| １ 門先の雪の掛りし注連貰ふ ２ 小さくとも元気3倍寒椿 ３ 誰も来ぬ我家の門（かど）にも注連飾り ４ 神の岩声を合わせて注連縄（しめ）を巻く ５ 雪合戦あの子ねらってやわらかく ６ 下駄箱の上にも卓上注連飾 ７ 去年今年気分新たにしめ飾り ８ コロナにてしとやか控えし注連飾 ９ 元日や太鼓にひびく院師（おし）の宿 １０ 楽しきや孫に与えるお年玉 １１ Ｘマス カタカナのケーキお土産に １２ 枝先に残りし柿は烏（からす）の餌（え） １３ 目白来て椿の花の揺れており １４ 蠅が寄る花アブ親しむ花八つ手 １５ 丑年はもう会えないと年明くる １６ 子は巣立ち夫婦に戻る賀状かな １７ コロナーのおかげで日曜朝寝かな １８ 初富士や船客のみな甲板へ １９ 七日粥常の暮らしを穏やかに ２０ 雪掻きはこうするものと年配者 ２１ 雪コロナ社会の動き狂わせる ２２ 数のこもカマボコも添え年酒かな ２３ 寒空の陽に舞い落ちる小雪かな ２４ みちのくや泥水踏む子山に春 ２５ コロナ禍や回周遅れで初詣 ２６ ラグビーや歓声浴びて独走す ２７ 注連縄や門松知らぬ人ばかり ２８ 水炊きの湯気に包まる魚たち ２９ 冬茜梢の影の張り詰める ３０ 白梅の開きて朝日柔らかく ３１ 翳る日に花影溶けし冬さくら ３２ 年ごとに我の行動狭くなり ３３ 手を変えて品を変えてのコロナ術 ３４ 火の猛る頃を待たなむ吉書揚 ３５ 正月や子供は凧揚げ独楽回し ３６ 風に知りたどる園路や蝋梅花 ３７ 寒気中春を思わせ花手水 ３８ 雪かきや隣近所のコミュニテイ ３９ 胃に優し先人の知恵七日粥 ４０ 震度４蒲団を被り目を閉じる |
芳拙 伸平 南圃 風 剣矢 如水 鵜雪 左打 風 左打 剣矢 伸平 南圃 鵜雪 如水 芳拙 剣矢 如水 芳拙 鵜雪 左打 南圃 伸平 風 鵜雪 如水 剣矢 伸平 芳拙 南圃 風 左打 伸平 芳拙 剣矢 風 左打 鵜雪 如水 南圃 |
| ３ 誰も来ぬ我家の門（かど）にも注連飾り ５ 雪合戦あの子ねらってやわらかく １９ 七日粥常の暮らしを穏やかに ３０ 白梅の開きて朝日柔らかく ３９ 胃に優し先人の知恵七日粥 |
南圃 剣矢 芳拙 南圃 如水 |
| １８ 初富士や船客のみな甲板へ ２０ 雪掻きはこうするものと年配者 ２３ 寒空の陽に舞い落ちる小雪かな ３０ 白梅の開きて朝日柔らかく ３８ 雪かきや隣近所のコミュニテイ |
如水 鵜雪 伸平 南圃 鵜雪 |
| ４ 神の岩声を合わせて注連縄（しめ）を巻く ２３ 寒空の陽に舞い落ちる小雪かな ２５ コロナ禍や回周遅れで初詣 ２７ 注連縄や門松知らぬ人ばかり ３９ 胃に優し先人の知恵七日粥 |
風 伸平 鵜雪 剣矢 如水 |
| ３ 誰も来ぬ我家の門（かど）にも注連飾り ５ 雪合戦あの子ねらってやわらかく ２４ みちのくや泥水踏む子山に春 |
南圃 剣矢 風 |
| １０ 楽しきや孫に与えるお年玉 １６ 子は巣立ち夫婦に戻る賀状かな １８ 初富士や船客のみな甲板へ ２０ 雪掻きはこうするものと年配者 ３２ 年ごとに我の行動狭くなり |
左打 芳拙 如水 鵜雪 左打 |
ご感想・ご意見をこちらまでお寄せください