<投票日>

今日は下院議員選出選挙の日。

与党圧勝と予想されているようだが、どうだろうか。とにかく、政党同士が互いに揚げ足取り的発言をしたり、国民の皆様への公約も、ひとりあたり○○バーツ分を投入してあれこれします、とか必死の感がある。ま、政治のことはさておいて・・

ここ2週間ぐらいは、町の中心に大きな舞台が組まれて、選挙演説とそれにともなう余興、コンサートなどがあり、夜中まで音の聞こえてくることがあった。清く正しい選挙というものは世界中どこもなかなか難しいだろうが、ここタイでは、不可能という文字さえ浮かぶ。そう言い切ってはいけない、というこはわかっていても、そう言わずにはいられない風土というものはあるのだ。

 

←特に騒がしかった1番の街宣カー
(なかなか調子のいい応援歌を流す)

 

右端の看板は与党の9番の候補者

 

昨日まで、候補者名と党の番号を連呼したり、党のテーマソングを流していたりした街宣カーも見えず、町は静かな日曜日。でも、ここは県庁所在地。タイの選挙は県庁所在地など中心都市で行われると聞いたが、町を歩く人も少なく、いったいどこが投票所になっているのだろう。

<その66>登場の並んでいるタクシーの先をさらに進むと、お寺がある。この辺では大きなお寺だ。そこに人々が出入りしているので、もしやと入ってみると、寺らしからぬ地味な倉庫のようなところが投票所になっていた。

 

投票時間は朝8時から午後3時まで。

2/6/'05

<後日談>
特に騒々しかった1番の候補者アヌラック・チュリマー氏が当選した模様です。

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