電流・電圧・抵抗とは

電流はよく流れる水にたとえられます。電圧はその水を流すための水の落差(高低差)とされます。
高いところから水が落ちると、そこから流れる水の勢いが強くなるので、水がたくさん流れますね。
電源(電池)はその水を高いところまで上げるポンプ、抵抗は水の通り道に置かれた水車にたとえる図はよく見かけます。
水車は水の流れをじゃまするからですね。こちらで感覚でつかんでください。

電流電気の流れ
+から−へ流れる
電流の大きさを表す単位は
 A(アンペア)
 mA(ミリアンペア)など
電圧が大きいほど
電流がたくさん流れ、
抵抗が大きいほど
電流は流れにくくなる
電圧回路に電流を流そうとするはたらき電圧の大きさを表す単位は
 V(ボルト)
 mV(ミリボルト)など
電圧が大きい
流れる電流も大きい
抵抗電流の流れにくさ抵抗の大きさを表す単位は
 Ω(オーム) など
1Ω…1Vの電圧をかけたとき1A
の電流が流れる場合の抵抗の値
抵抗が大きい
流れる電流は小さくなる

電気用図記号

回路図をかくとき、図記号を使います。これだけ覚えておきましょう。
※新しいかき方で覚えてください。余力があれば、以前のかき方も現在使われている場合が多いので覚えておくとよいでしょう。

 

 


 

 

回路図のかき方

次の回路を回路図でかいて
みましょう。

・電気用図記号を使うこと

・導線は直線でかくこと

ヒント!

電流の通り道をチェックしてその順番にかいていきましょう。

順番にラジオボタンをクリックしてみてください。
@電源の+から電流の通り道をたどり、
   直列のものを順番に図記号で表す。

A電源の+から始めて直列のものを導線でつない
   でいく。(ここに電圧計が入ることはありません)

B並列のものを抵抗などの両端につなぐ。
  (ここに電流計が単独で入ることはありません)

C接続している導線の交わりにをつけて完成。

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