<実の生る木>

何の変哲もないこの大きな木には
童謡に出てくるようなちっちゃな青い実・赤い実が生る。

ターコーブ

以前住んでいた学校の寮の前にもこの木があって
男子生徒が木に登ってこの実を摘んで食べていた。
先生もどうぞと摘んでくれたターコーブの実は、意外に甘くてさわやか
野生の味だ。


直径1cmほどのちっちゃな実、熟した赤いのを摘んで食べる。

先日、南部タイの友人の話では、
その町にはもうこの木はほとんどなくなっちゃった、
ひさしぶりに手に入ったのよ、と
皿に盛って出してくれたが、
木から摘んで口に入れる美味しさはない。

写真はロイエットの町の一角で見つけた木だが、
こんなふうに実の生る木が何本か、うちの周りには植わっている。


マヨーム

直径1.5〜2cmほどの小さな薄黄緑色の実は、齧ってみると酸っぱ苦い。
少しクリーム色がかった熟したのなら、苦味は薄らぐが甘くはない。
近くの銀行マンはこの敷地内に駐車スペースを借りて出勤してくるが
よくこのマヨームの実をもいでは齧っている。


ノイナー(釈迦頭)
(カスタードアップル)

この写真を撮っていたら、足元に蟻が寄ってきて噛むので退散。
写真中央に写っているのがノイナーの実。

よく見えないでしょう、
ロイエットからバンコク行きバスに乗ると通るパクチョンという高原町の店で撮った
立派なノイナーはこんなふう。


1kg90バーツもする高級品なので大きいこと!
 


チョンプー
(ローズアップル)

敷地内の池のほとりに植わっていて、そばに寄れず。
チョンプーの実は、黄緑と濃いピンクがあるが、これはピンク。
この木のチョンプーの実は小さく、あかちゃんの握りこぶしぐらいの大きさだ。

市販のチョンプーはもっと大きい

みずみずしくてさっぱりしている。

9/3/'06

戻る  <その111