地震も火山活動も、プレートの動きととても密接な関係があります。プレートについて、まずこちらで確認してきてください。
震央の分布と火山の分布
地震はプレートが沈み込む場所(海溝)付近に多く発生する
順番にラジオボタンをクリックしてみてください。
地震が起きる場所
![]()
プレートが沈みこんでいて押し合っている場所(海溝)に圧倒的に多いです。
また、プレートが生まれる場所(海嶺)にも分布しています。
地震が発生しやすいところ
2つのプレートがぶつかるところの付近 直下型地震
陸側プレート・地殻内部海溝型巨大地震
海洋プレートの沈み込みにひきずられる
陸側プレートの先深発地震
沈み込む海洋プレートにそった場所ほとんどの地震が地下200km以内で起きます。
700km以上深い場所では地震は起きません。岩石が力を受けて、たえられなくなると、地震が起き、断層ができたり土地の隆起・沈降が起こったりします。
断層や隆起・沈降についてはこちらで確認してください。
地震の起こり方
プレート内部の地震 直下型地震 兵庫県南部地震(M7.2)、濃尾地震(M8.0)
大陸プレートと海洋プレートの押し合いで、日本の地殻はいつも力を受けています。
マグニチュードが小さい場合でも、震源が浅いため、被害が大きくなりやすいです。
プレートが押し合って
地殻の岩石が力を受ける→ 岩石が
ひずんでくる→ たえられなくなり
岩石がこわれる→ 地震
プレート境界の地震 海溝型巨大地震 関東大地震(M7.9)、三陸はるか沖地震(M7.5)、南海地震(M8.0)
日本海溝より日本よりの、2枚のプレートが接している
部分で起きます。
規模が大きいので、被害が大きくなりやすいです。
海洋プレートが陸のプレートの下にななめにしずみこむ
↓
陸側のプレートがいっしょに引きずり込まれる
↓
ときどき反発してはね返る
↓
海底が大きく動き、巨大な地震になる心配されている東海地震はこのタイプです。
プレート深部の地震 深発地震
海洋プレートが地下深くもぐりこむときに、曲げられたりかたい部分にぶつかったりして岩石がこわれて起きます。
マグニチュードが大きい場合でも震源が深いため、被害は小さいことが多いです。参考:このほかにも火山活動にともなう地震・ダム貯水の際に誘発される地震・人工地震があります。
top > 大地の変化 > 地震 > 地震の分布と原因