<タイの造形物>

タイのどこに行っても、私の目を一番に引くのは、大きな造形物です。

先日伺ったメコン川沿いの小学校で、原点を見ました。

この大パパイヤを製作中の写真を見せてもらったのですが
竹ひごで骨組みを作って紙を貼って色を塗って・・
生徒も先生も一生懸命で楽しそうなのです。

今までずっと、各地でartを目にするたびに、
面白がりながらも多少幼稚だと感じてきたのですが、
ちょっと感想を改めました。
実物に近づけて作るうちに、そのものを観察し細部を捉えることが出来るのですね。
(かなり好意的解釈か・・・)

では・・

このひと月に撮り貯めた造形物の写真をずらずらと並べてみますのでご覧になってください。


 


龍シリーズ


ワニシリーズ

昔、ピチット県にチャラワンという寂しがり屋のワニ王子がいました。
県知事の二人の美しい娘をさらっていったため、県知事は、
「娘を取り戻してくれたものに娘をやろう」と言います。
たくさんの若者がワニのチャラワン王子と戦って命を落とします。
そこへ、高僧について修業を終えたクライトーンという若者が登場。
僧から授かった剣や布や知恵のアコムを使ってワニのチャラワン王子をやっつけて
県知事の娘を救い出し、妻としたということです。

という民話があるピチット県では、県の入り口にワニさんたちがお出迎え。

一村一品展示館前にも

公園には巨大なワニが・・


(お腹には部屋があって会議もできるそうですが、閉まってました)
もちろん、本物のワニを飼育しているワニ園もここにはありますよ。

また別のチャイヤプーム県のお寺にも巨大なワニがいました!





これは、あるお寺にあったものです。
このお寺では、お坊さんが別の作品に一生懸命色を塗っていらっしゃいました。
どれもこれも、稚拙です(すみません!)が、とっても温かみがあるので、かなり気に入っています。


恐竜シリーズ


涼しいことで有名なルーイ県には巨大温度計!

 


 


れっきとした軍敷地内のお店にはカモメの水兵さんならぬ航空兵さん


ペッブリ県のマイナーなビーチ(でも、手頃に楽しめそうな、タイ人向けリゾートのあるビーチ)、
ここプクティヤン・ビーチは、小さな静かな湾になっているのですが
どういうわけか、海の中に巨大なものが・・・

亀もいました・・


最後は衝撃的な、ある郵便局のマスコットガール

 


2009年8月16日

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