顕微鏡のつくり
図は「鏡筒上下式顕微鏡」です。
調節ねじを回すと鏡筒が上下します。このほかに、「ステージ上下式顕微鏡」もよく使われます。
調節ねじを回すとステージが上下するタイプです。調節ねじ…ピントを合わせる
アーム…持ち運ぶときに持つところ
レボルバー…対物レンズを交換するときに回す
クリップ…試料(プレパラート)をはさむ
ステージ…試料(プレパラート)をのせる
反射鏡…明るさを調節
しぼり…光の量を調節(ステージの裏にある)
顕微鏡の使い方手順
プレパラート
プレパラートの作り方
1.スライドガラスの上に試料(見たいもの)をのせる
2.柄つき針で一端をささえながらガバーガラスをかける
3.水などがはみ出た場合はろ紙で吸い取るプレパラートの動かし方
顕微鏡で見る像は上下
左右が逆に見えます。見たい像を視野の中心
に動かしたい場合は
動かしたい向きと逆の
向きにプレパラートを
動かします。
倍率
倍率が高いほど、ものは
大きく見えますが、
見える範囲は小さく、
全体に暗くなります。倍率が高いほど
視野はせまく、暗くなる倍率は接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率で決まります。
顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率
たとえば、10倍の接眼レンズと40倍の対物レンズを使ったときの倍率は「10×40=400」より、400倍となります。
水中の微小生物
池などからとってきた水をビーカーに入れ、枯れ葉やしずんだ土に近いところの水をスポイトでとり、
プレパラートをつくり、顕微鏡で観察します。
緑色であまり動かない 緑色で動く 活発に動く
ミカヅキモ
ハネケイソウ
ミドリムシ
アメーバ
ゾウリムシ
クンショウモ
ボルボックス
ウチワヒゲムシ
ツリガネムシ
ラッパムシ
ワムシ
アオミドロ
ネンジュモ
ゾウミジンコ
ミジンコ
ケンミジンコ各生物についてもう少しくわしく知りたいときはこちらを参考にしてください。
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