1 茶摘みして皆で楽しむ新茶かな 2 春風や新元号の麗かさ 3 夏はじめ地震報道友想う 4 新茶市馴染みの品の香り利く 5 古き友新茶と共に訪ね来し 6 広縁や新茶持ち寄り味くらべ 7 夫婦して語らひながら新茶揉む 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目 9 二の腕の白さまぶしく夏めける 10 母の日を度々映すテレビなり 11 絵はがきのあとに届きし新茶かな 12 時々はお茶いれたよと言った亡妻 13 母の日に記録残せり万歩計 14 政争の他国の姿花の蔭 15 葉桜の影濃く成りて子等の行く 16 藤古木三十畳の花の糸 17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり 18 花吹雪「令和」残して立ち去りぬ 19 新茶飲み令和元年祝うなり 20 魚沼の米と合わせる豆の飯 21 おーいお茶新茶をどうぞと独り言 22 病窓の眼下を滑るつばくらめ 23 紫陽花やメイクを誇る美容室 24 植え付けを前に嵐も喜雨となり 25 温暖化年々早まる衣替え 26 梅雨近し昨日長袖今日半袖 27 独り居や時計進まぬ五月闇 28 新樹光指を掲ぐる少女像 29 出がらしのお茶でもいれて欲しい時 30 海霧に果つ日本縦断鳩レース 31 サクラ後新緑かおる井之頭 32 洪水の警報も出る豪雨かな 33 日に透ける若葉よ弾むスニーカー 34 鮮やかな緑を揺らす初夏の風 35 新茶?む老と壮とを思いけり 36 雨去りて強く日を受け夏に入る 37 存(ながら)えて三つの御代に生きてゆく 38 新茶薫るご近所の絆深まれり 39 そよそよと「夏姿」てふ花菖蒲 40 夏野菜畑整いて旬を待つ |
南圃 伸平 左打 芳拙 鵜雪 風 如水 剣矢 芳拙 左打 如水 剣矢 鵜雪 伸平 南圃 風 南圃 伸平 左打 芳拙 剣矢 如水 風 鵜雪 伸平 鵜雪 風 如水 剣矢 芳拙 左打 南圃 風 如水 剣矢 左打 伸平 鵜雪 芳拙 南圃 |
5 古き友新茶と共に訪ね来し 7 夫婦して語らひながら新茶揉む 15 葉桜の影濃く成りて子等の行く 17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり 27 独り居や時計進まぬ五月闇 |
鵜雪 如水 南圃 南圃 風 |
5 古き友新茶と共に訪ね来し 7 夫婦して語らひながら新茶揉む 17 谷あいのダムを彩る鯉のぼり 24 植え付けを前に嵐も喜雨となり 34 鮮やかな緑を揺らす初夏の風 |
鵜雪 如水 南圃 鵜雪 如水 |
|
9 二の腕の白さまぶしく夏めける 11 絵はがきのあとに届きし新茶かな 22 病窓の眼下を滑るつばくらめ 23 紫陽花やメイクを誇る美容室 38 新茶薫るご近所の絆深まれり |
芳拙 如水 如水 風 鵜雪 |
7 夫婦して語らひながら新茶揉む 8 十連休和菓子に新茶やゝ濃目 21 おーいお茶新茶をどうぞと独り言 |
如水 剣矢 剣矢 |