 
   34 【実のなる人生】華の後期高齢、結実の末期高齢となれば、
      高齢社会も又変わって来るだろう。
 
   35 長生きをすると燻銀のような味わいが出るといわれるが
      ボケずに長生きをするのも難しそうだ。
 
   36 葵祭の斉王代が着る十二単が、今年は源氏物語の千年記念に当たるとかで、
      25年ぶりに人間国宝の喜多川俵二氏の手によって新調される予定である。
 
      なお、小生の歳時記には「花くるみ」も「葵祭」も夏の季語になっているが、
      春でも良いでしょうね。
 
      (いくら)あれれのれ〜でチェックしました。
      手持ちのポケット「俳句歳時記。平凡社、H11年版、山口誓子・石塚友二監修
      では春(晩春)。季寄せ・東洋新聞。H15年版では夏(6月)でした。
      ちなみに葵祭は平凡社でも夏になっていました。
 
第48回 第47回 第46回
                                    
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    第46回【元日やの巻】('08/1/1〜2/21)
 
    初折表六句
      1発句   元日や閑居賑わす子等の声
      2脇句       賀状届きて皆無事を知る

      3第三   春うらゝ友と集ひし夢を見ゆ
      4四句       桜吹雪に数組できる

      5五句   アベックを見て見ぬ振りする朧月
      6折端       川面にぽちゃと魚はねる音

    初折裏十二句
      7折立   初打ちや池に波紋が広がれり
      8二句       ふたりの仲の伝わる速さ

      9三句   思案橋渡れば人目気にもせず
      10四句       盆踊りにはご当地ソング

      11五句   手にマイク団扇を腰に駆け巡り
      12六句       気が急くばかり解散近し

      13七句   福田さん十五夜過ぎが良しという
      14八句       川にぎわせて鮭のぼりゆく

      15九句   路地裏に秋刀魚の煙子守唄
      16十句       懐かしき哉下町情緒

      17十一句  トロ箱は菜の花盛り佃島    
      18折端       マラソンランナー指宿の春

    名残表十二句
      19折立   雲浮かぶ砂むし温泉春うらら
      20二句       波打ち際に子ガメがそろり

      21三句   親の背に孫ひ孫まで乗せたがり
      22四句       軽くなりたる名跡襲名

      23五句   ぼた雪や白い衣でのしかかる
      24六句       眠れぬ夜に春を待ちわぶ

      25七句   わずらいの何やあるかと人の問ふ
      26八句       しのぶる恋も色に出でおり

      27九句   シミ隠すメーキャップして初デート
      28十句       銀ブラをして三越へ行く

      29十一句  十五夜に老舗の団子再販し
      30折端       迎火焚くもはずかしと来ぬ

    名残裏六句
      31折立   この暑さ山の紅葉の出番なし
      32二句       どこまで進む温暖化かな

      33三句   東京も水の都よ渡し船
      34四句       若い二人は柴又矢切へ

      35五句   蒲公英や堤一面黄に染める
      36挙句       晴れて合格空にはひばり   

いくら
南圃

如水
鵜雪

南圃
いくら


鵜雪
如水

いくら
南圃

如水
鵜雪

南圃
いくら

鵜雪
如水

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南圃


如水
鵜雪

南圃
いくら

鵜雪
如水

いくら
南圃

如水
鵜雪

南圃
いくら


鵜雪
如水

いくら
南圃

如水
鵜雪
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   1 【めでたやな】爺、婆+大婆の閑居も正月は大賑わい。
     孫の声おのれ忘れて振る小槌  と酒と孫にゆるむ箍
     皆様方のお宅の正月はいかがでしょうか。
     本年も相変わらぬお付き合いを下さいます様何卒宜しくお願申し上げます。
 
   2 【年賀状】年に一度だけの音信でも、多くの友人、
     知人の元気な姿が目に浮かび嬉しい賀状である。
 
   3 神東昭和35年入社組が昨年から大阪で同期会を開いている。
     今年は1月22日で、参加者は女性を交え30人近くとの由である。
 
   4 【縁結び】早速仲のよいペアが出来上がったが、
     生涯の伴侶となってくれればおめでたいのですが。
 
   5 世の中見えすぎて良くないこともある。
     霞の彼方には素晴らしい世界があるのかも知れない。
 
   6 はてお二人には聞こえたのだろうか。
 
   7 【初打ち】冬のゴルフの椿事は、池に飛んだ玉がそのままオンしてしまったこと。
     池に氷も最近は少なくなりました。
 
   8 新年の週刊誌も相変わらず、だれと誰がどうなったとか。
     殺した殺されたよりは罪がなくて良いのかも。
 
   9 腹の決まった女は強い。平林たい子、瀬戸内晴美、宇野千代等など。
 
   10 ご当地ソングのメジャーと言えば、札幌、横浜、そして神戸だろうか。
      日南音頭がメジャーになる日が来るだろうか。
 
   11 河内家菊水丸は河内音頭の替え歌で、一晩に何ヶ所も巡るそうな。
 
   12 【選挙】もっと世界を見据えた政治が出来ないものか、
      日本はどうなるのか、こっちの気が急くばかりだ。
 
   13 福田総理は解散の時期を秋頃が良いというが、そこまで引っ張れるのだろうか。
      ガソリン値下げを叫ぶナントカ党も、選挙目当ての「大根値上げ反対」のおばさ
      ん達と同じに見えるのは、田舎のオジサンなのだろうか。
 
   14 【六法】仲秋の名月を眺めると北国の秋は足を早める。河口では鮭が群れ里帰り
      への身支度を急ぐ。そうして満潮の夜一気に川へと入り遡上を始める。
 
   15 【路地裏】今や、昭和を懐かしむ時代になってしまいました。
      昭和という時代は、手作りの便利さがありました。
 
   16 下町の風情は今や映画でしか観られないのか。
      道頓堀にレトロな商店街が出現した。http://www.doutonbori-gokuraku.com/
      1月26日の「歩こう会」で訪れることになっている。
 
   17 下町を歩いての楽しみは軒下に置かれた植木鉢。それを見るとおかみさんや
      親父さんの顔が想像されるから不思議だ。
 
   18 【菜の花マラソン】指宿の春は「指宿菜の花マラソン」で始まる。
      宮崎でもいろんなロードレースがあるが、東国原知事も出場機会が多く、
      良く頑張っていると感心している。
 
   19 指宿と云えば砂むし温泉。行ってみたいところの一つである。
 
   20 【子ガメ】砂浜のどこかで孵化したのだろう、
      或いは子ガメも温泉から帰るところかな?
 
   21 【親亀の背中】♪親ガメの背中に子ガメを乗せて、子ガメの背中に孫ガメ乗せて、
      孫ガメの背中にひ孫乗せて、親ガメこけたら皆こけた、、♪ ご用心 ご用心!
 
   22 落語界での襲名が続いている。落語家からタレントになりつつある落語家、
      他の伝統芸能の襲名に比べるといささかと思ってしまう。
 
   23 【ぼた雪】昨夜来の雪が積もって今日は銀世界、昨今の脆弱化した都会の高齢者
      には、重くのしかかるようだ。
 
   24 ぼた雪は性質が悪い。恐ろしくて寝てはおれない。
      中国でも大雪のために倒壊した家屋が幾十万とか。
      あすは立春。雪国では特に春が待ち遠しいことだろう。
 
   25 二月は逃げ月、そして花の弥生が来る。別れと出会い春愁の季節だ。
 
   26 【平兼盛】しのぶれど 色に出でにけり わが恋は、、、
      気持ちは隠せないものだ。
 
   27 老いらくの恋も、それなりの苦労があるらしい。
 
   28 【銀ブラ】今はどうなのか、デートコースが沢山出来たので、
      あまり流行らないかも知れない。
 
   29 【食品偽装】賞味期限の偽装、お天道様いやお月さんは許さない。
 
   30 ご先祖はお客様本位、当主は合理化一辺倒。
      長年の繁盛に売れて当たり前が身染み付いたのだろう。
 
   31 【省エネ】とならないように、エコ生活をしていこう。
 
   32 中国では50年振りの大雪とか。温暖化とは摩訶不思議なものである。
 
   33 【能天気】ビルとビルの間は渡し舟「お〜い舟がでるぞ〜ぃ」
      長閑な風景が戻るのだろうか。
 
   34 【駆け落ち】葛飾柴又と京葉を結ぶ矢切の渡しは今も活躍している。
      寅さんを懐かしむ観光客を乗せて、、、
 
   35 思わず「野菊」が浮かんだが秋の季語。
      矢切の渡しは映画でしか観たことはないが、タンポポも咲いていて欲しい。
 
   36 【揚げひばり】こういうこともあったっけ。
 
第48回 第47回 第46回
 
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