江戸城慶長度本丸図


『江戸城慶長度本丸図』

『江戸城慶長度本丸図』

徳川家康が行なった天下普請後の江戸城本丸図

 この図は、徳川家康が行なった天下普請により完成した江戸城の縄張りを表しています。
資料による歪みが大きすぎ、建物(御殿)の形状が把握しづらいですがおおよその位置で落とし込んでみました。
名称は『ビジュアル版 城の日本史』を参考にしています。
 現在見られる縄張りと比べると濠の形状がかなり異なります。最大の違いは「慶長度天守」と呼ばれた天守が本丸の中央寄りにあったこと、北側に出丸が存在していたこと、その濠の位置は現在の天守の位置にかかってくるということです。
なお等高線は現在のものなので濠の形状の違いを確認する際の参考にして下さい。話題となった『江戸始図』とはまた違う見解になるかとは思いますが今後の研究の助けになればと思いアップしました(富士見三重櫓の有無、富士見丸の解釈など)。

概要

 MacintoshとAdobe Illustratorを使って作成した『江戸城慶長度本丸図』です。

このページに関するご意見・ご感想などがあればこちらのブログまでお寄せ下さい。

Revised 9/2/2020

城郭 >江戸城 >江戸城慶長度本丸図