<煙害>

北部は山が多く、乾季は花も咲き過ごしやすいと聞いた。
3月末は暑季になっているが、それでもスコールもまだ多くない、
イサーンのような、乾季の澄んだ青空を期待して行ったら・・

空は薄青いだけ・・

山は霞んでいた・・・・・

そう、煙害なのだった。

そういえば、去年の今頃、メコン川を見に出かけた友人が
「真っ白で対岸も何も見えませんでしたよーーー」と嘆いていたのを思い出した。

田んぼや畑の収穫の住んだ土地を乾季に燃やして焼畑とするのは
イサーンでも見て知っていたが、
北の山の火は、人間の手によるのか、自然発火なのか・・?

とにかく、初めは、その程度でこんなに曇ってしまうものなのかしらと訝しかったが
実際、近くの山もかすんでしまうほど、山間の道路すぐそばにも火のついた場所があった。
(その写真を撮ったのだが、間違って消してしまった。消火になればいいけれど^^;)

日本なら春霞の季節。エアコンの効いた車内から見れば、そんなふうに見えないでもない。

パヤオ県には大きな湖があるのだが、展望台から見てもなんだかぼんやりと見えるだけ。


2008年4月6日

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