<黄金三角地帯>

タイとラオス、タイとミャンマーをそれぞれ隔てるふたつの川が合流する地点をゴールデントライアングルと呼ぶ。
どこがゴールデンかと思う。
アヘンの取引で設けていた人々にとってはとってもゴールデンな地域だったのだろう。

話はそれるが、ミャンマーのアヘン栽培地に潜入体験して書かれた
高野秀行著「アヘン王国潜入記」は、貴重なルポとしても、冒険記としても読み応えがある。

ゴールデントライアングル。
以前にも訪れたことがあるが、
今回訪れた観光客用の見晴台は
あまりにもけばけばしくて好きになれない。

3国が見渡せればそれでよいのに、これでは
見晴らしを妨げてしまっているではないか。

これより少し東に行ったところにも、寂れた見晴らしの場所がある。
(それでも、観光地しているが・・)

多少お薦めなのは、舟で、少し南のチェンセンへ行くこと。
それに乗ると、途中、ラオスの小島に立ち寄り、ビザやスタンプなしで上陸できる。
以前、そこで絵葉書を買い、切手を貼って投函、
ながーーーいことかかって日本の実家に届いたことがある。


遺跡のある、メコン川沿いの町チェンセンでの滞在こそ、お薦めしたい。


メコン川を中国雲南省からやってきた船が停泊している。

2年前のチェンセン訪問はこちら


2008年4月5日

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