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2021年7月
 
【清 記 一 覧】兼題:夏の夕
 

















































 
 1 太鼓にて出足を誘う盆踊り      
 2 夏の夕日向(ひなた)の香り薄くなり
 3 シルバーの草刈り剪定生き生きと
 4 山よりの風を待ち居る夏の夕

 5 鴨川の灯の点り初む夏の夕
 6 後一点テレビにすがる夏の夕
 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ 
 8 コロナにて居酒屋行けず夏の夕

 9 蚊遣火の煙はゆるく宵の入り
10 宣言を待たず酷暑で梅雨明ける
11 太鼓なる早や踊ってる盛上り     
12 台風来シーサー守る綱しかと

13 夏休み向けて歩む子ら通学路   
14 先斗町白きうなじや夏の夕 
15 青葦の風に傾るる御船蔵   
16 梅雨明けを待てずに勇む蝉の声

17 夏草のぎらぎら示す暑さかな   
18 雨降るや忽ち鳴きぬ雨蛙 
19 浴衣着てからころ急ぐ盆踊り      
20 蝉鳴いて鳴いて夕日を戻したり

21 二番蝉幾分本気かと評価する 
22 マスクして息つく人に夏来る 
23 カタツムリ角半分を出しており
24 麦焦がし噎せて懐かし祖母の笑み

25 天空に寒気が宿るとの報せ  
26 自粛して小缶で過ごす夏の夕      
27 朝顔の花の開きて二つ三つ
28 青空や日は燦然と梅雨明くる

29 七夕や青い地球を見るツアー
30 猛暑の中五輪開催コロナ禍    
31 大雨出水土砂崩れワクチン足らん酒呑むな
32 花合歓や扇面散らす石畳   

33 夏空やトマト畑にカンツオーネ
34 老鶯やどこで鳴くのか気にもせず    
35 姦しや朝寝の吾に蝉しぐれ
36 紫陽花の色に染まりて風静か

37 満身に創痍の横綱誕生す  
38 雨戸繰り陽射しの強さあえて知る
39 ウォーキング見上げる炎天目に沁みる
40 地に沁みてにいにい蝉の低き声 
 
剣矢
南圃
伸平


如水
鵜雪
芳拙
左打

南圃
鵜雪
剣矢


左打
如水
芳拙
伸平

左打
如水
剣矢


伸平
鵜雪
南圃
芳拙

伸平
鵜雪
南圃
如水


左打
剣矢
芳拙


剣矢
如水
南圃

鵜雪
伸平
左打
芳拙
 

















































 
 
【選 句 内 訳】
左打 選
 5 鴨川の灯の点り初む夏の夕
 9 蚊遣火の煙はゆるく宵の入り
19 浴衣着てからころ急ぐ盆踊り      
26 自粛して小缶で過ごす夏の夕      
36 紫陽花の色に染まりて風静か
如水
南圃
剣矢
鵜雪
南圃




 




 
 
如水 選
 4 山よりの風を待ち居る夏の夕  風  (夕風が待ち遠しい)
 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ  芳拙  (日中の野作業、ご苦労さま)
 9 蚊遣火の煙はゆるく宵の入り  南圃  (縁側での夕涼み)
16 梅雨明けを待てずに勇む蝉の声  伸平  (蝉も長梅雨を我慢できない)
30 猛暑の中五輪開催コロナ禍  左打  (選手が気の毒。国民の大半が心配している
 
芳拙 選
 4 山よりの風を待ち居る夏の夕
 9 蚊遣火の煙はゆるく宵の入り
22 マスクして息つく人に夏来る 
28 青空や日は燦然と梅雨明くる
36 紫陽花の色に染まりて風静か

南圃
鵜雪
如水
南圃




 




 
 
風  選
 1 太鼓にて出足を誘う盆踊り  剣矢  (相撲で言えば寄せ太鼓)
 5 鴨川の灯の点り初む夏の夕  如水  (鴨川にコロリ)
15 青葦の風に傾るる御船蔵  芳拙  (川風の涼しさを頂きました)
24 麦焦がし噎せて懐かし祖母の笑み  芳拙  (麦焦がしに一票)
35 姦しや朝寝の吾に蝉しぐれ  如水  (姦しいに一票)
 
伸平 選
 5 鴨川の灯の点り初む夏の夕
 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ 
14 先斗町白きうなじや夏の夕 
18 雨降るや忽ち鳴きぬ雨蛙 
35 姦しや朝寝の吾に蝉しぐれ
如水
芳拙
如水
如水
如水




 




 
 
鵜雪 選
 4 山よりの風を待ち居る夏の夕
 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ 
33 夏空やトマト畑にカンツオーネ

芳拙


 


 
 
剣矢 選
14 先斗町白きうなじや夏の夕  如水  (舞妓さんの白い涼しげなうなじ)
16 梅雨明けを待てずに勇む蝉の声  伸平  (梅雨明けを待っていたように一斉に鳴く蝉の声)
22 マスクして息つく人に夏来る  鵜雪  (暑くなるとコロナ対策のマスクはきつい)
27 朝顔の花の開きて二つ三つ  南圃  (朝顔の花が涼しげに咲いている)
28 青空や日は燦然と梅雨明くる  如水  (梅雨が明けると空は夏らしくなる)
 
南圃 選
 1 太鼓にて出足を誘う盆踊り  剣矢  太鼓の音にウキウキする)
 4 山よりの風を待ち居る夏の夕  風  (昼間の海風夜の山風)
 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ  芳拙  (「日を仕舞ふ」流石の表現)
10 宣言を待たず酷暑で梅雨明ける  鵜雪  (35度を超す酷暑)
16 梅雨明けを待てずに勇む蝉の声  伸平  (梅雨明けの後が怖い) 
 
 
【高 得 点 句】
     
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
  4点 4 山よりの風を待ち居る夏の夕  
  4点 7 夏の夕鋤を洗ふて日を仕舞ふ  芳拙
 
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
10点  如水
 
 
【談  話  室】
 
 
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