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2003年3月中旬、その後。 2007年、2月11日である。 アメリカは、イラクに侵略し、フセインを捕まえ、勝ったかのようだが、 テロの反発は終わらず、いつまでも続いている。 フセインは、スンニ派だった。そして、イラクの人々の多くは、シーア派である。参考 さらに、シーア派は、アメリカが嫌いな、イランの政権主でもある。 そして、他のイスラム各国は、スンニ派が多いが、・・・民主主義がない。 多くは、王国であり、王族が、豊かな暮らしをしているが、民衆は、虐げられている。 しかも、その事実は隠されている。 つまり、欧米に石油を供給すると云う条件で、王族の利権は、欧米に守られ、 そして、民主主義は踏みにじられている。 このことは、公然の秘密である。 どこを見ても、すぐ分かることである。 ただ、みんなそのことに触れようとしない。 そして、王国達の多くは、スンニ派である。 そして、唯一の民主主義国イランは、シーア派である。 そして、イラクの多くは、シーア派である。つまり、本当に民主主義がイラクに根付けば、当然イラクは、シーア派が強くなる。 そして、アメリカは、イランが嫌いである。 と、いうより、イランは、支配を嫌うから、アメリカに逆らう行動をするのだ。 民主主義が、イスラムの国に根付けば、当然、アメリカの支配に反した国々になる。 なぜなら、アメリカの合理主義的資本主義は、イスラムの民衆の嫌いとするところだからだ。 20070218 アメリカが方針転換として、北朝鮮に見返りを与えました。 せっかく、北朝鮮の上位層のみに苦しみを与えるといわれる、金融制裁をやめるそうだ。 なぜか、イランへ戦争を仕掛けるために余裕がなくなったためではないか。 イランは、民主主義国である。選挙を行っている。 しかし、サウジアラビアなどの他の中近東諸国は、王国が多い。 民衆は、虐げられている。 そのイランを叩けば、民主主義は、いったんなくなるが、やがて、イスラムの各国で民主主義が盛り返してくる。つまり、反米・王国反対・民主主義が。 アメリカが、自国の利益のために戦争をしかけることは、公然の秘密だ。誰でも知っている秘密だ。 問題は、今後、世界がどうなるかということ。 イスラムは、原理主義者が増えていく。ただし、民衆が虐げられ、生きることが苦しいから、今の暴力的原理主義も、生きているが、 民主主義がひろく中近東に行き渡ると(今は王国が多い)、そして、ある程度の豊かさが、民衆に行き渡ると、原理主義は、やはり一部の変な人の集まりとして、民衆に見放されると思う。それまで、だいぶ先ですが・・・ どちらにしても、欧米とイスラムは、ライバル関係で行く。十字軍の時のように戦うことは、ないだろうが、(戦いはイスラエルとの戦いはあるが)思想と経済の戦いだろうと思う。 |