<チャオプラヤーの定期船>

バンコク都内を蛇のように流れている川、チャオプラヤーの定期船に乗って、あてもなく北上したいとずっと思っていたが、今回やっとその機会を得た。チャオプラヤー・エクスプレス。朝夕は通勤通学の足として頻繁に運行しているが、昼間は15分おき程度に、主に急行が行き来しているらしい。雨季のどんよりした曇り空の下、その定期船に乗ってみた。川は渋滞もなく、低い位置からの川べりの眺めもまた面白い。

本来は庶民の足だけど、格安で船旅が楽しめるから
外国人観光客も大勢乗ってくる。私もそのひとり。

水色のシャツの女性が
車掌さん。

バスと同じように、筒状の入れ物をカシャカシャさせ、
切符を切って小銭を中に入れている。

区間ごとの値段になるが、バンコク市内の南から
乗って、北のノンタブリーまで13バーツだった。

格安!

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

下の橋はなんという名前だったかしら、忘れた^^;

 

遠くにモスクが見える

そして終点は、北のノンタブリー。
町を一回り、1時間ほど歩いてきたら雲行きが怪しくなってきて
ドリアンをぶら下げた街灯を写真に収めるや雨が降ってきた。

船に乗ると雨脚が強くなり、ビニールシートを下げて雨を防ぐ船内はちょっと蒸す。

しばらくしたら雨も上がり、車掌さんの指示でビニールシートを巻き上げる。

シリラート病院

ワット・アルン(暁の寺)

キリスト教の教会も見えれば、モスクに中国寺院も見えてくる。

 

サートンに着き、下船。ここからBTS(スカイトレイン)のサパーン・タクシン駅に繋がっていて便利だ。

天気はよくなかったけれど、川風は気持ちよく、何より格安でちょっとした観光が楽しめた。

学校や会社、工場などは、独自の船着場を持ち、通勤通学口になっているのだろう。

チャオプラヤー川の水は決して浴びたくないけれど、渋滞知らずのこの船、また乗ってみたい。

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