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2019年2月
 
【清 記 一 覧
(兼題:梅)
 

















































 
 1 婿逝くや娘気丈に梅の花
 2 息軒の苔むす庵白き梅
 3 殉教の史蹟を巡る梅二月 
 4 豊後梅の紅が好きと言った亡妻

 5 合格の文字踊る絵馬梅香る
 6 白鷲の小春日に立つ水辺かな
 7 白き梅己を招き目に優し  
 8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに 

 9 眠たげな猫の昼寝の邪魔をする
10 厨房の妻の鼻歌春近し
11 絵踏帳「郡崩れ」の斬首塚
12 梅咲くや友との思い出偲ぶ会

13 梅一輪狭庭に咲けど一人かな 
14 植え付けの時迫り来て鍬をとる 
15 堆肥山二礼二拍手畑を打つ
16 春立ちて赤きリュックを買ひにけり

17 日に力花芽紅さす庭椿
18 菜の花や青き琵琶湖に白き比良
19 寒き朝池に小鳥が春動く  
20 熱燗に酔いたる己下戸の夢

21 いささかの土の温みを駆け抜ける
22 ひたひたと春の潮寄す御船蔵
23 梅の香や大手を振って散歩かな
24 ヒヨドリの後より椿落ちにけり  

25 足を停め源平咲きの梅見上ぐ
26 梅一輪見つけた路を又戻り  
27 獲物追う猟師の眼受験子に
28 まどろみを日課となせる春日かな

29 探梅がウイルス汚染で遮られ 
30 寒すぎる満月目にして酒飲むや
31 桜島霞む妻との二人旅
32 河豚鍋を囲み病を語り合ふ

33 春愁は鳩や烏に進ぜよう  
34 流氷や相撃つ響果てもなく
35 軒雀春あけぼのを唄いけり
36 水仙や海に雪崩るゝ灘の郷

37 鬼は外己の声のまだ太し
38 水温む日ごとに魚影色を増す 
39 梅一輪外吹く風のなお寒し  
40 梅の花咲きて樹木に春を見る
 
如水
南圃
芳拙
剣矢


伸平
左打
鵜雪

伸平
南圃
芳拙
左打

剣矢
鵜雪

如水


如水
左打
南圃

伸平
芳拙
剣矢
鵜雪

芳拙
剣矢

鵜雪

伸平
左打
南圃
如水

伸平
芳拙

如水

南圃
鵜雪
剣矢
左打
 
 
【選 句 内 訳】
芳拙 選




 
 6 白鷲の小春日に立つ水辺かな
 8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに 
18 菜の花や青き琵琶湖に白き比良
36 水仙や海に雪崩るゝ灘の郷
38 水温む日ごとに魚影色を増す 
伸平
鵜雪
如水
如水
鵜雪




 
 
如水 選
 8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに  鵜雪  (食卓が明るくなった、肴も花の菜か)
10 厨房の妻の鼻歌春近し  南圃  (♪ラララ赤〜い花束車に積んで〜)
22 ひたひたと春の潮寄す御船蔵  芳拙  (「ひたひた」に水の温かさを感じます)
28 まどろみを日課となせる春日かな  鵜雪  (傍には新聞と猫が、暖かな縁側)
38 水温む日ごとに魚影色を増す  鵜雪  (寒も明け、水底の鯉も動き出した)
 
左打 選




 
 1 婿逝くや娘気丈に梅の花
 6 白鷲の小春日に立つ水辺かな
10 厨房の妻の鼻歌春近し
18 菜の花や青き琵琶湖に白き比良
39 梅一輪外吹く風のなお寒し  
如水
伸平
南圃
如水
剣矢
 
 
 
 
 
 
剣矢 選
 1 婿逝くや娘気丈に梅の花  如水  (この世は無常が続きます)
10 厨房の妻の鼻歌春近し  南圃  (妻ごきげん みな元気)
16 春立ちて赤きリュックを買ひにけり  如水  (温かくなれば歩くぞー)
32 河豚鍋を囲み病を語り合ふ  如水  (老いれば どこか痛みます)
37 鬼は外己の声のまだ太し  南圃  (童心に帰りましょう)
 
鵜雪 選


 
 5 合格の文字踊る絵馬梅香る
12 梅咲くや友との思い出偲ぶ会
37 鬼は外己の声のまだ太し

左打
南圃


 
 
伸平 選




 
 5 合格の文字踊る絵馬梅香る
 8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに 
10 厨房の妻の鼻歌春近し
16 春立ちて赤きリュックを買ひにけり
26 梅一輪見つけた路を又戻り  

鵜雪
南圃
如水
剣矢




 
 
風  選
 4 豊後梅の紅が好きと言った亡妻  剣矢  (東風吹かば・・を思いました)
22 ひたひたと春の潮寄す御船蔵  芳拙  (御船蔵が効いていますね)
28 まどろみを日課となせる春日かな  鵜雪  (同感の一票)
34 流氷や相撃つ響果てもなく  芳拙  (中七に北海道の冬を感じました)
37 鬼は外己の声のまだ太し  南圃  (下五に若さへの未練が・・)
 
南圃 選
 8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに  鵜雪  (春の味も楽しむ)
15 堆肥山二礼二拍手畑を打つ  風  (まず農作業ができることに感謝)
16 春立ちて赤きリュックを買ひにけり  如水  (心も軽く身も軽く)
26 梅一輪見つけた路を又戻り  剣矢  (心地よい香りをもう一度)
28 まどろみを日課となせる春日かな  鵜雪  (加齢とともに皆同じかなあ)
 
 
【高 得 点 句】
 
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
  4点  8 菜の花を摘んで夕餉の彩りに  鵜雪
  4点 10 厨房の妻の鼻歌春近し  南圃
 
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
9点  鵜雪
9点  如水
 
 
【談  話  室】
 
 
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