<寿司のルーツ>

父がメールで、テレビで放映されたからと、タイのプラー・ソムの話を詳しく書いてきてくれました。

ずっと以前にロイエットの市場で買ってきたことがあります。
上の写真のようにして売っていました。

「このままでもいいけど、揚げても蒸しても美味しいよ」と言われ
一切れ買って帰り、そのどれでもなく、「焼いて」食べました。

揚げ唐辛子と揚げニンニクをかけて。

また、それより以前、田舎の法事の席に呼ばれたときに、生でいただいたこともあります。

「日本のなれ寿司に似ているわ」と思いましたが、
どうやら本当に、このプラー・ソムは寿司のルーツのようです。

父のメールにはこう書いてありました。

作り方は、湖で捕れる鯉のような淡水魚を一晩岩塩で塩漬けにし、蒸し
たモチ米をまぶして3日間放置するというものです。その間に米と魚が発酵し、
特有の酸味とうまみが出ておいしくなるのです。

プラ・ソムが寿司のルーツと言えるワケ
プラ・ソムは、日本の寿司の元祖とされる「ふなずし」(現在も滋賀県琵琶湖周
辺で作られている)とよく似た、魚と米で作る発酵食品です。

日本の複数の研究者がこれまで寿司のルーツについて様々な調査・研究を行った
結果、もともとタイやラオス、中国南部など東南アジア地域で作られていたプラ
・ソムと同じような発酵食品が、紀元前に稲作文化とともに日本に渡来し、「ふ
なずし」から始まる現代の寿司への進化の大本となったと考えられています。

熟れ寿司(琵琶湖の「フナ鮨」、秋田の「はたはた鮨」など)の兄貴分だったのね、
イサーンのプラー・ソム

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