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2018年06月
 
【清 記 一 覧
(兼題:夏暖簾)
 

















































 
 1 遅刻した訳をアジサイのせいにせり
 2 風ぬけるゆらぐ暖簾に小川の絵
 3 五月晴れ忖度風は葉の蔭に
 4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾

 5 梅雨晴れに我の生誕祝いなり
 6 風の径設へ揺らす夏暖簾 
 7 夕風や女将の吊す夏暖簾   
 8 軽暖や町屋につくる風の道

 9 庭を掃く箒の先の薄暑かな
10 山開き修験の道を御神体  
11 積読の一冊を手に梅雨籠り  
12 甚平着て下駄履き行くは異邦人

13 今日五つ明日は八つとミニトマト 
14 朝散歩つゆ浴び紫陽花美しか
15 頂いた筍飯を亡き妻に   
16 屋根上にいや五月の空に鯉幟

17 窓開けるゆっくりゆらぐ暖簾かな
18 冷求め居酒屋巡り夏暖簾 
19 やがて雨泰山木の花潔し  
20 マンションの塗替へ終はり濃紫陽花

21 半梅雨や忘れた傘は三本目   
22 大梅雨に避難促す広報車
23 緑風の蔭に誘わる登校かな 
24 池の端江戸より続く麻暖簾

25 代かきや映る雲間に脚すすぐ
26 かたつむり横断歩道の遥けきを
27 浮草の隙間に光るメダカかな
28 ジャガイモを掘る子供らに明日を見る

29 五月晴傘寿むかえし誕生日
30 歯抜け子のくわえて見せるさくらんぼ
31 夏至来るなぜに急かるゝ昨日今日
32 窓開ける吹きぬける風鳥の声

33 雨上がり紫陽花の色鮮やかに
34 翌朝は虚ろなまなざしW杯
35 杜若橋にたたずむ蛇の目傘
36 傘寿年呼びかけ祝うクラス会

37 箱眼鏡ついと水烏賊海底へ 
38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機
39 梅雨の朝あの揺れ抱く一刹那
40 独居に筍ご飯届きけり   
 
鵜雪
剣矢
伸平
南圃

左打
芳拙
如水


南圃
芳拙
如水


鵜雪
左打
剣矢
伸平

剣矢
左打
芳拙
如水

鵜雪
南圃
伸平


伸平
芳拙
南圃
鵜雪

左打

如水
剣矢

南圃
鵜雪

左打

芳拙
如水
伸平
剣矢
 

















































 
 
【選 句 内 訳】
如水 選
 4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾  南圃  (「飫肥の街並み」で決まりです)
18 冷求め居酒屋巡り夏暖簾  左打  (冷や酒の旨い季節になりましたね)
24 池の端江戸より続く麻暖簾  風  (蕎麦屋でしょうか「江戸より」に一票です)
28 ジャガイモを掘る子供らに明日を見る  鵜雪  (収穫の喜びは、人を育てます)
35 杜若橋にたたずむ蛇の目傘  風  (「杜若」と「蛇の目傘」の取合せが見事です)
 
芳拙 選
 4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾
 7 夕風や女将の吊す夏暖簾   
25 代かきや映る雲間に脚すすぐ
33 雨上がり紫陽花の色鮮やかに
38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機
南圃
如水
伸平
南圃
如水




 
 
剣矢 選
13 今日五つ明日は八つとミニトマト  鵜雪  (豊作嬉し、特別の美味)
20 マンションの塗替へ終はり濃紫陽花  如水  (素敵な街になりました)
27 浮草の隙間に光るメダカかな  南圃  (明るい日ざし、光るメダカ)
29 五月晴傘寿むかえし誕生日  左打  (次は米寿、卒寿)
36 傘寿年呼びかけ祝うクラス会  左打  (みんな一緒におじいさん)
 
伸平 選
 7 夕風や女将の吊す夏暖簾   
12 甚平着て下駄履き行くは異邦人
26 かたつむり横断歩道の遥けきを
30 歯抜け子のくわえて見せるさくらんぼ
40 独居に筍ご飯届きけり   
如水

芳拙

剣矢




 
 
風  選
 4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾  南圃  (訪ねてみたくなりました)
13 今日五つ明日は八つとミニトマト  鵜雪  (二、五、八調子の良さに一票)
28 ジャガイモを掘る子供らに明日を見る  鵜雪  (AI、20年後の世界は)
32 窓開ける吹きぬける風鳥の声  剣矢  (マンション住みには羨ましい限り)
38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機  如水  (老い二人には懐かしい一句)
 
鵜雪 選
11 積読の一冊を手に梅雨籠り  
25 代かきや映る雲間に脚すすぐ
31 夏至来るなぜに急かるゝ昨日今日
38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機
40 独居に筍ご飯届きけり   
如水
伸平
如水
如水
剣矢




 
 
南圃 選
11 積読の一冊を手に梅雨籠り  如水  (梅雨のこの時期読書のチャンス)
13 今日五つ明日は八つとミニトマト  鵜雪  (家庭菜園の楽しみ)
15 頂いた筍飯を亡き妻に  剣矢  (今年も一人住まいの友人に筍飯を届けた)
35 杜若橋にたたずむ蛇の目傘  風  (和装の麗人が静かに佇む)
38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機  如水  (天気予報でも洗濯日和と。)
 
左打 選
 4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾
 7 夕風や女将の吊す夏暖簾   
17 窓開けるゆっくりゆらぐ暖簾かな
21 半梅雨や忘れた傘は三本目   
30 歯抜け子のくわえて見せるさくらんぼ
南圃
如水
剣矢
鵜雪




 




 
 
 
【高 得 点 句】
 
  ・選句有権者数が3〜4名のときは3点以上
  ・選句有権者数が5〜8名のときは4点以上
  ・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
  4点  4 城下町飫肥(おび)の街並み夏暖簾  南圃
  4点 38 梅雨晴れや幾たび回る洗濯機  如水
 
 
【高 得 点 者】
 
  ・高得点者=得点が選句有権者数プラス1点以上の上位者1名とする
  ・同点が2名の場合は2名とする
  ・同点が3名以上の場合は該当なしとする
 
11点  如水
 
 
【談  話  室】
 
 
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