<変わりゆくロイエット>

2年ほど前に在住していた友人宛てのメールより、抜粋脚色。

ロイエットは最近、少しずつ「ハイソ化」してきているようです。
道路を走る車が増え、しかもこぎれいな車が多くなっています。
新築住宅建設が盛んですし、Macroに次いでHomemartのような大型店も開店しました。
ガラス張りの喫茶店や豆から煎れるコーヒーを出す店も増えました。

けれど、去年できたあのまずいタイ・ピザ店がまだつぶれていないのは、現、在住者一同、全く納得いきません!(何しろ、日本の初期の頃の安い冷凍ピザのように具が少なく、特にチーズがショボショボなのです、直径15cmほどで100Bもするなんて許せません。)

ボーコーソー(バスターミナル)のそばには、エステサロン登場!友人が私にパンフレットを持って来てくれましたが、私のレベルではそこはハイソ過ぎます。

あと、朗報は、ロイエット発コンケン行きエアコンバスが毎時出るようになったこと。毎月ノンカイに通っていた3年前にあったらどんなに便利だったでしょう!

そうそう、バスで思い出しました、ガソリン代の話です。去年は友人の100ccのバイクを満タンにするのに40Bぐらいだったのが、うなぎのぼりに上がって今では70Bを超えています。なんということでしょう!当然バス代も大幅値上がり。
バンコク行きバス代は(月星マークの1等バスで)去年270Bだったものが、今では349Bです。
ガソリン代値上がりの影響は他のサービス、商品価格にも波及しています。お馴染みカオマンカイも20Bだったのから25Bに上がった店があります。値段は同じでも盛りが減ったとか、無料の水が有料の水に代わったとか、店それぞれの工夫が見られるようになりました。ロイエットはまだいいほう。BKKはもっと高いのですから。

BKKの大型ショッピングセンター、マーブンクロンのクーポン食堂では、一品料理が35B、40Bもするのには参ります。飲み水も水筒で持参するのが賢いかもしれません。が、周りを見渡しても、私のように保冷水筒を持参する人より、10Bで冷えたペットボトルを買っている人の方がずっと多いのですが。

さて先週は私はスペインにいました。息子夫婦を訪ねて9日間の旅でした。あちらはユーロです。一皿5ユーロ、6ユーロはざら。これはつまり、250B、300Bの世界です。定食なら8ユーロ、9ユーロ!(実にハイソマダムでしたわ。)
あ、でも、あちらは乾いた暑い夏の真っ盛りで、多くの人がペットボトルごと凍らせた水を持ち歩いて、溶けた冷たい水を飲んでいました、あしからず。

8/1/'05

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