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2021年6月
 
【清 記 一 覧】兼題:梅雨明け
 

















































 
 1 いんげんの蔓上り詰め梅雨明ける 
 2 梅雨晴や行きたき処数多あり
 3 梅雨明けを知らせに来たか紋白蝶
 4 ワクチンの肩の疼きや五月尽

 5 早梅雨や題梅雨明けに苦しめり
 6 柿の実も若葉の陰に二つ三つ   
 7 人呼べぬ珊瑚の浜や梅雨明くる
 8 線路脇紫陽花鮮やか咲誇り   

 9 梅雨に入り手帳に記す梅雨の明け
10 梅雨明けを待ちて草刈り鎌を研ぐ  
11 三太郎の日記讀みし日椎の花
12 焼き立てのパンの匂ひや明易し

13 一片の雲なし池面にゆるみなし
14 雷鳴やラヂオ大雨告げており 
15 梅雨明けを目指して咲くや花々よ
16 山遊びふらここ藤の蔓を編み

17 ブルーベリー摘んで楽しい梅雨晴れ間
18 白靴を選びワクチン接種へと
19 生垣の電動の音勇ましや   
20 水無月や重たい雲の朝続く  

21 草刈りを梅雨の晴れ間の仕事とす 
22 汗流す熱きシャワーの心地よさ
23 主なき枇杷は野生に還りけり
24 父の日をうなずき満足己なり  

25 高鳴くや軒端に残る雀の仔
26 ワクチンの腕前頼みやコロナ戦
27 ワクチンを受けてほっとす夏の日や
28 妻なくてどくだみの庭となりはてり

29 枝枝に紅の光芒合歓の花
30 夏野菜支柱の数を増やす朝    
31 ホトトギス声遠くして梅雨の空   
32 あすからは昼の短き夏至来る

33 濃く淡く風の染めける藍を干す
34 いきいきとどくだみ雨にゆれており
35 ワクチンの接種やいかに梅雨の明け
36 梅雨晴れ間低空飛行で鳥の飛び  

37 マスクにも浅草の粋紺浴衣
38 月桃の揺蕩ふ沖縄慰霊の日 
39 梅雨明けを待つか大輪額紫陽花
40 コロナにて日々の暮らしが夏籠に
 
鵜雪
如水
伸平
芳拙

剣矢
南圃

左打

鵜雪
南圃

如水

伸平
剣矢
左打
芳拙

南圃

伸平
剣矢

鵜雪
如水
芳拙
左打


伸平
左打
剣矢

芳拙
南圃
鵜雪
如水

芳拙
剣矢
鵜雪
南圃


如水
伸平
左打
 

















































 
 
【選 句 内 訳】
如水 選
14 雷鳴やラヂオ大雨告げており  剣矢  (ゲリラ豪雨は常態化してきたか)
17 ブルーベリー摘んで楽しい梅雨晴れ間  南圃  (梅雨最中にも見出す楽しみ)
21 草刈りを梅雨の晴れ間の仕事とす  鵜雪  (気になっていた草刈りのチャンス)
23 主なき枇杷は野生に還りけり  芳拙  (「野生に還り」が新鮮な措辞)
31 ホトトギス声遠くして梅雨の空  鵜雪  (鬱陶しい梅雨に明るい声が慰め)
 
左打 選
 3 梅雨明けを知らせに来たか紋白蝶
10 梅雨明けを待ちて草刈り鎌を研ぐ  
13 一片の雲なし池面にゆるみなし
25 高鳴くや軒端に残る雀の仔
33 濃く淡く風の染めける藍を干す
伸平
南圃
伸平

芳拙




 




 
 
鵜雪 選
 7 人呼べぬ珊瑚の浜や梅雨明くる
28 妻なくてどくだみの庭となりはてり
37 マスクにも浅草の粋紺浴衣

剣矢


 


 
 
芳拙 選
 1 いんげんの蔓上り詰め梅雨明ける 
12 焼き立てのパンの匂ひや明易し
25 高鳴くや軒端に残る雀の仔
28 妻なくてどくだみの庭となりはてり
31 ホトトギス声遠くして梅雨の空   
鵜雪
如水

剣矢
鵜雪




 




 
 
伸平 選
 6 柿の実も若葉の陰に二つ三つ   
 8 線路脇紫陽花鮮やか咲誇り   
20 水無月や重たい雲の朝続く  
23 主なき枇杷は野生に還りけり
40 コロナにて日々の暮らしが夏籠に
南圃
左打
剣矢
芳拙
左打




 




 
 
剣矢 選
 4 ワクチンの肩の疼きや五月尽  芳拙  (感染力が強いウイルスも弱ってきた。もう一頑張りしましょう)
10 梅雨明けを待ちて草刈り鎌を研ぐ  南圃  (草が延びた、雨が止んだら草狩りするぞ)
25 高鳴くや軒端に残る雀の仔  風  (元気な雀の子の高い鳴き声)
31 ホトトギス声遠くして梅雨の空  鵜雪  (梅雨明けか、ホトトギスの声が嬉しい
37 マスクにも浅草の粋紺浴衣  風  (マスクはしても俺らは江戸っ子だい)
 
風  選
 1 いんげんの蔓上り詰め梅雨明ける  鵜雪   (暮しに根付いた 一句)
29 枝枝に紅の光芒合歓の花  芳拙  (中七合歓の花を捉えてお見事)
31 ホトトギス声遠くして梅雨の空  鵜雪   (雲が低い梅雨空ならではの一句)
33 濃く淡く風の染めける藍を干す  芳拙   (中七に一票)
38 月桃の揺蕩ふ沖縄慰霊の日  如水  (月桃が効いていますね)
 
南圃 選
 9 梅雨に入り手帳に記す梅雨の明け  鵜雪   (早くスッキリしたい)
20 水無月や重たい雲の朝続く  剣矢  (うっとうしい日が続く)
21 草刈りを梅雨の晴れ間の仕事とす  鵜雪  (谷口農園も同じ
33 濃く淡く風の染めける藍を干す  芳拙  (四国旅行を思い出す
34 いきいきとどくだみ雨にゆれており  剣矢  (スッキリとした白い花)
 
 
【高 得 点 句】
     
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
   4点 31 ホトトギス声遠くして梅雨の空  鵜雪
 
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
9点  鵜雪
 
 
【談  話  室】
 
 
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