新潟県産オオクワガタ
言わずと知れた国内最高峰のクワガタですね。最近ではブリード個体がペットショップやオークションでも比較的安値で販売されてます。逆に血統によってはビックリするほどの高額で取引されている個体もありますが・・・。
しかしWILDを採取する事は難しく生息ポイントを見つけるのは大変です。(根気が必要かも?^^;) ここでは自己採取個体をブリードしていこうと思っています。
・新潟県産 WF1 ♂73_ ・新潟県産 WILD ♀40_
2005 飼育記はこちら
2006/01/25 青カビビン交換
青カビに襲われていた菌糸ビンです。こんな感じも物が全体の2割ほどあったのですが交換する暇がなく、しばらく放置していました。
やっと交換する時間が出来ましたので、ビンを掘ってみると内部のオガ粉には青カビが少なくて安心しました。
しかし交換したビンのオオクワガタの幼虫の体重を量ってみると、縮んではいないものの3ヶ月以上経過してほとんど変化なし・・・。
やはり青カビは幼虫に対して何らかの悪影響を与えているのでしょうか?! 青カビビンを全て交換出来たわけではないので、今後時間をみつけて交換作業をしていく予定です。
2006/02/25 大失敗!
時間を見つけながらビン交換をしていた最中だったのですが、オオクワガタの幼虫の80%ほどが蛹室を作っています。
この原因は初歩的なミスです。我が家はしかっりと温度管理をしていないので、低温になると茸が発生してきます。それを嫌ってビン交換をした幼虫から暖かい部屋に移動した為、蛹化のスイッチが入ったと思われます。
後は無事に蛹化→羽化してくれる事を祈りましょう。
2006/03/08 続々と蛹化
先日から続々と蛹化が始まっています。
今回は不思議な事に♀より♂の方が早いです(^^;) そこで数頭の♂蛹を見てみようと、露天掘りしてみました。
♂の蛹はどれを見てもパンパンに腫れているので、全部形が立派に見えるのは私だけでしょうか?(^^;)
オオクワガタは形でも大きさでも楽しめるので良いですね〜♪さて成虫になるまでもう少しの辛抱ですね。
2006/03/21 ♀蛹が水没
オオクワガタ♀の様子を覗いていましたら、ある♀の蛹室内が水没していました。ビン底に蛹室を作っていましたので、脱皮準備の為に排出した水分が底に溜まってしまったようです。
既に足が動き始めていて羽化間近でしたので急遽露天掘りし、溜まっていた水分をティッシュで拭き取ってあげました。
数分後には羽化が始まり、応急処置が間に合って良かったですC=(^◇^ ; ホッ!
2006/03/26 第一号が羽化(C-D系統)
先月末に先陣を切って蛹化していた新潟県産オオクワガタWF1の♂が羽化して数日経ちましたので、この度掘り出してみました。すると全体的に非常に細い感じのオオクワガタが姿を現しました(^^;)
今まで同産地の♂を我が家やクワ友さんなどの所で見てきましたが、この産地でここまで細い個体を見たのは初めてです。ある意味愛敬があって良いかもしれませんね。サイズは69mmでした。
今後は別の3系統のオオクワガタWF1が羽化してきます。
2006/04/03 続々羽化(C-E系統)
3/8に蛹画像を掲載したWF1個体が羽化しました。
これはC-E系統として管理しているのですが、兄弟の形状は非常に良く似ています。サイズは私の温度管理ミスで小さい物(60mm後半)が多いのですが、顎の形状が滑らかな感じなので個人的にお気に入りです。
これから体が固まりサイズダウンしても70mmはキープしてもらいたいですね。
2006/04/23 C-E系統のサイズ計測
上記のC-E系統の♂個体が固まりましたのでサイズ計測を兼ねて取り出してみました。願いが通じたのかサイズは70mmを何とか超えて71mmでした。
頭幅もそこそこあり体は細すぎずと言った感じです。欲を言えばもう少し腹部が小さいと良いですね。
この系統の♂は数頭居るのですが、羽化したばかりの個体群の中で画像の個体より顎の湾曲が微妙に強い♂も出てきています。
2006/04/30 C-C系統のサイズ計測
C-C系統の♂が固まりましたので掘り出してみました。画像の♂はディンプルも無く腹部が締まっていて体のバランスが良さそうです。ちなみにサイズは69mm。
しかしこの系統は顎先だけ内側に入っている♂や全体的に細身な♂等、かなり個体差がある系統です。
好みは画像のような形状の♂なので、この形を維持しつつサイズアップを図りたいのですが個体差を考えると固定化は難しそうな感じですね。
2006/05/13 C-B系統のサイズ計測
画像は69mmのC-B系統で2005-2006シーズン最後のWF1です。この系統は顎が少々湾曲している感じの♂が出てきました。バランスとしては頭幅がもう少し欲しいところでしょうか。
今期は4系統のWF1を見比べてみましたが、オオクワガタの個体差による形の違いは面白いですね。

それでは数日後(?)に2005採取の2♀(WILD)をセットしてみようと思います。
2006/05/21 産卵セットに投入
2005年採取の新潟県産オオクワガタ♀を産卵セットに投入してみました。飼育スペース上、産卵木はコナラ材1本のセットです。
当初の予定では5月初旬に組みたかったのですが、♀を起こす時期が遅くなったので予定より少々遅れてしまいました。
エサ交換をしながらこのまま1ヶ月ほど様子を見てみようと思います。
無事に産んで欲しいですね。
2006/09/04 05-WD35mmの割り出し
6月末まで様子を見ていたのですが産んでいる気配が無かったので、その後材を1本追加し2ヶ月が経ちました。そこで2005年採取個体35mmの1本を割り出しをしてみました。
非常に良く朽ちていましたので素手のみで割れたのですが、食痕は見つかるものの幼虫の姿が見つからない・・・。辛うじて3頭の幼虫を捕獲したのですが、それと一緒にカミキリムシの幼虫も混ざっていました。食痕からみて3頭は少ない気がしますので、カミキリムシの幼虫に捕食されてしまったのでしょうか?
とりあえず3頭は菌糸に投入です。
2006/10/01 06-WD33mmの割り出し
今期2006年7月23日に採取したWILD33mmを産卵セットに投入して1ヶ月半ほど経過しましたので、セットの割り出しをしてみました。
セットは2本の材を使用していましたので、まず1本目を割り出していくと食痕と共に7頭の幼虫が採れました。
勢いにまかせて2本目を割り出し始めた直後、材から卵が出てきましたのでもう少し期間をおいて卵が孵化してから2本目の割り出しに望みます。
2006/10/20 06-WD40mmの割り出し
今期2006年8月12日に採取したWILD40mmの割り出しをしてみました。1週間ほど前に産卵セット内に2頭の幼虫を発見していましたので、幼虫の数を期待していたのですが材の中からは4頭の幼虫が採れただけでした。
結果的には6頭でしたが良しとしましょう。
既に♀は材の中で眠りについているようでしたので、このまま越冬してもらう事にしましょうかね。
2006/11/07 WILD♀の気紛れな行動!?
今期最後に採取した06-WD38♀は9月末にセットしてみたのですが、今まで産卵しそうな気配もなくいました。
半ば諦め越冬準備まで間産卵セットに入れたままにしていたのですが、本日様子を覗いてみると産卵材を少々削るような行動をとっていました。
食欲も旺盛で、これが越冬準備によるものなのか?産卵行動なのか?わかりません。
時期的に微妙ですが少しでも産んでくれるでしょうか・・・無理かな。
2006/12/03 05-W35系から大き目の♀幼虫
9月4日に割り出した05-WD35系オオクワガタの菌糸交換をしてみました。
すると画像の様な15gの幼虫が出てきました。
グラム的に小さい♂かと思ったのですが、卵巣が見える為♀のようです。
我が家では珍しいグラムサイズの♀幼虫なので、ちょっと嬉しいですね。
羽化までが楽しみです。
今後は年末年始あたりにビン交換が続きそうです。