三 浦 ギ ャ ラ リ ー


俊寛
俊寛
俊寛(しゅんかん)H14年作。鹿ヶ谷の山荘で、平清盛討伐の夢破れて、鬼界ヶ島に流された俊寛僧都が大赦の赦免状に自分の名が無く、ひとり取残される悲嘆と憔悴を表わし、剛愎の気風はどこかに見えながら、頬骨もあらわに肉を落とし、下歯のない事が悲痛の感をますます強くさせている。額に沙門帽子のヅレ止めの竹釘が打ってある。「俊寛専用面」(橋岡一路能面展写真集より)
 
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