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2019年5月
 
【清 記 一 覧
(兼題:新茶)
 

















































 
 1 茶摘みして皆で楽しむ新茶かな
 2 春風や新元号の麗かさ      
 3 夏はじめ地震報道友想う  
 4 新茶市馴染みの品の香り利く

 5 古き友新茶と共に訪ね来し 
 6 広縁や新茶持ち寄り味くらべ 
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む
 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目 

 9 二の腕の白さまぶしく夏めける
10 母の日を度々映すテレビなり
11 絵はがきのあとに届きし新茶かな
12 時々はお茶いれたよと言った亡妻

13 母の日に記録残せり万歩計
14 政争の他国の姿花の蔭      
15 葉桜の影濃く成りて子等の行く
16 藤古木三十畳の花の糸   

17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり
18 花吹雪「令和」残して立ち去りぬ   
19 新茶飲み令和元年祝うなり 
20 魚沼の米と合わせる豆の飯

21 おーいお茶新茶をどうぞと独り言
22 病窓の眼下を滑るつばくらめ 
23 紫陽花やメイクを誇る美容室 
24 植え付けを前に嵐も喜雨となり

25 温暖化年々早まる衣替え     
26 梅雨近し昨日長袖今日半袖
27 独り居や時計進まぬ五月闇  
28 新樹光指を掲ぐる少女像   

29 出がらしのお茶でもいれて欲しい時
30 海霧に果つ日本縦断鳩レース
31 サクラ後新緑かおる井之頭 
32 洪水の警報も出る豪雨かな 

33 日に透ける若葉よ弾むスニーカー
34 鮮やかな緑を揺らす初夏の風 
35 新茶?む老と壮とを思いけり  
36 雨去りて強く日を受け夏に入る

37 存(ながら)えて三つの御代に生きてゆく
38 新茶薫るご近所の絆深まれり
39 そよそよと「夏姿」てふ花菖蒲
40 夏野菜畑整いて旬を待つ  
 
南圃
伸平
左打
芳拙

鵜雪

如水
剣矢

芳拙
左打
如水
剣矢

鵜雪
伸平
南圃


南圃
伸平
左打
芳拙

剣矢
如水

鵜雪

伸平
鵜雪

如水

剣矢
芳拙
左打
南圃


如水
剣矢
左打

伸平
鵜雪
芳拙
南圃
 
 
【選 句 内 訳】
芳拙 選
 5 古き友新茶と共に訪ね来し 
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む
15 葉桜の影濃く成りて子等の行く
17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり
27 独り居や時計進まぬ五月闇  
鵜雪
如水
南圃
南圃




 
 
左打 選
 5 古き友新茶と共に訪ね来し 
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む
17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり
24 植え付けを前に嵐も喜雨となり
34 鮮やかな緑を揺らす初夏の風 
鵜雪
如水
南圃
鵜雪
如水


 

 
 
如水 選
 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目  剣矢  (十連休中に八十八夜。巧い!)
 9 二の腕の白さまぶしく夏めける  芳拙  (衣替えを早めた女学院があった)
15 葉桜の影濃く成りて子等の行く  南圃  (十連休の帰省か、時の移ろいを惜しむ)
17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり  南圃  (ダムに翻る数多の鯉のぼり)
39 そよそよと「夏姿」てふ花菖蒲  芳拙  (花の名札に着目の句に一票)
 
伸平 選
 9 二の腕の白さまぶしく夏めける
11 絵はがきのあとに届きし新茶かな
22 病窓の眼下を滑るつばくらめ 
23 紫陽花やメイクを誇る美容室 
38 新茶薫るご近所の絆深まれり
芳拙
如水
如水

鵜雪




 
 
剣矢 選
 6 広縁や新茶持ち寄り味くらべ  風  (陽の当る広縁 佳し)
17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり  南圃  (子供のいない鯉のぼり)
20 魚沼の米と合わせる豆の飯  芳拙  (白いごはんに混ざる豆)
25 温暖化年々早まる衣替え  伸平  (衣替えを急ぎましょう)
39 そよそよと「夏姿」てふ花菖蒲  芳拙  (花菖蒲は夏の若い娘)
 
鵜雪 選
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む
 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目 
21 おーいお茶新茶をどうぞと独り言
如水
剣矢
剣矢


 
 
南圃 選
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む  如水  (我が家の製茶と同じ風景)
 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目  剣矢  (甘みと渋みのバランスを楽しむ)
12 時々はお茶いれたよと言った亡妻  剣矢  (静かなお茶のひと時が懐かしい)
16 藤古木三十畳の花の糸  風  (花の糸の表現が珍しい)
24 植え付けを前に嵐も喜雨となり  鵜雪  (植え付けの後潅水が省けて助かります)
 
風  選
 7 夫婦して語らひながら新茶揉む  如水  (中良き夫婦に一票)
17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり  南圃  (谷あい・で景が見えました)
21 おーいお茶新茶をどうぞと独り言  剣矢   (独り言・に一票)
22 病窓の眼下を滑るつばくらめ  如水  (滑る・に燕の勢いを感じました)
39 そよそよと「夏姿」てふ花菖蒲  芳拙  (「夏姿」てふ・に一票)
 
 
【高 得 点 句】
 
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
  5点  7 夫婦して語らひながら新茶揉む  如水
  5点 17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり  南圃
 
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
9点  如水
 
 
【談  話  室】
 
  【夫婦の句 - 如水:19/05/31】
   「夫婦して語らひながら新茶揉む」は南圃さんとの電話から授かった句です。
  南圃さん作と思われた方、ごめんなさい。
 
 
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