<イサーンの未踏地>
ロイエットへ里帰り(?)したついでに連れて行ってもらった未踏地のいくつか。
まず、亀村!
「この村には陸亀がうようよいて、家の床下や小路をのたのた歩いている」
と、イサーンの案内書には出ていたので、期待大きく・・
ところが、訪れる人が結構いるようになって、公園化され、亀は集められてしまった。
訪れる人たちが、村の家々を覗いて行くのでは、村人も迷惑でしょうし、仕方ない。
さて・・
こんなふうに祀られているけれど、生きているのはどこどこどこ???
公園内をいくら探しても、なかなかいない。
竹笹の窪みとか、穴とかに潜んでいるようだ・・外は日差しが暑いし、出て来たくはないわね。
立て札には、「朝7時から9時、夕方5時から7時の間に、亀は餌を食べに出てきます」
と書いてあるではないか!なんと、出演時間が限られているようだ。
拍子抜けしてがっかりしていたら、いたいた1匹だけ。
10バーツで買った餌のきゅうりを与えてみると・・
目を細めてガブッと齧ってきた、ガブッガブッ・・
このアトラクションだけで、私は満足して引き返したが、
餌は余ってしまい、別のタイ人グループの人にあげてしまった。
ノンカイのある寺にて
大岩ゴロゴロの寺。中は・・
ただだだっ広い敷地に簡素な本堂があるだけ?
と思ったら、メコン川の景色が素晴らしく開けていて、公園のようになっていた。
木陰もあり、過ごしやすい。
対岸すぐそこがラオス
鯨のように見えませんか?ラオス側の寺。
ナコンパノムには名高いチェディが多いが、未踏のタート・ター・ウテンに参った。
とても簡素なチェディ。ここでも、目の前のメコン川の景色に目を奪われた。
川岸は畑になっている
メコン川のほとりはどこも大好きだが、今回久しぶりに訪れたノンカイ中心部ター・サデット辺りは
インドシナ・マーケットがアーケードになってしまい、単なる商店街のよう。
川岸は、ただいま拡張整備工事中。
川沿いにはゲストハウスが増え、外人用パブが出来たりして、変容しつつある。
イサーンはロイエット時代に、バスでずいぶんと廻ったから、その景色はとても馴染み深い。
今は乾季。その乾燥度や朝晩の冷え込みは、南部に比べると格段に大きく強い。
水牛のいる田んぼも茶色一色
けれど、二期作を行なっているところは、そこだけ鮮やかな若い稲の色がまぶしかった。