Thaipusam
2012年1月30日〜2月8日
30日 地図 走行距離 172.1Km
パダンベサール ⇒ ペナン
 これからマレーシア目指してトランを出発します、トラブル等なければ今夜はペナンです。
出発間際になって雨が降り始めてしまいました、止むのを待っているわけにもいかないのでカッパを着て走ります、トランとパタルンの県境が峠でここの間だけ一車線になってしまうのです、道路の端も穴ぼこだらけで走りにくいのです、時にはトラックやトレーラーが走っているのか止まっているのかってぐらいトロトロしている時があって、普段でも追い越すのが大変なのに雨など降られると最悪です、それでもどうにか峠を超えてパタルンの町へ入る手前を右折した頃小降りになってきました、完璧に晴れたのはダンノックを過ぎる頃でした、そんなわけでパダンベサールに着いたのは11時半。
マレーシア入国 パダンベサールに11時半到着、すぐにタイ出国、とりあえずマレーシアのイミグレを通過して、マレーシアの車検証(?)はどこで発行してくれるのかそこにいたイミグレのお姉さんに尋ねてみた、親切に建物まで案内してくれる、そこでタイの車検証の英文訳やらを提出、書類に問題はなかったのだが、ナンバーの英語表記でのスティッカーが必要との事、作成出来るお店を教えてもらい行ってみる、自動車のは出来るがバイクのは出来ないと言われる、自動車用のでは大きくて貼れる所がない、事務所に戻ってその事を伝えるとタイ側にもあるからそっちへ行ってみろと言う、パスポートのスタンプが無駄に増えるだけじゃん、どうにかなりませんか?お代官様と泣きを入れる、すったもんだの末、ペナンで必ず作る約束が出来るかって言うから、間違い御座いませんでOK、だって前回そんな物作れなんて言われなかったし、今回だって黙って通れば通れちゃったんだし、ペナンで一生懸命探したんだけどスティッカー作る所が見付からなかったという事で勘弁な。
ここでの提出書類は
・タイの車検証
・タイの車検証の英文訳
・パスポートの顔写真ページ
・免許証
・マレーシアの保険
以上コピーで各一部、それと車体にアルファベットでのナンバースティッカーを貼る、これが正規手続きらしい(笑)。
31日 地図 走行距離 370.8Km
ペナン ⇒ クアラルンプール
 朝7時ホテルをチェックアウト、フェリー乗り場に向かう、半袖だと寒いので長袖を着る、順調に行けば、どうにかKLに午前中に着けると予想していたのだがKLまで150Kmの標識を過ぎたあたりから雨、又KLは雨になってしまうのか心配したがあと50Kmの所から小雨に、前回もKLに入るのに迷ってしまったが、今回も同じGPSを常時見ていられないので迷いに迷った、どうにか目的のホテルに辿り着いた時にはお昼もとっくに過ぎていた、KLには行きたい所は沢山あるのだが、今回は日本人墓地のみ、ホテルからバイクで10分ほどで到着、呼び鈴を押して門を開けてもらう。
1日  地図 走行距離 331.4Km
クアラルンプール ⇒ ジョホールバル
  朝7時にホテルの朝食を食べてチェックアウト、ジョホールに向けて出発、ついこの間通った道だし、昨日と違って晴れ、走っていても暑い、高速道路なのでタイを走る時よりも早い、と言っても70から80Km程、それでも遅くてマレーシア人に次々と抜かされて行く、早く走ってもいいのだが、視野が狭まって周りを見ている余裕がなくなるのでこの程度、タイじゃきょろきょろしながら走るので60Kmぐらいがいいとこ、でもマレーシア人早いよ、片手運転のお姉ちゃんにまで抜かされて行く。
  1時半ジョホール到着、シャワーを浴びて、シンガポールに「オートパス」の申請に行く。
ジョホールまで168Km 料金所 バイクは左端の迂回路で
ジョホールまで168Km料金所 バイクは左端の迂回路で
黄色い建物は昔のジョホール駅か? シンガポールだけど、バイクでの出国の様子
黄色い建物は昔のジョホール駅か?シンガポールだけど、バイクでの出国の様子
2日3日
ジョホール ⇔ シンガポール
100cc de Singapore
4日 地図 走行距離 386.2Km
ジョホール ⇒ シャーアラム
時計台 朝、薄暗いうちにホテルを出て、って随分早そうだけど7時少し前、昔イギリスがこのあたりで威張っていた頃、香港と時差がないようにしたとかって聞いたような気がする、香港はいいけどマレーシアではちょっとってな感じだな、まあそんなんで7時でもちょっと暗い、そんな中をジョホールから北上する、予定では本日もシンガポールなんだけど、連日雨ばっかりでやる気が失せてしまったのです、で、今日はKLの隣のシャーアラムに来たのですが、ブルーモスクがあるという事しかわかりません、とりあえずホテルにチェックインして、モスクへ行ってみました、中東のモスクを見た事のある私には別段どおって事のないモスクでした。
5日 地図 走行距離 280.0Km
シャーアラム ⇒ タイピン
 朝、7時にホテルを出て北上、一日早くシンガポールを切り上げたので今日はタイピンに泊まり、明日ペナンに入る事にする、南国とはいえまだ陽も昇らないので寒い、7時半頃に日の出、8時過ぎに少しは暖かくなる、9時頃からやけに車が多くなる、こんなに車が走っているのをみるのは始めて、日曜日って事だけではなさそうだ、パーキングにも沢山の車が止まっているし、そのうち徐々に減っていってイポー近くではいつもと同じくらいの交通量に、皆どこにいったんだろう?
北京酒店 1929年に建てられた建物、日本軍駐留中は憲兵隊本部として使用されていたらしい 今日はたらたらと走って来たんだけど、昼前にはタイピン到着、早速「北京酒店」にチェックイン、ここは 1929年に建てられた建物で、旧日本軍の憲兵隊本部だったらしい、入り口で新聞を読んでいたおじさんがそんな話をしてくれた、タイピンにはマレーシアで最初の動物園だとか刑務所だとかそんなのがえらくあるらしい、街を見ても古そうな建物が沢山ある、それだけ古い街なんだね。
 そうそう車が多かったのは祭日が続くから、今日がマレー人の祭日、明日は中国人でその次はインド人だそうだ、詳しい事は聞かなかったけど、 多民族ってのも面白そうだな。
All Saints Church 嶺南古廟
All Saints Church嶺南古廟
英連邦戦没者墓地 日本橋って地図にはあるんだけど、これ日本か?
英連邦戦没者墓地日本橋って地図にはあるんだけど、これ日本か?
6日 地図 走行距離 120.3Km
タイピン ⇒ ペナン
戦争博物館 今日は100Kmほどなので夜が明けてからホテルを出る、ぼーっとして運転していたもんで、曲がるところを曲がらずちょっと遠回りをしてしまった、ペナンに入ってホテルに行く前にペナン島の南にある「戦争博物館」へ行ってみる、ペイント弾なんかで戦争ごっこなんかも出来るらしい、地図なんかも掲示してあったがよくわからない、入場料が35リンギット、そんだけ払う価値あるのか?入らなかったんでわからない。
 その後チュリア通りのホテルへ、途中のコムタ前が凄い混雑、ヤシの実割りをしているらしい、ホテルにチェックインしてコムタへ行く。
タイプーサム前日のコムタ前 慈済宮
タイプーサム前日のコムタ前慈済宮
Kapitan Keling Mosque 観音寺
Kapitan Keling Mosque観音寺
7日 地図 (タイプーサム
ペナン
 今日はタイプーサムの日なんだが、どこでどう見物したらいいのかわからない、とりあえずヒンドゥ寺院に行ってみる、ホテル近くの寺院では別にお祭りって感じじゃない、しょうかないのでぶらぶらと市場など通ってコムタの向こうにある寺院に行って見た、道を挟んで両側にあるんだが、左側は普段通りのようだ、そこを出たとたん向かいの寺院から楽器の音が、急いで行ってみると、やってましたよ、写真にビデオにと忙しい、釣り針様なもので小さな壺やみかんを吊るしている、痩せた背の高いのは背中にロープ付きの鈎針、そこで用意が終わったのか全員で寺院を一回りして外へ、この一団と一緒に行けば良さそうなので付いて行く、途中そんな人達が合流してどこかへ向かってるんだけど、暑いのと同じような人達ばかりなのでやんなっちゃって引き返す、この先何があるのかわからない、夜には寺院で何かあるらしいのだがこれもパス。
 「タイプーサム」の写真は地図の二つ並んだ寺院から左の赤い噴出しの間で撮ったもの。
市場 Arulmigu Sri Kamatchi Amman Devasthanam Hindu Temple
市場Arulmigu Sri Kamatchi Amman Devasthanam Hindu Temple
Nagarathar Sivan Hindu Temple タイプーサム
タイプーサム
 昔シンガポールで見たのは、鈎針でみかんなんかを吊るしているのは同じだけど、担いでいる飾りも鈎針で支えていたように記憶しているんだが、違ったのかな、過激なので本国(インド)では禁止って言われているけど、タイの「キンチェー」の方が過激じゃないのか?、去年のトランでは規制されたと言っていたが。
8日 地図 走行距離 144.1Km
ペナン ⇒ Bukit Kayu Hitam
 朝7時、まだ薄暗い中フェリー乗り場に向かう、もう何回か通った道なのと今日はハジャイ泊まりの予定なのでタラタラと行く、今日越える予定の国境はこの間地図を見ていて見付けた新しい国境、アロースターを超えたあたりで高速を出るはずなのだが、いつまでたってもGPSの指示がない、このまま行くとダンノック国境へ行ってしまう、GPSの表示を縮小してみた、なんとダンノック国境からタイへ入ってタイ側からその国境へ行くようになっている、再検索やら時間優先、距離優先と設定を変えても同じ、今度はその国境周辺を拡大表示してみた、マレーシア側に道ないじゃん、これじゃ行けないわ、GPS屋が入れてくれた地図が古いのか?国境の座標は(6.472373,100.709739)なんだけど、グーグルでも道はない、でも航空写真で見ると作られてはいるようだ。
 そんな訳で今回は新国境通過は諦めてダンノック国境から入る事にする、そうなるとハジャイに泊まってもしょうがないのでトランに帰る事にする、マレーシア、シンガポールのバイク旅トラブル・事故もなく無事終了。

タイプーサムメニュー

100cc de マレーシアメニュー

メインメニュー