<日本料理店>

普段あまり行かない通り。
あるとき通りかかると、赤いちょうちんが2個ぶら下がった店が・・

看板上のほうには、小さくひらがなで

おかねもじ

!!

これは入ってみなくては・・ということで
日本人仲間で(おそるおそる)食べに行く


店内の壁には短冊がかかり
タイ語とアルファベットでメニューが書かれている

HIYASHI CHUKA
MISO RAMEN
YAKISOBA
SUSHI
GYOZA
TAKOYAKI
OYAKODON
TEMPRA UDON

などいろいろ・・

「てんぷらうどん!」と頼むと、あのうそれは切らしてます、という返事。
「それじゃ、冷し中華!」あのうそれも今はちょっと・・、と言う。
「たこやきは?」今日はありません。

で、結局、3人で
味噌ラーメンと親子丼と餃子にご飯を頼んだ
(〆て119バーツ)

←値段からすると、この餃子は空しい。
だいいち、千切りキャベツにかけてある
タイの甘いマヨネーズは×

左下は「皿に盛られた」親子丼
いいのか、これで。
味は薄甘味
付け合せのキムチ(らしきもの)が
微妙だ

下の味噌ラーメンは
細い麺に辛めの味噌、
もやしとニラと人参で
彩りはタイ人好み
(麺はのびているが
味はまあ○)

頼んだ品の他に
日本人が来た!
ということで、サービス品が運ばれてきた

スティック野菜と味噌
海苔巻(たまご、カニカマ、きゅうり)(ちゃんと酢飯だ)
デザートに西瓜(ちゃんと日本式に切ってある)


調味料などをどこで仕入れるのかと聞くと
シーラチャーに店があるのだそうだ。
シーラチャーはバンコクから東にいったところで
日本人がバンコクに次いで多く住むと聞いたことがある。
だから、日本料理店も何軒かあるようで
「おかねもじ」の板さんも、そこで修業したそうだ。

ただ、醤油はキッコー○ンを使わないと言う。
タイ人の舌には濃すぎるそうだ。
そういうぐあいだから、ここはタイ人向け日本食を供する店なのだろう。

「まさかロイエットに日本人がいるとは思いませんでした、
今後ともどうぞご贔屓に」と、お店のチラシと名刺をもらう。

うーーーん、もう来ないかなぁという感じなのだけれど
それじゃちょっと気の毒かな。

「うどんは昨夜売れちゃったので」というので、手打ちなのかと聞くと、そうだと言う。
毎日午後、打つそうだ。それなら食べてみる価値があるかもしれない。
もういちど、今度は夜に、打ち立てのうどんにチャレンジして合否を決めよう。


おかねもち

の正しい綴りも教えて店を出た。

11/13/'05

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