温室紹介
まずはDELTA SPACEの温室のご案内から

 温室は、普通の一戸建て住宅の地下にあり、10畳の広さです。コンクリート壁のペンキ塗り、クッションフロアの床張りなど、できることはすべて自分でやりました。ラックはLアングルと角パイプ、ネジ止めにしてあり、材料はすべてステンレス製です。材料の購入、カット、穴あけ、組み立てまで自分の手作業です。また、蛍光灯の取り付け、配線、エアパイプの配管なども引っ越しまでの一週間ほどですべて自分で仕上げました。部屋以外はすべて手作りの温室という感じです。
 ドアを開けるとまず目に入るのが、120cmのダトニオ水槽です。一番大きいのは37cmあります。これは桜の葉くらいの大きさから育てました。あとの2尾は途中でもらわれてきました。
水槽は全部で121本
ペアリング用S水槽45本
稚魚用S水槽18本
ストック用M水槽15本
ストック用L水槽32本
ストック用45cm水槽9本
90cm水槽1本
120cm水槽1本です。

写真はストック用M,L水槽です。
 向かって左最上段が稚魚用S水槽、下3段がペアリング用S水槽です。左にあと10本、一列に15本並んでいます。
 右側がストック用M、L水槽、12列4段、1本分のスペースを物置用に使って、47本あります。
写真中央、ラックの角の部分にブロワーを2台置いています。
 稚魚用S水槽、濾過器として漏斗をふせて使っています。使い方については別の項で説明します。稚魚は生後一ヵ月半ほどこの水槽で育て、その間、一週間に一度水換えをし、丸洗いはしません。
 雄のストック用水槽、濾過器はブリラントフィルター、大磯に埋めて使っています。一週間に一回の水換え、月に一度丸洗いをします。
 雌のストック用水槽、メンテナンスは雄用と同じです。
 ペアリング用水槽、一週間に一度の水換え、二、三週間に一度の丸洗いです。セットの方法は別の項で説明します。
 稚魚用の予備水槽と生まれたばかりの稚魚を一時置いておくプラケースです。
 生まれたばかりの稚魚をここに一週間ほど、産卵箱にいれたまま置きます。2,1リットルのプラケースにミニ産卵箱が二つ入ります。ハリ病の予防に塩が少々とメチレンブルーを入れてあります。メチレンブルーを入れると稚魚がブラインシュリンプを食べ残しても腐らず、水が悪くなりません。こうしている間に稚魚のストック用水槽のやりくりができます。
 この方法についてものちに別の項で詳しく説明します。
 
 温室の一角が洗い場になっています。シンクは大きめの90cmを使用、水栓はサーモスタットのついたシャワー用を利用し、シャワー用のホースを浄水器につないで給水に使っています。
 流しのすぐ横にブラインシュリンプの孵化器を置いています。
もうひとつのコーナーにはパソコン
冷暖房はこのエアコン1台です。真夏、真冬とも一日7〜8時間の使用で間に合います。


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