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2021年9月
 
【清 記 一 覧】兼題:颱風
 
















































 
 1 秋大雨コロナ台風続きけり    
 2 穏やかに何事もなく敬老日  
 3 颱風に負けず色ずく樹木なり
 4 草原の風そよと吹き茜舞う 

 5 颱風来空に大樹の影しなる
 6 六甲を枕に雲の昼寝かな   
 7 台風来ひなん避難とスマホ鳴る
 8 惑わせて迷走颱風列島へ  

 9 秋出水テレビは叫ぶ水の事故  
10 秋深し自然になじむ日々過ごし
11 産休を告げる笑顔や豊の秋  
12 14号九州を逸れ安堵する  

13 敬老日全戸に配る祝ひ状 
14 病床の灯火親しむ文庫本  
15 日を追うて背伸びしている稲穂かな   
16 台風も世代代わって新コース 

17 爽かや一時停止に児童の礼 
18 柿の実も少し色付き秋茜  
19 冷ややかや早や早や雨戸閉めており
20 敬老の日話の隅に身の始末

21 意味もなき戦に散った父想う   
22 野仏の見守る棚田秋茜   
23 柿みのる人とリスとの知恵比べ
24 爽やかに仕事やる気秋の昼

25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる
26 友人が新米穫れたと尋ね来る
27 待ち合わせ息子とうなぎ求めけり 
28 敬老と祝い受ける我が歳や 

29 頬濡らす赤い涙か秋海棠   
30 病院の敬老の日や小豆粥 
31 大花野パプリカ歌う子らの列 
32 鳩からすにわとり雀雲の舞    

33 天空の牧を出づるや羊雲   
34 蒸し暑さしだいに薄れ覗くあき  
35 虫の声ききつつメガネ探しおり  
36 秋分やあすより始む夜長とか

37 彼岸花田の畦紅く空に映え 
38 稲稔る程に安らぎ豊かなり  
39 秋澄むや認知症避け作句する
40 落栗の気配たまさか森閑か
剣矢
鵜雪
左打
南圃

芳拙
伸平

如水

剣矢
左打

南圃

芳拙
如水
伸平
鵜雪

如水
南圃
剣矢
芳拙

伸平

鵜雪
左打

芳拙
南圃
剣矢
左打

鵜雪
如水

伸平


伸平
剣矢
如水

南圃
鵜雪
左打
芳拙
















































 
 
 
【選 句 内 訳】
如水 選
 7 台風来ひなん避難とスマホ鳴る  風  (便利だが、狼少年が怖い)
22 野仏の見守る棚田秋茜  風  (瑞穂の国の原風景)
25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる  芳拙  (色づきも夏の日差しがあればこそ)
31 大花野パプリカ歌う子らの列  風  (子らに貰う元気、一緒に頑張ろう)
33 天空の牧を出づるや羊雲  風  (「天空の牧場」に一票)
 
左打 選
 2 穏やかに何事もなく敬老日  
 7 台風来ひなん避難とスマホ鳴る
11 産休を告げる笑顔や豊の秋  
25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる
36 秋分やあすより始む夜長とか
鵜雪


芳拙
如水




 




 
 
芳拙 選
11 産休を告げる笑顔や豊の秋  
17 爽かや一時停止に児童の礼 
22 野仏の見守る棚田秋茜   
31 大花野パプリカ歌う子らの列 
37 彼岸花田の畦紅く空に映え 

如水


南圃




 




 
 
鵜雪 選
 4 草原の風そよと吹き茜舞う 
 6 六甲を枕に雲の昼寝かな   
20 敬老の日話の隅に身の始末
25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる
33 天空の牧を出づるや羊雲   
南圃
伸平
芳拙
芳拙




 




 
 
伸平 選
14 病床の灯火親しむ文庫本  
17 爽かや一時停止に児童の礼 
20 敬老の日話の隅に身の始末
25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる
36 秋分やあすより始む夜長とか
如水
如水
芳拙
芳拙
如水




 




 
 
風  選
 2 穏やかに何事もなく敬老日  鵜雪  (謹厳実直な暮しへのご褒美)
 5 颱風来空に大樹の影しなる  芳拙  (影しなるに一票)
 6 六甲を枕に雲の昼寝かな  伸平  (大きな景をユーモラスに) 
20 敬老の日話の隅に身の始末  芳拙  (さりげない終活)
30 病院の敬老の日や小豆粥  如水  (粋な気配りに感謝)
 
剣矢 選
 2 穏やかに何事もなく敬老日  鵜雪  (楽しく話合う家族、年寄りを囲んで、みんな笑っている)
21 意味もなき戦に散った父想う  伸平  (意味のある戦争なんてあるんか、帰ってこない父よ)
30 病院の敬老の日や小豆粥  如水  (病院、元気な老人、小豆粥まである、倖せだ!!
37 彼岸花田の畦紅く空に映え  南圃  (黄金の稲田、赤い彼岸花、日本の秋は美しい色の秋だ、澄んだ空、赤トンボもとんでいる)
38 稲稔る程に安らぎ豊かなり  鵜雪  (稲が豊かに稔る、人々は喜んで、笑いながら生きている)
 
南圃 選
 2 穏やかに何事もなく敬老日  鵜雪  (何事もないのが無事の知らせ)
 6 六甲を枕に雲の昼寝かな  伸平  (長閑な景色)
10 秋深し自然になじむ日々過ごし  左打  (6.と同じく長閑)
15 日を追うて背伸びしている稲穂かな  伸平  (間もなく豊作の収穫)
17 爽かや一時停止に児童の礼  如水  (子供は礼儀正しい)
 
 
【高 得 点 句】
     
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
  4点  2 穏やかに何事もなく敬老日  鵜雪
  4点 25 青蜜柑灘の日差しを蓄へる  芳拙
   
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
10点  風
 
 
【談  話  室】
 
 
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