新潟県産オオクワガタ
学名 Dorcus hopei binodulosus
言わずと知れた国内最高峰のクワガタですね。最近ではブリード個体がペットショップやオークションでも比較的安値で販売されてます。逆に血統によってはビックリするほどの高額で取引されている個体もありますが・・・。
しかしWILDを採取する事は難しく生息ポイントを見つけるのは大変です。(根気が必要かも?^^;) ここでは自己採取個体をブリードしていこうと思っています。
・新潟県産 WF1 ♂73_ ・新潟県産 WILD ♀40_
2006 飼育記はこちら
2007/03/06 05-W35系♀羽化
昨年の12月に15gに成長していた新潟県産オオクワガタの♀が羽化しました。
ビン底に蛹室を作ってしまったのですが、なかなかクワガタ飼育に費やす時間が取れませんでしたので羽化前まで引っ張り急遽人工蛹室に移動させました。
無事に羽化したのは良かったのですが、残念ながら成虫サイズとしては思った程伸びていないようです。
固まり次第サイズを計測してみます。
2007/05/20 06-WD40系♂羽化
先日の♀個体は予想通り48.5mmとサイズは出ませんでした。そして徐々に新潟県産オオクワガタが羽化してきています。
今回はどのWF1系統も♀に偏っている為、系統によっては羽化不全の♂も貴重な存在です。
画像は去年の10/20に割り出しをした06-WD40系統の♂です。サイズは小振りですが、この系統も♂不足なので貴重な1頭です。
2007-2008 ブリード開始
2007/10/24 07-WILD43系 割り出し
今シーズン採取した新潟県産WILD♀43mmの割り出しをしてみました。
9月上旬にセットを組んでいましたので、期間は1ヶ月半程度です。
産卵木を割り出してみると幼虫が7頭(左画像)、そしてマットの中に2頭の存在していましたので計9頭の幼虫を確保出来ました。
多すぎても目が届かないので管理する数としては丁度良いです。
後日、別系統の割り出しをしてみます。
2007/11/11 07-WILD36系 割り出し
今シーズン最後に採取した新潟県産WILD♀36mmの割り出しをしてみました。
既に産卵木からは幼虫の食痕が見えており幼虫の生存がわかっていたのですが、割り出す時間が無く遅くなってしまいました。
セット時期と細めの材1本でしたので数は期待していなかったのですが8頭の幼虫を確保出来ました。(内2頭の状態が悪いので危険ですが・・・)

今シーズン最初に採取した34mmは撃沈でした。
2008/01/27 07-WILD43系 ビン交換
去年の10/24に初令を投入して3ヶ月経ち、菌糸も食い尽くされてきたビンが出てきましたので交換してみました。
画像は普段ブロックを崩す際に排除していた菌の皮膜部をメインに詰めたビンに初令時に投入した幼虫です。
普段捨てている様な物を詰めた物でも20g程度に成長するんですね。
とりあえず2本目も皮膜メインのビンに投入してみましたが、今後この幼虫はどこまで成長してくれるでしょうか?
2008/03/16 05-WILD35系 前蛹になりました
2006年9月4日に割り出した系統の♂幼虫なのですが、幼虫期間18ヶ月経つ間に色々とショックを与えてみたのですが、まったく効果無し・・・。諦めかけていたところ蛹室も作成出来ずに前蛹になりました。
このままでは蛹化で失敗する可能性もありますので、これから人工蛹室に移動させる事にしました。
無事に蛹化→羽化まで持って行きたいところですが・・・。