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簡易弾速測定器回路について

制御回路図一番上にある7805の回路は、5Vの電源回路で、ACアダプタや006P乾電池からの電源から、安定化された5Vの電圧を作り出します。

PTr1,2は赤外線のフォトトランジスタで、赤外線を当てるとオンします。普段は赤外線LED(LED1,LED2)からの光を当てておいてオン状態にしておき、BB弾が通過した時だけLEDからの光を遮るようにします。

BUZZERは、圧電ブザーです。5Vを印加するだけで鳴るタイプを選定します。大抵の圧電ブザーは、外部に別途発振回路が必要で、PICの出力端子に繋いだだけでは鳴らないので注意します(私も一回失敗した)。

IC2は、4ビットで表現された数を7セグLEDの各セグメント点灯パターンに変換するためのIC(デコーダIC)です。PICのピン数に余裕があれば、PICに本機能を含ませることも可能ですが、ピン数に余裕がなかったのと、ソフトが複雑になるため、今回は本ICを使用しています。

実際には1桁分しか表示できませんが、5m秒程度点灯させたら次の桁…という繰り返しを行っているので、人間の眼には、全ての桁が連続して点灯しているように見えます(これをダイナミック制御という)。桁の切替指令はPICから出ていますが、7セグLED1桁分の電流をPICで直接制御することができないので、トランジスタでオンオフさせることにし、PICはトランジスタにオンオフ指令を出すだけとしています。

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